表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/41


 3は先の戦いで負傷しながらも自力で治療し生きながらえていた。右腕はまともな治療ができなかったこともありほとんど動かせないようになっていた。そのため能力も以前より作り出せる武器も少なって弱体化していた。


3「このままでは逃げていても殺されるだけだ。幸いあいつは俺より重症だった。治療を受けているなら病院。この辺りの病院は限られているから探すのはたやすい。」


 3は先の戦いがあったことを住民を脅して広めるようにしていた。そのおかげで現在は転移者が争っていたということもあり広く知れ渡っていた。


3(これで噂程度の信憑性は薄いが広まった。当然この国にいる転移者の耳にも入っている。)


 3はこの話を広めてからずっと一条が入院している病院の近くにいた。その一条のそばにはセロがいることも知っていた。3は一条を今は狙わず彼を狙う他の転移者がくるのを待っていた。動けない一条を囮にしたということ。


3「さっそく釣れたようだな。」


 囮につられて四家の信者が姿を現していた。信者も3に気付き敵と認識する。信者は慌てて仲間を呼ぼうとするがその時にはもう3に腹部を刺されていた。その後足を損傷させ身動きを取れなくした。


3「お前は転移者ではないようだな。誰の差し金だ?」

信者「もうしわけありません!失敗しました。」


 信者は拷問を恐れその場で服毒自殺をわかった。情報を聞き出せず3はがっかりするが信者の手持ちのもの、服装を調べ上げる。その中には聖書まであった。


3「持ち物、服装からしてこの国の者じゃないな。俺が最初にいた国か?あそこにはあの女がいるはずだ。あの女かそれとも別の奴か。この世界で服毒自殺なんて器用な真似はそうそうできるわけがない。薬や毒に詳しい転移者がいるはずだ。そいつは転移者の生死を確認するためこの近くにいる可能性が高い!」


 3は次なる獲物を定め相手が動くのを待つことにした。一人始末したのだから必ず相手は何かの行動に出る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ