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弓兵はモンスターを駆る?  作者: 狭凪
第二章

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 8月27日に掲示板回入れたので番号抜けがなくなりまして、いやしかし出演するPLの名前の案が増えないのです。活動報告でも作ってみますからそれまでは感想欄でもいいですので何かいい案でもなげこんでくれたら作者は喜んで使うかも知れません。

 戦闘スタイルとかどういったスキル使いたいかなんか書いてたあったら人物設定しやすいです。まあ、こちらでアレンジはしますが。


 だけど、事細かにその人物の設定を貰っても動かせなくて使えないかもしれませんので悪しからず。語尾とか一人称とかだったらいかせれるかもです。

 作った新しい弓の使い心地と鏃の種類によって変わる威力を試しに残りのグラネイトジガンテがいる方向のイベント戦をクリアした。全員の予定が開いていたのでレギオン組んで挑みに行った。北東のほうは作った武器を使わなければ無限沸きが続くと言うもので、作れば罠でも補助具でもいいみたいで前に作った網のほかにそこらの木に縄を張ったり、杭を作って落とし穴にしたりしてがんがん罠に嵌めていった。

 そのため自分のレベルが職業が一つずつ、種族が一つ。目関連のスキルが一つずつに武器が三つずつ、知識関連に行動系、工作、魔法、手品、耐毒が二つずつ上がった。ウサギたちは二つ上がり始めたばかりの生産職なら二羽で勝てそうだ。


 そしてイベント終了まで一日半に近づいた頃だった。



「おいおい。また生産のために引きこもっているのか君は。たまには外に出て他のプレイヤーと交流でもしてみてきたらどうだね?」

「んあ? んー、そうだね……。あと二、三本できたらそうしてみてもいいかな」



 仙人のように外界を切り離して自主的に進んでボッチプレイをしようとは思ってないからそろそろ外に向けて何か請け負うとか意見交換とかしてみてもいいかもな。そう考えたとき。



『はっろぉぉぉぉぉおおお? みんなのアイドル、可愛い可愛いGMゲームマスターことロクちゃんでーす!』



 初日のように頭の中にGMの声がいきなり響いてきた。アニメ声のような高い声で聞こえてくるそれは初日から変わらず元気一杯のようだ。



『びっくりした? びっくりしたでしょ〜! なんでいきなり放送したかというと〜……、じゃっじゃ〜ん、イベントマップが全部開放されました〜! どんどんぱふぱふ〜』



 太鼓やラッパの音が頭の中で鳴り響く。正直うるさいから音量を小さくしたい。

 そう思っていると声の後ろで鳴っていた楽器の音が小さくなった。



『んむ? あ〜っ! きゅ~ちゃん! 勝手に音下げない……うみゅ、ゴメンナサイ』


 どうやら別のGMが音量下げてGMロクを叱ったみたいだ。



『……あ、え〜っと。うん。じゃあ改めて! 全エリアクリア成功おめでと〜ぅ! そしてそして〜、気づいてる人もいるかと思うけど!』



 そう切るとドラムロールが流れ始め、ジャンッと鳴り音が止まる。



『最終〜ぅ、イベントー!』



 その言葉に外の沸く声が聞こえる。数日に渡り行われるイベントの最終日には大掛かりなイベントがあると言うのはいろんなところのゲームにもあるテンプレに近いものだ。ゲーマーなプレイヤーにとっては待っていたものといえるだろう。

 普通ならば大型、超大型に類するボスが出てくるのかもしれないがこのGMロクの考えからするとそうそう安易なものにはならないと思うが、どういった趣向を凝らすのだろうか。



『なな、なんと! 今日の正午から最終日の正午にかけて大量のモンスターがだ~いこうし~ん! この中心にあるスタート拠点めがけてやってくるから、みんなで協力して魔物を圧し留めてねっ! ちなみに、イベント開始から視界の端にいま現在の状況を表すゲージが出てくるから時間までに満タンにするとイベントクリア報酬が増えるからがんばって♪』



 あとの詳しいルールは放送が終わったとたんに送られてきたメールに書かれていた。今まで過ごしてきた行動でイベントポイントとというのが入っていたらしく、最終イベントではたおしたモンスター丸まるのポイントではなく、削ったプレイヤーで所持していたポイントが分配されるとなることで公平を期しているみたいだ。ボス級などに関してはラストアタック、MVPなどでボーナスが出ると書かれているがGMの目にも余る行為をするプレイヤーに対して抵抗レジスト抜きの能力減少デバフを問答無用に掛けるとかかれているのでマナー違反者は出ないだろう。出ても十分の一になる能力減少らしいから死ぬしかないみたいだがな。



「さて、主要なところは確認したことだし、ヤツを刺すための矢を完成させないと」

「そうか。では私はちょっとでもスキルのレベルを上げてくるとするよ」



 出て行くティグアに振り返らず手を振ったあと、取ってきた素材と自分のスキルをフル活用した今出来る最大の矢の作成の最終工程に入る。

 時間的に最後となるコレの使用は一発勝負の上に能力特化……というか鋭化した武器だからコレを撃つタイミングを外すとこれから先無用の長物になるだろうな。

 最後の最後に使うことになるだろう俺の遊びに近いブツの一部を手にとって、口の端は上がっているんだろうな。そんな感覚をかんじる。

[name:コクーン]

種族 人間 女 Lv12(↑1)

職業:アーチャー Lv9(↑1)

副職業:テイマー Lv8


STR:27(↑1)

VIT:26(↑1)

INT:16(↑1)

SPD:32(↑2)

RES:20(↑2)

TEC:35(↑2)


[スキル]

弓Lv16(↑3) 短剣Lv16(↑3) 鏢LV9(↑3) 縄LV8(↑3)

無属性魔法Lv5(↑2)

鷹の目Lv11(↑1) 梟の目Lv7(↑1) 鷲の目LV7(↑1)

アクロバティックLv11(↑2) ダッシュLv15(↑2)

手品Lv13(↑2) 識別Lv18(↑2) 鑑定Lv11(↑2)

鍛金Lv8 錬金Lv7 鍛冶LV8 工作Lv12(↑2) 部品製作Lv5

耐毒Lv5(↑2) 耐暑LV8


スキルポイント8


[name:アルネブ]

種:ゲッコーラビット Lv8(↑2)

STR:10

VIT:10

INT:5

SPD:10

RES:6(↑2)

TEC:6(↑2)


[スキル]

体当たり 反光 薬草探知 夜目 夜行性


[name:ニハル]

種:シャッテンラビット Lv8(↑2)

STR:12(↑2)

VIT:7

INT:4

SPD:13(↑1)

RES:5

TEC:7(↑1)

[スキル]

体当たり 順闇 警戒 夜目 夜行性

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