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風が少女へ語る時  作者: 胡桃パンの元
第3章 水の加護を持つ少女
29/44

第29話

もう章が終わると言っておきながらまだ一つあった……。

誤字・脱字等ございましたら、教えていただけると幸いです。

読んでくださりありがとうございます!



『ったく、あいつ。俺を出して風神を捕まえて来いって言ったくせに何にも情報くれねえとか、ふざけんなよな!』

鳴神(なるかみ)は雷雲の上でぐうたらと寝そべりながら、雲の隙間を通して下の様子を窺っていた。


よし、君の今日からぐーたら一族だ!

一族への入族を認めようではないか!フハハハ


『あん? 烏の群れ? へへ、金烏(きんう)がいそうな場所じゃねえの』

鳴神は町はずれの森の烏が集まる場所に降り立った。


『へへ、お前ら、金烏をだしな』

鳴神は軽く笑う。


烏はいきなりのの来訪者に敵意をむき出しにして飛びかかった。

烏の連続攻撃が鳴神を襲う。


『ぐわっいてっ』

グワァー、グワー

『テッメエ痛えじゃねえかっわ!?』

攻撃がやむ気配はない。

烏達の攻撃に鳴神は少し逃げ腰になっていた。


『こんのヤローー!!』

とうとう鳴神が切れ、雷を発動させた。

烏達は異変を察知し一斉に飛びのく。

鳴神の周囲をピリリと雷電が走っった。


鳴神の顔には烏の爪に引っかかれた切り傷が複数残されていた。

『チクしょー……。いてっ』



その時、烏の群れの向こう側から人影が現れた。

漆黒の烏の翼。

赤い瞳。

太陽の光を思わせる金髪は力強さを感じる。


『鳴神か。来ると思ってたぜ』

それは、【太陽神】金烏だった。


『遅えじゃねえの? 金烏さんよぉ……ってぇ』

『そう言う鳴神は……どうしたその傷?』

『お前んとこのカラスのせいじゃああああああ!!』


:*:*:*:*:*:*


『暁闇に風神を捜せって?』

金烏はある廃屋の屋上で悪態をついた。

『お前も言われたんだろ? 風神の場所教えてくれたっていいじゃん?』

鳴神はぐっと伸びをする。

欠伸まで出てきた。教えてもらえるものだと信じ切っているようだ。


『嫌だね。教えない。自分で探せば?』

金烏の答えはすぐに返ってきた。それは、鳴神の予想と反対の言葉だった。

『はぁぁあああ!? なんで? 情でも湧いた?』

その言葉に金烏はむっと顔を顰めた。

『俺、面倒くさいのめっちゃ嫌え! 探すの面倒くせー!』

と、いきなり手足をばたつかせて暴れ始める。

 子供かよ。


自分より背が高く、年上である鳴神が暴れるのを見て、金烏は呆れてものも言えなかった。

『兎に角、俺は教えないから。じゃ』


金烏の背の翼が大きく開く。

黒い羽がいっぱいに広がって宙を煽ぐ。

金烏の体が宙に浮き、飛び立った瞬間、がしっと鳴神が金烏の体を捕えた。


『放せよ』

金烏が冷たく言い放つ。

『ちょっとくれえ教えてくんね? たのむって』


金烏は少し黙って鳴神を睨んだ後。

『面倒くせえっ!!』

ドッカーン

と一発、豪快な蹴りを鳴神にぶち込んだ。


『ぶはっ』

鳴神の身体は豪快に飛んで雷雲の上まで飛んでいったとさ。

キラリーン



『ちっ、……二度と来るな』

わあ~、金烏、怖~い。



A:へいへ~い!あとがきの時間だぜ!

B:ネタは相変わらず尽きかけておりますがね。

A:それを言っちゃダメだっつの。

B:はいはい、では、今回来ていただいたのは

A:【雷神】鳴神!

B:俺のセリフを取るな!

A:え~しらな~い

鳴神:へへ、俺の登じょ……

B:第一にだ!お前はいつも締まりがない!

A:はああ!?お前だってネタ切れだーの

鳴神:あ…聞こえてんの…

B:それは作者が頼りないからであって!

A:あー!人のせいにした!

鳴神:ち、ちょ…

B:お前も突然にぶりっこになったり叫んだり!

A:だ、だって別にいいじゃねえの!キャラ付け!

鳴神:テメエら…

B:キャラ付けだあ?自分でそんな事言うのは馬鹿だ!

A:なにおう!!

鳴神:俺を……無視すんじゃねええええええええ!!

 ビリビリビリビリビリビリビリビリ

A,B:ぎゃぁあああああああ!!

     続く……?

鳴神:けっ、ざまあみろ。

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