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弓兵はモンスターを駆る?  作者: 狭凪
第三章

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更新ヨシッ!

筆が走った時にチマチマ書いてるので凄く遅いです。

 あれから二時間経過して3つある依頼のうち、一つと半分をクリアした。クリアしたのは木々に紛れ込むのが得意な隠れサル野郎。毛皮が迷彩柄で隠蔽や隠密等のスキル持ちの中々のレベルだったため、まず見つけ辛いし見つけても隠れて攻撃をすることが優先なようで、別の隠れたサルが攻撃する間に見つけたサルが消えているので面倒だったが必要数が十数匹程度のだったから見つけた瞬間には高濃度毒矢を射掛けておいた。当たるか掠れば必ず死ぬので【速射】を使いつつ50くらい使ったところで完了の印が視界内に表れた。

 で、半分の奴が属性付きのリス、カーバンクル?的な奴なんだが数が必要な依頼なので隠れサル野郎のついでに罠を仕掛けたり、見つけた時に適当に狩っているをしていると半分くらい狩れた。ついでに目の前に落ちてきた奴を偶然キャッチしたら魔法を放とうとしたので握りつぶしたが、感触が微妙に夢に出てきそうなほどだったので小動物系にはやらないと心に決めた。慣れてしまうと現実でしてしまいそうだから。


「さて、小動物リスはどうにでもなるが邪魔者サルがいるとなるとボスをどうするかな?」


 そして三つ目の依頼であるボスらしきものを一匹討伐なんだが、一部の大々的に木々が開けた場所があり、そこに静かに鎮座していた。簡単に接敵できそうだが森林フィールドのどこに居るかわからないサルが討伐の邪魔になってくる。そして討伐目標がこれまた面倒なサイのモンスターで若干デカい。インド象の二頭分の体積のデカさで軽く撃った矢を簡単に弾いた。まあ、現実のサイでもただの矢なら皮膚で弾けるかもしれないが、こちとらステータスに武器補正込みの矢で貫けないとかかなり固くね?となって現在試行錯誤中。どうにかして至近距離から確実に矢をぶち込めたらと、隠れて待ち伏せしていたサルの面に矢をぶち込みドロップアイテムの『迷彩猿のギリーレザー』を袋に詰めながら考えを纏め……。


「これだぁぁ!!」


 バッとサルの迷彩皮を広げると数匹程度で装備が作れそうなくらいの大きさがある。さすがにスキル無しで一個作ったくらいで狙ったものが出来上がるとは思ってないが、簡易的に見よう見まねで作成しますか。


「そして出来上がったのがこちらになります」


[迷彩皮の外套]

 VIT+85 耐久150 重量8 ランクス4

【隠密:擬態】【隠密:偽装】

 ・毛皮と鋼糸で簡易に作られた外套。周囲の自然に潜みやすくなる。ただし、乱雑に作られているため性能はあまり高くない。むしろいびつ

 ・鋼糸で縫われており、通した所が補強されていないため少し弱くなっている。


 数個分の素材を無惨にしつつ出来上がった。やっぱり出来上がりの度合いでスキルが付いた。ウサギのコートに付いていた【隠蔽】スキルではなく【隠密】スキルが付いたことには驚いたが、手に職が付いていない事をしたため色々と綻びが出てしまっている。色々と更新しているウサギのコートでも200弱あると言うのに130。カワラギに見せたら長時間の説教が始まりそうだ。

 着ていたコートと着替えてフードを被ると試しでリスを探して見ると、俺の一歩圏内に近付いたのに気付いた様子はなく短剣で狩れた。上手く発動している様で、木々が途切れる場所にいたサルでも静かに排除(アサシンキル)できる。


「さあ、準備も出来た事だし大物を討ちに行こうかな」


 弓を俺特製の折り畳み式コンパウンドボウに持ち変え展開。持ち手のところにあるトリガーを何回か引くとドンピシャの張力にする。

 サイの場所に移動すると、矢を射られた事がなかったかのように変わらず鎮座していた。耐久が減るのが嫌なのでしまっていた迷彩皮の外套をアイテム袋から取り出して着替えると、そそくさと木々の影からの属性付きのちょっと良い矢を番え、目に照準を付けて『パワーアロー』を放つ。


『シャァァァァァァィィィィ!!!!』


 堅い表皮を貫いて刺さった矢から数秒属性のエフェクトが走ると、さすがに無視できなくなった様で後ろ足で立つ去った後周囲を見渡している。しかし目論見通り俺の姿は視認出来ていなくてワンテンポ遅れている。さぁて、バトル開始だ!




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