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《春読古文・水上吟》

作者: 蒼山ホタル
掲載日:2026/04/19

2. 古語難入心

古語 心に入り難し

古語如深潭,聲響沉水底。

古い言葉は深い淵のようで、

声を出しても、水底に沈んでしまう。

理解は、まだ浮かんでこない。


---


## **《春読古文・水上吟》**

**(文言文 × 日本語詩)**


### **1. 春風拂書頁**

**春風 書頁を拂う**

**春風拂書頁,字義如雲散。**

春の風がページをめくり、意味は雲のように散っていく。

ぼくの指先だけが、取り残されていた。


---


### **2. 古語難入心**

**古語 心に入り難し**

**古語如深潭,聲響沉水底。**

古い言葉は深い淵のようで、

声を出しても、水底に沈んでしまう。

理解は、まだ浮かんでこない。


---


### **3. 春光照孤影**

**春光 孤影を照らす**

**春光照我身,独坐読難句。**

春の光がぼくの影を照らし、

ひとり縁側で、難しい句と向き合う。

桜だけが、静かに寄り添ってくれた。


---


### **4. 水精来点悟**

**水の精、悟りを点ず**

**水精躍杯上,言曰:心如水,則文自明。**

湯のみの水面から、小さな精霊が跳ねて言った。

「心を水みたいに柔らかくすれば、

文字は自然に光るよ。」


---


### **5. 春日終得解**

**春日 ついに解す**

**花落縁側上,忽悟一句意。**

花びらが縁側に落ちた瞬間、

ぼくはふっと一つの句の意味をつかんだ。

春の午後、

古文の苦悩は、少しだけ軽くなった。


---



5. 春日終得解

春日 ついに解す

花落縁側上,忽悟一句意。

花びらが縁側に落ちた瞬間、

ぼくはふっと一つの句の意味をつかんだ。

春の午後、

古文の苦悩は、少しだけ軽くなった。

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