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弓兵はモンスターを駆る?  作者: 狭凪
第二章

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 金欠のうえに、ソシャゲにちょ~っとばかし意欲がわかなくなったから久々に没頭してみらた二話程度かけたんだよ。金欠ならしょうがないか。

 金欠の理由? 巨大な幼女ピックアップで3万ばかし聖女のゴリラと聖女のゴリラと太陽のゴリラとトリと大きなドラクルになったんだよ。しょうがないね。

 イベントの進行具合を確かめるために来た町で唐突に始まった鍛冶バトル。まるで意味がわからないが俺の選択によって強制的に始まってしまったのなら仕方がない。どうやら逃げる方法もどうやら無さそうだしやってしまったものはしかたがないと思おう。それよか後進の進歩に対して抑え付けるというロウ外はゲロが出るほど気に食わないのでできるならフルボッコにしてやろう。


「審判、ルールを詰めたい」

「はい、なんでしょう?」

「材料はここにある鋼材と鉱石、魔物素材、それと手持ちの物でいいんだな」

「そうですね。ここに用意された素材の他、所有権が自分の物であればいくらでも構いません」

「そうか。所有権があるというのはアイテム袋の中身から自宅等の場所に保管してあるものなんかも自分が所持と言うものなら取りに帰って使用。直前に渡されたものもありになるのか?」

「時間内に戻り、作業を完了できるのなら工房や拠点のほかにも採取、譲渡などもありですが、一両日の期限と言うわけではありませんので出来るだけ手持ちの使用をお願いします」

「はいはい」


 今現在いる闘技場のような中華料理バトルの調理場のような会場に用意されている見知った物から知らない物まで各種中レア素材がデフォルト、準備期間があればそれ以上を使えるって感じか。炉もそこそこな程度だし、道具も普通。平均的な感じで用意されている。


「競う種目は威力、目標は用意されたあの鎧人形。破壊するまで攻撃してもいいんだよな?」

「はい。作成した武器を使用してならなにをしてもかまいません。ですが持ち込んだ武器、攻撃スキルを使用してはいけません。鍛冶勝負ですから」

「へぇ~、なにしてもいいんだね。今から作ったものならねえ。で武器の種類もなんでもいいんだよな」

「はい。今回は特定の武器を使用というわけではないので自由に作ってもらってもかまいません」

「そういえば、何かしらが起こって不慮の事故とか起こって作業が出来なくなった場合はどうなるんだ?」

「その場合は試合が成り立たなくなった場合以外を除いて時間内に復帰が出来たのなら続行と言うことになります」

「ふぅ~ん。へ~。ほぉ~」


 目標の鎧人形はトルソーの耐久値に加え鎧の防御力に耐久値があり、鎧の耐久+トルソーの耐久がなんだ、アレのアレで、まあ削った分が評価になるんだろう。

 さて、突然だったから少ないが手持ちの素材とここにある素材の吟味をして楽しい工作の時間の始まりといこう。素材を吟味して楽しい裏工作の時間の始まりといこう。


『さぁて! コクーン選手のルール確認が終わり、両者合意となりましてただいまから鍛冶勝負、レディィィィィ、ゴォォォォ!!』


『始まりました鍛冶勝負、実況は先ほども紹介しましたヽ(´∀`≡´∀`)ノ(やった~)と』

『解説はベテルラニの冒険者ギルド所属の受付担当メラルダでお送りします。ところでやった~さんはこの鍛冶勝負どちらが勝つと思いますか?』

『実況は公平誠実に行うと決めています。ですが技術を重ねてきた生産ギルドの先代、方や変なことのビックリ箱と噂されるコクーン選手ではどちらに転ぶかさすがにわからないと思います』

『そうですね。鋼材の加工から始めていますので両者同じ行動ですが、コクーン選手は一人ですが生産ギルド連盟は先代ギルド長に加え、各二人の助手がいますので時間的には生産ギルド連盟の方が有利』

『そうですねぇ。こう見ると鍛冶ギルドのドヴォン選手に鍛冶の助手、お抱えの付与術師。彫金ギルドのザイン選手はお抱え鍛冶師二人。それに対してプレイヤーといえどコクーン選手だけでは手が足りない、人手が足りない、時間が足りないとなりそうですね』

『それはどうでしょうか』

『それはどういう意味ですかメラルダさん』

『アレを見てください』

『アレといいますと……、おおっと!? マンパワー不足だと感じていたコクーン選手ですがこれはどういったことだ!? すでに何本かの剣が出来上がっている! あの剣はアイテム袋から取り出したものではなく、ここで作成したものだと言うのか!? だとしたら早い! 早すぎる!? なんなんだあの早さはぁぁぁ?』

『鍛冶スキルの中に簡易作成の技能があります。まずそれで剣を作成。そして錬金スキルに複製量産で同じものを複数本作成したと思われます』

『なるほど。ですが、そんなことをしてなにになるんですか?』

『鍛冶は普通鋼材をインゴットへ。インゴットから武器へと手順を炉を通して行いますが、コクーン選手が行った技能には一定の品質を保てることができ複数本作ることで炉の手順を省きながらも鋼材を上質化かつすでに魔物素材を加えられていることから、あれらがコクーン選手のいつものやり方なんでしょう』

『そうなんですか。っと、おおぉぉーっ、突飛な作業をしていたコクーン選手に気を取られていた間にドヴァン選手の武器は一本の大剣を打ちあげていたぁぁー! それを、おおお!? なにやら運ばれてきた大型魔物、しかも生きています! 生きている魔物の心臓めがけ突き刺したと思ったら引き抜きそのまま炉の中に、さらに切り裂いた心臓をも投入!! いったいなにをしているのか!』

『パフォーマンスみたいなものです。鍛冶の神属に捧げるというのを再現して効力を上げていると言われていますね。審議のほどは明確にはわかりませんが』

『そうなんですか? おおーっと、なにやら彫金ギルドのほうも動き出した! アレはいったいなにをしているのでしょうか!』

『あれは彫金の刻印に付与術の調印をして過干渉を起こさない程度に武器に様々な効果を与える方法ですね。ですが技術がないものが使用すると過干渉を引き起こしあい普通の武器になる欠点がありとある技術者兄弟には不評を買って腕のいい彼らは出て行きましたね。それでも手足れの人物が使えばそれなりに化ける技術です』

『と言うことはそれを扱える人物を雇っていると言えるのでしょうか』

『さあ、そこまでは情報は入ってきていませんね』

『そうなんですか』


 なんかすごい解説をしているが俺そんな変なことしてたんだ。短剣の補修で行っていたから気づいたことで一気に手順を短く出来るから適当にやってたことだから正規の方法ではないことはわかっていたけど。ようやく炉に入ってた変なものも取れたし工作こうしてぽいっと不法投棄しておこう。

 久しぶりに二千字超えたんだが、鍛冶勝負の解説で大半使うって、だいたいアレだよな。

 料理勝負とかこういった作成勝負って解説だけになるよね。実況だったり解説だったり、やってる本人より周りの人たちが知りたいってなるから解説や過去語りなんかが入って後は目立つ作業のほかは意図的に隠したり、相手の手法で主人公の作業が掻き消えるから終わった後に「こいつがその秘密だぁ(種明かしドーン)ぁぁ!!」「なにぃぃぃ!?」ってなるからだいたい作業風景ってないよね?

 だから手抜きじゃないよ。(勝訴)

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