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弓兵はモンスターを駆る?  作者: 狭凪
第二章

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 ケータイ変えたせいで書きづらくなったり仕事し始めて時間割けなかったり、グラブったりしてちまちま書いてて後回しにしてたレベル上昇のときに、あれ?こいつらいつの間にレベルこんなになってたんだ? と首をひねる状態になった今日この頃です。

 キタルファを走らせてボコボコと地面が動くのを後ろに流していきながら周囲の雰囲気が草原を越えて林のようにまばらに木々が生えている場所にやってきた。マップを確認してみると東の二つ目、南に一つ行ったところみたいだ。風景的には突き出している岩肌に木の根が絡み合っている場所になっている。

 キタルファにとっては歩きにくそうな場所だから足の歩みが遅い。偶蹄類の蹄は向いている蹄もありそうだが、今のキタルファは普通の馬だから崖を駆け下りる無茶くらいしか出来ないよなあ。キタルファから降りて横並びで林の中に入ってみるがカッツカッツと岩肌に蹄をぶつけたり滑ったりして表情がわかりづらい馬面だが、明らかにいやな顔が見て取れる。


[今回の戦闘によりシリウスのレベルが上昇。

 能力値を2つ上げてください]


[name:シリウス]

種:クロウ Lv9(↑3)

STR:10(↑2)

VIT:8(↑1)

INT:6

SPD:10(↑1)

RES:2

TEC:7(↑2)


[今回の戦闘によりキタルファのレベルが上昇。

 能力値を2つ上げてください]


[name:キタルファ]

 種:カバリオ Lv8(↑2)

STR:11(↑2)

VIT:5

INT:5

SPD:12(↑2)

RES:3

TEC:6


[今回の戦闘によりヘベリスのレベルが上昇。

 能力値を2つ上げてください]


[name:ヘベリス]

 種:サヴラ Lv7(↑2)

STR:6(↑1)

VIT:6(↑1)

INT:3

SPD:5

RES:6(↑2)

TEC:5





 このフィールドに現れる敵はところどころに見える岩肌に擬態した石人形や、同じく擬態したロックエイプと言うチンパンジーくらいの猿が現れるようだ。数が少ないのでそれなりに時間を掛けて倒し、テイムモンスターたちの経験値に加算させていく。入り方が多くなってきているみたいで低レベルの組がどんどんとレベルアップしてシリウスがレベ10で進化するならその一歩手前に来ている。

 そして時々そこらに落ちている木の枝や大きめの石を拾いながら素材となりそうなものを次々と拾っていく。でこぼことした道をゆっくり判断しながら歩くのでそこそこ時間があるからポーチの中にそこそこ溜まってきている。ほとんどが短材やただの大き目の普通の石だったりするがなかなかの投擲物になりそうなので捨てるに捨てらんない。

 そう言えば投擲のスキルを取得しておくのを忘れていたから思い出した今取得しておこう。


 HPとMPも減ってきたところで現れる敵を無視しながらだいぶ中ごろに入ったところにあった川で休憩することにしてキタルファに水を飲ましてやることにした。他の面々も水場の近くで休み始め、俺も携帯食料を食べながらぼうっと呆ける。ある程度HPとMPが回復したところでさらに移動しようとしたところでなにやらウサギたちが耳をくるくると回すのでなんだろうと耳を澄ますとかすかだが女性の声が耳に入ってきた。どの方向から聞こえてくるかウサギたちに訊ねるとぴょこぴょこと跳ねて俺たちを先導し始めた。

 聞こえてきた声はどうやら歌声らしくて綺麗な旋律を奏でていた。その声はだんだんと大きくなってきて近づいていることがわかる。そして大きく開けた場所に出て、そこには大きな湖とその淵で歌っている女性プレイヤーがいた。その場所に出ると腰くらいの茂みにキタルファが引っかかり音を立てるとプレイヤーは歌を歌うのを止めてこちらを振り向いた。


「誰です!?」

「驚かせたか? すまんな、でも他意はないんだ」


 腰に差していたレイピアを抜いてこちらに向けて構える女性プレイヤーに謝罪の言葉を投げる。敵意が無いことの証明に何も持ってない手を見せる。

 まあ、俺の場合持ってる持ってないが全然関係ないスキル構成になっていて、ポケットティッシュ並みにPON☆と出せるからな。


「ふう、誰かと思えばコクーンさんでしたか」

「あれ? 何で名前がさっと出てくるかな? 俺ってばそんな有名になったつもりは無いんだけど」

「つもりは無いといいますが、あれだけドンパチとプレイヤーが多数居る場所で行えば有名にもなりますよ。それじゃなくてもテイマーなんてM専職を取ったプレイヤーなんてあなた一人くらいでしょうし」


 それもそうか。爆薬なんてアイテムは今のところ俺しか持ってないようなものだし、モンスター連れまわす時点で注目の的にもなるか。そう納得しかけたところでその女性が言葉を続けはじめた。


「そもそも私は初対面ではありませんから」



[name:シリウス]

種:クロウ Lv9(↑3)

STR:10(↑2)

VIT:8(↑1)

INT:6

SPD:10(↑1)

RES:2

TEC:7(↑2)


[スキル]

 飛翔 体当たり 捕獲 漁る 収集


[name:キタルファ]

 種:カバリオ Lv8(↑2)

STR:11(↑2)

VIT:5

INT:5

SPD:12(↑2)

RES:3

TEC:6


[スキル]

 耐久走 突進 踏みつけ


[name:ヘベリス]

 種:サヴラ Lv7(↑2)

STR:6(↑1)

VIT:6(↑1)

INT:3

SPD:5

RES:6(↑2)

TEC:5


[スキル]

 噛付き 潜伏 自切 属性:土 抵抗:火

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