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五氏は王国で息をひそめていた。能力を使いありとあらゆる情報を得ていた。この世界にはない物は価値が高く高値で取引されていた。その金で仲間や奴隷を大勢雇っていた。彼らは裏で動いているため七宮と一切接触はしていなかった。しかし、五氏側は七宮の情報を得ていた。推測のレベルだが彼の能力、帝国で彼が動いていたこと、今彼がどこにいるすらも掴んでいた。七宮は証拠を残していないつもりだったが動きが派手すぎたため目撃者が多すぎた。逆に同じ王国にいる一条の情報は全くつかめていなかった。
五氏(まだ三人しか情報はない。その内の一人は死亡している。宗教国家は出入りが厳しい上に信仰の関係上仲間意識が強いから探りにくい。すでに送った仲間からの連絡は途絶えている。まだ動くときではなさそうね。)
五氏は自分以外の六人全員の情報を集め、残り三人ぐらいになってから動き出す予定だった。彼女の能力は協力だが制限があり正面から戦うのは不利となる。




