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一条「初めまして、転移者の3。」
3(どこで俺の名前を知った?俺が転移者ということも知っている人は少ないはずだ。どこからか情報を手に入れたか七宮から吐かせた情報か、もしくは……。)
3は一条の少ない言葉からいくつかの可能性を推察する。ここに一条がいること、自らがこれから為そうとしていることからある程度敵の正体を見破っていた。
3「お前も転移者だな?なら殺されても文句はいうなよ!」
3はいくつもの刃物を作り一条の周りに飛ばせた。一条は全てまるでどこで飛んでくるか分かっていたかのように避けた。さらに3は一条に接近し切り掛かるが全部避けられていた。実際には3の思考を読んでどこに攻撃してくるか完璧に分かっていた。未来予知にも匹敵する能力の使い方を一条はしていた。
3(やはり能力は未来予知か読心系の類。ということは通常の攻撃は全く意味がない。それどころか隙を作ってしまったら反撃をくらう。俺の能力も把握されていると考えたほうがいい。)
3は後退する方が得策を考え一度距離を取る。このままでは勝つどころか生き残ることもできない。そんな状況が彼の心に焦りを生み出す。そんな思いすらも一条は読んでいる。
3(これはまずい。こいつとあの女が手を組めば俺の生存率はゼロに近い。そうでなくても単体相手ですら逃げ切れない!ここで仕留めなければ俺に未来はない!!)




