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白陽国物語 〜蕾と華と偽華の恋〜  作者: なななん
第二部 高位女官と一族の掟
26/77

序章

 



「待ちなさいよ!!!」



 はぁはぁと肩で息をして、でも思いっきり叫んだ。

 そうでもしないと男が馬を駆けてしまいそうだったからだ。

 そして、馬が走り出してしまえば、あっという間に視界からいなくなってしまう駿馬だと、身をもって知っていたから。


 いまこの時、声を上げなければ、

 もう、会う事は出来ない。


 ゆっくりと馬首を返した男は、相変わらず無表情だった。


 そして、相変わらず、気は見えない。


 それが口惜しくて、唇を噛んだ。


 拠り所が使えない相手と対峙するには、

 正面からぶつかっていくしかない。


 まだ自分の気持ちに整理がついた訳じゃない。


 でも、


 来てしまった。



 ここに。



 この場所に。






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