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3は隠れ家で過ごしていた。あの七宮が起こした事件からは表立った行動はしていなかった。事件が収まりセロが広めた例の情報も3の耳に入ってきた。このことで3は七宮が殺されたことを確信した。犯人は高確率で転移者。もちろん情報が嘘の可能性もあったがその場合だと情報を漏らすメリットが少なくその可能性はかなり低いと3は考えた。この情報のせいで転移者に対する国民感情は最悪なため派手に動けない理由となっていた。3は防衛のためとはいえここの大勢の人を殺し何人かに目撃されていた。このせいで3は誰からも命を狙われても全く不思議はない。
3(俺はここに来ておそらくどの転移者よりも日が浅く情報を持っていない。その上派手に動いた以上他の王国にいる転移者にばれていると考えたほうがいい。今の状況では前みたいに人質を使うのは返って危険。先に襲撃しようにも七宮の手から逃れた奴ならそう簡単にはまず見つからない。だったら!)
3は覚悟の上で次の行動に移ることにした。このままこの場にいても彼に勝機はない。今の彼は攻めるほかにない。
3「負けたら死ぬ。だが、俺は一度死んでいる。今更何を恐れる必要がある?初めて人を殺したあの日から覚悟はしてきた。引き返す道は始めからない。止まる意味もない。進んで、殺して、その果てに俺は生き残ってみせる!」
僅かに抱いてしまっていた不安を取り除くかのように独り言を呟く。
彼の作戦とは住民を切り殺しまくり転移者が現れるのを待つことだった。当然住民が反撃してくる可能性や不意打ちをくらう可能性が高い。でもこの方法なら間違いなく七宮を殺した相手が出てくると彼は思っていた。
3「これが俺のやり方だ!今こそ始めよう!!」




