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eruza  作者: プクリッチ
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5話:話し合い 2

北村・小出・西條・高橋・海老原の五人は、eruzaの正体を突き止めるため話し合いを進めていた。その資料にはとても重要なことが書かれていた。そんな中、青の部隊から新たな問題が発生したことが連絡される。

「次の件?」「そうだ。この資料を見てくれ。」「まだ資料があったのか。これも高橋達が?」「いや。多分北村だと思うけど。」「二ページ目を見てくれ。」「え、これって…。」「ああ。eruzaも今戦力を上げている。かなりの人数を雇っているはずだ。」「廉くん、右側のリストの名前。」「そうだ。見れば分かると思うが、やばい奴らがゾロゾロいる。」「小山、河口、それに永沼まで…。」「でもこっちだって、赤・青・黄の部隊がいるし。」「何言ってんだ。こっちの戦力はそれだけじゃないぞ。な、篤。」「うん。ちゃんと連絡してあるから。準備もほぼ出来てるらしいから、あとは来るだけ。」「いつの間に?どのくらいいるの、廉。」「六人。」「六人!?それだけ!?六人増えたからってあんまり変わらなくない?」「まあまあ慌てるなって、海老原。」「廉くん、あっくん、それってまさか…。」「多分そのまさかだよ。久しぶりに集まるから楽しみだよ。」「じゃあさっきあっくんがポケットにしまってたのって携帯?それで連絡取り合ってたの?」「バレた?さすが小出だ。察しがいいね!」「なんかワクワクしてきた。」「誰?その六人って。」「まあ来ればわかるよ。」「つまんないの~。」「それより、eruzaの仲間の方が問題だ。」「そうだね。eruzaに対抗するためにはもっと修行しないと。」「いつ戦うことになってもいいようにな。」「ああ、そうだな…。」「大変です!北村隊長!」「今会議中だぞ。」「あ、はい。すいません。でも、とにかくやばいんです!」「一体どうした。」「それが…。早く本部に外に来て下さい!」「外に?」「はい!ホントに一大事です!」「そんなに慌てなくても。」「そんなことないよ、小出。何か大変なことになってるぽいから早く行かないと。」「海老原は心配し過ぎだよ。」「早く行くぞ。」「おう!」

青の部隊からの連絡を受け、本部の外へ急ぐ北村達。五人はそこで予想もしていなかったものを見る。

「早く来て下さい!」「おお、泰斗。どうしたんだ…。」そこには何百人という人がターミナル本部を囲むように立っていた。その中心には、なんと…。「これは、一体。」「eruzaが本部に来たようです。」「eruzaが!?自ら姿を現したのか?それに本部に。一体どういうことだ。」「eruzaが言うには、北村隊長を呼んで、直接話したいと。」「直接か。わかった。行ってくる。」「俺らも行こう。篤。」「ああ。」「高橋と海老原はここで待機しててくれ。」「うん。」「よし、行くぞ。」

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