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弓兵はモンスターを駆る?  作者: 狭凪
第二章

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 さて、ここで職業特性解説スキル編を行おう。いきなりだがすまないな。

 まず俺の弓兵の基本スキルはダッシュ、工作、弓、短剣の4つでゲリラ戦を得意な編成になっている。罠を仕掛け、弓を射て、場所を変える。狙撃兵の基本だ。

 お茶汲みの武士の基本スキルはダッシュ、刀剣、東洋甲冑、素手の4つ。初期装備の木刀以外最初の町では本性能が出せない仕様になっているが、手数が多く、素手の戦いでも優位を取れる武士の基本だ。

 そして戦士の基本スキルには武器と盾のスキルに味方を強化する鼓舞の他に味方を守る挑発スキルがある。


「なんか~、こっちで簡単なライブするときに? 鼓舞とか挑発使って盛り上げてたら、周囲の注目をさらに集める衆目☆が出たから便利と思って取ったら、エンカウント率UP? みたいな?」

「なんだ、商品あいどるかと思ったら機動性の囮だったか。商品価値天井アイドリングストップってか?」

「なんか違う文字にフリガナ当てられた感じがする!」

「しかも駄洒落ですか」


 なんだよ。おっさんだかときどき駄洒落言いたくなるんだよ。いいフレーズが浮かんだ時とかさ。

 そんなこんなで魔物を出現する度に倒して進み、半日が過ぎて御者の人が言うには日が暮れ始めた頃に道程の半分が過ぎたようだ。

 日が落ちきると周囲が見えなくなるので野宿になるようだがメグメグは幌馬車の中を希望した。本来なら御者が中で休み、冒険者の俺達が見張りをするのだが、ごねてごねてごねまくったから御者が折れた。


「お前たちはログアウトしなくていいのか?」

「時間は大丈夫。と言うより、このクエスト中は別のフィールドになっていまして、外では三時間程度なんですよ」

「初耳なのだが?」

「こういった時間がかかるクエストは特別仕様にしているって運営からメール来てませんでしたか?」

「運営メールは最初と配布アイテムを見たら全然見ねえな」


 なにやら困り顔の苦笑いを作らせてしまった。大抵フィールド拡張かイベント情報しか詳しく読まないからな。いつも。

 周囲の状況を確認して廻り、焚き火を作る。そして御者は明日も運転するので抜いた三人で見張りを行う。因みにメグメグは日が暮れたらお肌が云々で直ぐに幌馬車の中に入り寝息をたてた。ムカついたので鉄の延べ棒を起き上がる運動エネルギーが最大の位置に吊るしてやった。


「って、御者に見張りを頼まれたんだが、必要なのか?」

「こうゆう夜営があるクエストは夜襲イベントも起こるようで、見張りをしていないと寝ている間に全滅するみたいです」

「こちらでも確認はされているな。ユニオンメンバーがときどき報告を上げてきていてな。ところでそっちの人は新メンバーか?」

「まだ勧誘はしてないな。強いみたいだけどまだ方向性が見えない」

「僕としては明星の近くにいられれはと思いますね。……いっそのことかん「おっと、話の途中だが夜襲イベントが入ったみたいだ。すでに囲まれているね」


 口は災いの素と言うか噂をすれば影と言うか、周囲にうっすらと影が現れ始めた。影からは何が出てくるかわからないが、いつも通り短剣二本を手に持って待ち構える。

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