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3は自分の周りを監視していた四家の信者のことを相手にばれないように確認していた。後ろを尾行していた者には鏡で見えるようにして尾行者をチェックしていた。
夜になると3は建物の中にいるふりをして信者たちの始末を開始する。
3(相手が悪かったな!)
信者の姿を見つけ奇襲を仕掛けた。すぐに一人目を斬りつけ殺し終える。他の信者にも悟られないように密かに接近した。最後の一人以外は瞬殺で終わっていた。もしも、信者の内の一人に見つかっていたら3の方が危なかった。
3「やはり片手が使えないのはきついな。奇襲できなければアウトだな。さてと……。」
残った一人の信者に死なない程度に手足や腹部などにナイフを差し込む。痛みで手足がまともに動けない状態を作り出したのだ。これだと自殺も容易ではない。
3「質問だ。哀れな操り人形くん?神に頼まれたのか?」
信者「言うものか!我々は裏切るような真似は絶対にしない!」
その後も散々信者を痛めつけ拷問を行った。それでも一切口を割ろうとしない。ここまでは3の計算の内だった。
3「合格だ。俺は神の僕さ。これは試験だ。本当に神を信じているか、そして神に全てをささげられるかという試験。ここまで傷つきお仲間が死んでも拷問を受けても裏切らない。君は神に選ばれた信者だ!」
ありもしない試験内容を信者に言う。少し考えれば嘘だと分かるが肉体、精神ともに追いつめられた彼には冷静に判断できない状況だった。
信者「試験?私は選ばれたのですか?四家様に認められたのですか?」
3(四家という名前か。やっとぼろをだしたな。)
3「そうだ。俺は四家様から授かった力がある。武器を作り出せる能力だ。ここで問題だ。四家様の能力はなんでしょう?」
3はあたかも試験の一部かのように能力を聞き出した。
信者「もちろん存じ上げております。奇跡そのもの。どんな病気やケガを治す神の能力です。」
3「正解だ。それから、これからのことだが四家様に会わせてもらえないだろうか?試験の準備で最近顔を拝見できてないからね。」
信者「少々お待ちください。私がこのような状態なので口頭で今から伝えます。」
3は思い通り信者から情報を聞き出すことに成功した。以前のようには失敗から学んだために成功したともいえる。その後、信者の首を地面に斬り落とし彼は四家のもとに向かった。




