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風が少女へ語る時  作者: 胡桃パンの元
第3章 水の加護を持つ少女
30/44

第30話

読んでくださり猛烈に感動!

評価いれてくださると凄い励ましになります!

地味に宣伝(?)入れる奴。はい自分です。

殴る。 ぐはっ。


夜。

どこかでフクロウがほうと鳴いている。


住宅街の一軒家の一つ。

普の部屋はまだ電気がうっすらと灯っていた。

普は昨日の日記をつけている最中だった。


美野里先輩に妖精だの契約だの話したことや光玉達の事。

そのとき脳裏に浮かんだ誰かの事。


「誰だったっけ。近所に住んでいた人? うーん」

今日の日記を書き終えると普は棚に日記帳を直した。


「重要な事なら思い出すだろうしね」

そう自分に言い聞かせる様に呟いてベッドに潜ろうとした直後。

ガツンとベッドの端に足をぶつけてしまった。

「いったーっ」


普は足を押さえて床にしゃがみ込む。

少し赤くなっていたが問題はなさそうだった。


もう時間は遅いので早く寝ようと思った時、ちらりとベッドの下に何かが見えた。

「……ノート?」

小さな埃まみれの古い日記帳だった。恐る恐るベッドの下に手を伸ばしてつかみ取る。

ぺラリとめくれば普が小さい時の汚い字が並んでいた。


きょうは、おかあさんとお買いもの。おやつをかってもらった。うれしい。


読みにくいし、正直雑な文章だと思った。

小さかったから仕方がないかもしれないけれど。

普は何となく続きを見たくなってページをめくる。


きょうは、のんちゃんとすべりだいであそんだ。たのしかった。またあそぶ。


きょうは、のんちゃんとおはなをとった。おへやにかざった。とってもきれい。


おはながかれてた。さみしい。またのんちゃんと、とりにいくよ。たのしみ。


飛び込んできたのは一人の少女の名前。

普の日記帳を持つ手が震えた。

「あぁ・・・・・・ああぁ・・・・・・」

この日記がこんな場所にあったわけがわかった。

見たくなかったからだ。

もう二度と、見たくなかった名前だった。


普の手から日記帳が落ちる。

ぺらぺらとページがめくられながら日記帳は床に落ちた。


どのページにも同じ名前が、

その子の名前が入っている。

書かれている。

「あぁ……ああああ……」

両手の、足の震えが止まらない。



かぜさんにあった。やさしかった。また会いたいな。



ぴたりと震えが止まった。

そのページにだけ書かれない少女の名前。

書かれているのは一人の人物。


「かぜさん?」


おなまえきいたよ。きこえにくかったけどはくっていうのはきこえたよ。かぜさん、はくっていうんだね。


普はそのページを凝視して、次のページをめくってみたがそれから先は書かれていなかった。

先ほどのページから最後のページまでめくってみるがどれも白紙。

「はく……?」


その名前はどこか普を安心させた。

ほう、とふくろうの鳴き声を聞いて、夜遅かったことを思い出しベッドに潜った。


布団の中で窓から射す月の光をちらりと見る。

一体誰だったんだろう。

普の頭の中に疑問が一つ残った。



『おやすみ、風さんの救い人』


月明かり照る夜。

ウサギの耳の少女【月神】玉兎(ぎょくう)が微笑んでいた。



A:なー、この章いつ終わるの?

B:終わるだの言っておきながら続いている。

A:はっきりしろよな~。

B:もっともだ。

作者:ごめんなさい。何か色々と……ね?

A:……作者。

B:……こんな所に。

作者:え?なあに?此処まで来てくれて感動したの?

A,B:ころせぇぇええええええええ!!

作者:ほぎゃぁぁあああああああ!!

A:今までの恨み。何かと晴らす!!

B:とにかく一発殴らせろぉぉおお!

作者:この仕打ちはなんだぁぁああ!?

A:わからん!

B:知らん!

A:どうでもいいけど!

B:殺意が湧いたぁああああ!

どかバキずどどどドカンばこんドガガガガ

   続く……?

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