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4・5


 かつて私には代々四家としての誇りがあった。父親も祖父も立派な医者だった。しかし、私は医大には落ち医者にはなれなかった。四家のプライド、そして私自身のプライドは砕かれた。気付けば酒に溺れて人生を辞めた。



神4「全てを捨てて全てを賭けませんか?」


 全てを失った私にその者は私にこう問いかけた。私の答えはもう決まっていた。かつて目指した医者という夢のためデスゲームという狂気に賭けた。能力は自分や対象をどんな怪我や病気でも治す。ただし、死んだら蘇生はできない。

医者になるために他の六人を殺すという矛盾を抱えたまま私は戦うことを決めた。



神4(優勝まで行かなくても上位にはいけそうです。)






神5「初めまして。」

五氏「ここどこ?」

神5「あの世です。」


 結婚して一年しか経っていないのに私はどうやら死んだらしい。ものすごくショックだ。夫は悲しんでいるな。


五氏「死因は?」

神5「火災による窒息死です。」


 しまった!アイロンかけっ放しがまずかったか!


神5「しかし!」


 その後、自称神からデスゲームのルールを聞いた。にわかに信じられなかった。でも、この状況もありえるものじゃない。


神5「あなたは五番目です。能力は好きな前世の物を一日一つ呼び出せます。日付が変われば自動的に消滅します。」

五氏「もし、勝てば過去をやり直すこともできる?」

神5「当然できます。」


 だったら私は……!


神5(平凡な主婦がどこまでできるか見せてもらいます。)

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