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ちょっと空から落ちてきたエナドリまみれのクソゲニウムに感染した模様で、排出できたので本編です。クソゲにするための設定バランスって難しいっすね。
大奥くそめんどくさい。でもEDFしながら2時に回したらカーマちゃん来ました。(過去形)
↓ここから本編
ふんふん。なかなかに基盤が出来上がってきたね。イチスケのせいでαとβテスターからの情報が制限されてたから第零段階が終わらなかったんだよ。
流石に短期間で第二陣を使用するまで使うなって言われてて忘れてたけど流石にもういいよね~。情報はロクスケ、PVはキュウスケに丸投げして、AIとエネミー設定はナナスケ、サンスケにメールしてっと。
それじゃあ一週間後に解放で~~ポチッとな!
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ワールドプログラミング担当のバカは何処だぁぁぁぁあああ!!
あいつなら二週間取材旅行に行くとか言ってましたよ? どうしたんですか?
コレみろ! あと4日でワールドプログラムのファーストシフトが発動するんだぞ! その時には第三陣に量産体制になったと思った矢先にコレだ! もう何日休み取れてないと思ってんだ!
自分から販売に行ったくせに何言ってるんですか。チッさんも俺達みたいに自由にしてればいいんすよ。まじ~めにキッチリしてるから休みが取れてないんす。
お前らがちゃんとしてないから企画担当すっとばして俺んとこ繰るんだよ! 嫌がらせか!
イッさんはチッさん確認してからじゃないと動かないから違うと思いますよ。
知ってるわ! ……ところでお前何してんの?
四日後にマナー違反者粛正用のNPCの最終調整ですね。いまは15679と369が完了してますわ。
……あと誰が知ってた?
ナッさん、クッさん、ウッさんっすね。
知った時に報連相! 伝えろ! ったく、だったら第三陣に合わせて……、魅惑的に見せるように……、雑誌は若干遅いからフリーの小冊子を販売に合わせて……。
チッさ~ん、チッさん。はぁ、そう言うとこだよ。
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い、一週間。ようやくログインできた。ちょっと気分的にカサカサになってるが元気です。
今日はチェントロ周辺ではなくちょっと進んだ場所にファームを移しに行く。と言っても回収は先週にし終わっているからあとはどこに開くかなんだが、周囲5マスは攻略済みでその先をちょっと見ている感じだ。何処にしよう?
「山がいいな。現実にはあまりない地形はいい修練になる」
「ティ、ティグア……。いきなり出てくるな」
反射的に壁に三角座りで張り付く。いや、もう終わった。だから大丈夫だ。落ち着け俺。落ち着け。いまだ震え始める体を押さえつける。
変わらないアバターの筈だが艶々しているティグアを見ていると不安になる。
「大丈夫大丈夫。終ったからいまは怖くない怖くなーい」
「あわわわわ」
「どうもー、明星来ましたー」
「わわ、私も連れてこられました」
「お茶汲み来ました。昨晩までお楽しみでしたね」
ティグアに震える俺の体を抱き締められながら撫でられていると扉から呼んでおいた三人が来た。
久しぶりなので識別をかけてみると明星とお茶汲みは主職業レベルが28、ベラは18とかなり上がっていて、装備も高レベルの鍛冶師作成の防具と武器になっている。
「おお、来たようだな。しかもレベルがかなり上がっているし」
「私らなんてまだまだですよ。統計データだと50レベルの人がいますし」
「廃の人らはほっときなさい。どうせ時間=パワーの人たちだから比べるだけ無駄だよ」
注ぎ込んだ時間によって膨大なレベルになった相手だと2、3回り以上の敵を連戦でしか追い付けないし、休んだらその分離されるから疲れるだけだから。
そういうのってニートか引きこもりしかいないからきちんと仕事や勉強している人には無理だからね。無理だよね?
「そんで、ログイン出来なかった時でもマップ見てこことこことここと目星を付けたんだが今プレイヤーの活動範囲とかどうなってる?」
「あ~っと、こことここは新規レギオンの範囲ですね」
「同じような条件ですとこことこことここと、3つぐらいありますね」
明星が示した場所を消してお茶汲みが新たに場所を示す。今こんな風になっているのかと情報を更新する。海、山、草原、谷と新しい候補地に対して頭を回していると明星がこっちに指を指してきた。
「えっと、入ってきた時から気になっていたんですがその状況なんです?」
「いや、なに。毎年毎回の事だがやり過ぎてしまってこいつの本能が私を拒絶するようになるからその解除のためにスキンシップだ。いつもは一回だけだが今回やりすぎて二回も止まってしまって現実で解除できなかったから今もしてる感じ」
「……拒絶ってなにしたらそうなるんですか? と言うか私も抱きつかせてください」
「来るな変態一号。お前には関係ないことだろう。しかもお前はそっちがあるだろう」
お茶汲みが受け入れ万全に腕を広げた体勢になっている。しかも、その前にこちらに対して意味深な言葉を発しているからなにをしていたか知ってはいるんだろうな。流石変態三号侮りがたし。
「ん~、うしっ、直ったから早速向かうとするか。竜車も使えることだし」
「あっ、いまはちょっと待った方が……、あ~あ」
『切り捨てごめん。イヤーッ!』
『いやそれ突撃槍だから切れあばぁっっ!?』
「ただいま」
「お帰り」
早速候補地に向かうため宿から一歩出たらいきなり物陰から突き刺し魔に襲われ初めてのリスポーンした。サツバツ!
俺はRPGをしていたはずなのにタワーディフェンス(オフェンス側)をしていた?
マップ某所
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ぐじょるぐじょるぐじょる
ぐじょるぐじょるぐじょるぐじょる
木々繁る昏き森の奥、何処からか這い出た。
それは泥のようなの塊。一定の形を持たず一部がずり上がると支え、崩れ、またずり上がる。遅々たるものだが確実に進んでいる。
ぐじょるぐじょるぐじょるぐじょる
ぐじょるぐじょるぐじょる
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うぞうぞうぞ
うぞうぞうぞ
光が届かない底に流れる砂のようなものが積もっている。
生き物が落ちる。砂がうねり覆い被さると生き物を砂に変える。
巨石が落ちる。砂がうねり覆い被さると巨石を砂に変える。
うぞうぞうぞ
うぞうぞうぞ




