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鋼鎚使いの無能神官  作者: しらぬい
第2章 紅焔破刃の継承者編
39/45

EP 36 彼女はかく語りき

すみません、投稿が予定より遅れました。では、どうぞ


2018/10/14 タイトルを修正しました。





「…………」

「あなたたちが戦う相手とは、"大厄災(リベリオン)"に他ならない」


 アルタールがその名を告げた時、不思議と驚きはなかった。代わりにあったのはやはりか、という納得。そして最悪の予想が的中したことに対する不安。これから先に一体どれほどの困難が待ち受けるだろう。

 幻影を見たときから、俺にはわかってしまった。今の俺たちの実力は()の堕神には遠く及ばない。それどころか書物の悪魔にすら手こずるほどだろう。そんな俺たちが巨悪に立ち向かうことがどれほど困難なことか改めて思い知らされる。


「……驚かないのね、二人とも」

「はは……。予想してたってのもあるけど、まだ実感として湧かないってのが大きいかな」


 ルイーナは眉尻を下げ、力なく乾いた笑みを漏らした。

 ああ、きっと彼女もまた俺と同じ気持ちなのだろう。立ち向かう敵はあまりに強大、そして比類なき悪である。心構えをしていたとしても、その名は堅く心に打ち立てた決意を揺さぶってくる。


 恐怖の波は絶え間なく訪れる。いくら振り払おうと、ねっとりと粘り気を含む波に足元を掬れそうになる。呑まれまいと足掻くほどズブリズブリと心を飲み込んでいく。

 この恐怖はいつまでも俺たちに付きまとうことだろう。戦いを重ねる度、間違いなく死の権化の足音は聞こえてくる。不気味な笑い声はより鮮明に、俺たちの恐怖を煽るのだ。


「けど、やるしかないんだよね。私たちの未来を守るためには」

「その通りだ。立ち向かわなければ、俺たちも死ぬだけだ」


 だけど、それでも諦めるという選択肢はない。諦めること、立ち止まることは自分たちの死と同義だからだ。必死に波を掻き分け、死に抗えと本能が叫びをあげる。だったら俺たちはそれに従うまでだ。

 俺たちの返答は予想外だったか、リッカは一瞬だけ目を見張る。すぅ、と目を細めると口元を緩めた。


「……これは、私の方が驚かされました。どんな心境の変化があったかはわからないけど、貴方たち二人は十二分に立ち向かうための勇気を持っている。……私が無駄な発破をかける必要もないわね」

「えへへ、アレンから勇気をもらってるからね!」

「ふぅん……。まぁどうあれ、あなた達の心が折れていないのは何より。さて、次はリベリオンね。さっきから言ってる通り、リベリオンは魔を払うための古代動力装置(アーティファクト)。つまり、魔物や大厄災の系譜を辿るモノに対して絶大な効力を発揮する兵器よ。魔物の殲滅のために、溜め込んだエネルギーを破壊力へと転換するわ」


 つまるところ、俺の持つリベリオンは魔物に対して有効な効果を持つということだ。黒馬戦での、風の大鎚で障壁を破壊できた事実が何よりの証明だろう。その力があったからこそ、俺たちは今生きてここにいる。


「そのエネルギー源は大賢者エレナの残した世界各地に散らばる大いなる力、と予想されるわ」


 知らない名前が次々と並んでいく。彼女が今話しただけでも気になるキーワードはいくつもある。大賢者エレナ、大いなる力。そして力の正体は完全に判明しているのではなく、アルタールによる予想だ。


「大いなる力……ここ最近どこかで聞いたことのある話だなぁ。ねね、アレン。何か引っかかることとかない?」

「世界各地にってのが大厄災の力と被るところがある。もしかしたら、と思うんだがそうじゃないんだろうアルタール?」

「ええ、大厄災の力と大いなる力は全く異なる指向性をもつものよ。そもそも大厄災に打ち勝つために生み出されたものですもの。両者が同じものであるはずがないわ」


 ということはリベリオンの機能を十全に発揮させるためには大いなる力と呼ばれるエネルギー源が必要だ。俺たちがヴィーゼ王国で手に入れた風の力もまた大いなる力の一つであったということになる。


「それに、リベリオンは大厄災の系譜にある魔法ならその効果を無効化できます。風の障壁のことを思い出してもらったら早いわね。但し、人が放つ魔法にはまるで意味がないわ。仮に今、火の玉をあなたにぶつけても、リベリオンでこれを打ち消すのは無理よ。例えば、こんな風にね」


 彼女は軽く指を振り、掌を返すとその上に拳大の火の玉を作る。いくらか浮遊させて、ピタリと俺の目の前で器用に止めた。試しにリベリオンを近づけてみるがなんとも反応はない。目の前の炎を吸収することも、光が明滅することもない。これは彼女のいう通り、ただの火の魔法だからだろう。

 俺が一通り確認したことをみると、彼女は指を鳴らしてそれを消してしまった。


「それにもっと言えば制約もある」

「制約?」

「火に風を与えても火の勢いが増すだけのように、水に火を放っても水に呑まれるだけのように、相性的に不利な魔法に対しては相殺することは不可能よ。だから、あなたが手に入れた風の力はここで立ち向かう敵には使えないと思っておきなさい」

「あまり当てにしていなかったとはいえ、嬉しくない情報だな」


 もともとあまり頼りにしていなかったとはいえ、改めて告げられる事実に落胆する。有効な武器が一つでも増えれば今後の策も広がっただろうに。


「そう残念がることもないわ。風そのものには無数の利用法があるのですから。それにこれからあなたが新たに力を集めればいいだけの話です」

「それって、さっきアレンが吸い込んでたやつのことかな?」

「ええ、ヨルドの火の力。それがあれば立ちふさがる敵にも対抗できるでしょう。……エレナはもしかすると、いずれ大厄災の力をもつものが現れると予期していたのかもしれないわ」


 彼女は目を伏せ、やや確信じみた口調で言う。


「そのために対抗策を残していた、と。だったら消すことはできなかったのかって感じだけどな」

「さて、その辺りは私には分かりかねるわね。当事者ではないのですもの」

「でも何もないよりはマシだと思わない? だって何もできずに終わるなんてことないからね」


 とはいえ、そう楽観視できる状況なわけでもない。アルタールの言う大いなる力があの黒馬のようなものだとすれば回収には相当な困難が予想される。だって考えてもみればまだ集まったのはまだ風の力だけだ。この先、火、水、雷……そうやって集めていくならあれほどの脅威がこの先何度も立ちふさがることになる。

 ……悔しいが、いずれ俺たち二人だけでは限界が来ることは間違いない。


「アルタール、大いなる力はあんなに恐ろしいものなのか ? ことによっては、この先俺たち二人じゃ戦力不足になるかもしれない」

「いいえ、それは違うわストライフ。私が知りうる限り大いなる力にあんな機能は存在しないはずよ。恐らく大厄災を復活させようとしている集団の妨害でしょう。封印の一部が解放されてしまったものの、まだ大厄災は完全に復活しているわけではありませんからね」

「あんなのを復活させようとしてる奴がいるなんて……。許せないよ、命をなんだと思ってるのさ」


 ぎゅっと、ルイーナの両こぶしが強く握られる。噛んだ唇は白くいつ切れて血が流れてもおかしくない。


「アルタール、その集団の正体は分からないのか? 軍とかが追ってたりとかは」

「どこの軍も正体どころか存在すら知らないでしょうね。表舞台に出てきたことはほとんどありませんもの。私も彼らに遭遇できたのは数回程度。わかっていることは少数精鋭の組織であること、そして体のどこかあるいは装備のどこかにこんな紋章を必ず入れているわ」


 そう言って、コツンと軽く鎌で地面を叩く。すると、焚き火の上にぼやっと光が集まり始め、その中に何かしらの像を結び始める。

 集まる光の量が増えるほど徐々に像の輪郭ははっきりとしてくる。それと同時に俺とルイーナの顔は険しいものへとなり始める。俺は自然と奥歯を噛み鳴らしていた。


 その形には見覚えがある。縦に細長く、左右に羽のごとき模様がある。中心の螺旋とそれを支える揺らめいた一本線。忘れるはずがない。師匠が戦っていた仮面の人物にも刻まれていたじゃないか。


「彼らは組織を"終焉の杖(ヴァナンガンダ)"と自称している。"鉄血の処刑人(エクスキューショナー)"と戦っていたのもここの人員ね」

「ヴァナン……ガンダ…」


 "終焉の杖"が大いなる力を手に入れる妨害をしてくると言うのなら、力を追っていけば、自然とその組織にたどり着くことになる。だったらこの先の方針を迷う必要はない。世界各地の力を手に入れて、組織を潰して、復活を防ぐ。これが俺たちの基本方針となるはずだ。


「話が逸れたわ。ともかくどのような技術かはわかりませんが、"終焉の杖(ヴァナンガンダ)"は大いなる力を改変し、大厄災の残骸とも言うべき魔物にしていたの。……ここではそうあって欲しくないと願ったのだけれど」


 アルタールはフゥとため息を吐いて、うっすらと光を放つリベリオンの宝石を眺める。

 彼女の懸念は異形から力を吸収できたこと。それが意味するところは、火の力もまた同じ状況にあるということだ。もうすでにこの地の力も真っ当なものである保証はない。


「いくらか火の力が溜まっていればリベリオンの破魔の回路は起動できるわ。そうなれば火の力を相殺できるのですけれど……」


 アルタールがリベリオンの状態を詳しく見たいというので首飾りを渡す。彼女はしばらくじぃっと首飾りを眺めると首を振った。彼女の見立てではまだ火の力を破魔の力として使うには足りないらしい。まだ力を集めなければ彼女の言う火の残骸とやらには対抗できないようだ。


「それに妙な魔法の跡がありますね。これ自身の働きを阻害するような……。こんなものがあったらまともに動かないでしょうに」


 そう言ってアルタールは手に白い光を宿す。彼女は軽くリベリオンの表面を撫でて俺に返してきた。見た目は先ほどと何も変わらない。あちこち触ってみたがどこか変わった様子もなさそうだった。


「何をしたの、アルタールさん?」

「リベリオンにかかってた阻害魔法の残骸を取り除いただけよ。あんなのあったら破魔のコントロールが難しくなるわ。ほら、あなたの魔力を通して風の破魔を起動してごらんなさい」


 彼女の言う阻害魔法には覚えがある。おそらく師匠の施した魔法のことだろう。もっとも、あれは俺の無茶な使い方のせいで不完全な消え方をしていた。そのせいでリベリオンの能力が十二分に発揮できなかったのだと言う。


 あの時は無我夢中でやっていたが、いざやるとなると難しいものだ。それに魔法が暴走しないか不安でもある。

 一回目に師匠の部屋で使った時も、二回目に森で使った時も辺りには暴風が撒き散らされた。そのせいで大怪我もした。黒馬の魔力を吸収してからは武器に絡みつくような魔法に変わったが、今ここで使うには躊躇(ためら)いがある。


「……? 何をしているのさっさと使いなさいな」

「いや、大丈夫なのかこれ?」


 アルタールは俺がなぜ不安がるのか分からず、眉間に皺を刻み早くと急かした。


「前に使った時は暴風で死ぬかと思ったぞ……」

「そういえば……。本当に大丈夫なの、アルタールさん?」

「風の回路は正常に動くから安心なさいな。でも、火の力はダメよ? じゃないと大火事になりますからね」


 何気に大事なことをさらっと言う。彼女の言う分には、風の方は大丈夫らしい。もしかするとリベリオンの回路の起動に必要な力がないと暴走すると言うことか? だとすれば彼女が促すのも納得できる。風の力は十分にリベリオンにあるのだから暴走することはないはずだ。

 不安は残るがリベリオンの能力はどのみち確認しなければならないことだ。鋼鎚を持ち、二人のいる場所から距離をとった。万が一失敗して巻き込んでしまっては大変だ。気合を入れるよう、一回深呼吸してから目を閉じる。


 初めてリベリオンの魔法を成功させた時を思い出す。首飾りに意識を集中させれば、二つの力があるのをうっすらと確認できた。一つは大きな風の力、もう一つは小さな火の力。

 現象を発生させるための回路自体は酷く複雑だ。こんなのを辿れば一つ解析するだけで数十年は優に過ぎてしまうだろう。一方で魔法を起動するための回路はかなり単純化されている。前者が入り組んだ迷路だとすれば、後者は一本道のようである。

 慎重に、慎重に起動回路に魔力を流していく。回路の管に水を満たすように、自身の魔力を注いでいく。やげて完全に回路に魔力が満たされる。カチリ、と何かがハマった感覚と同時に風が巻き起こった。それは周囲を破壊する残虐なものではなく、武器に寄り添うように絡みつく翡翠色の風だった。


「……成功した」

「破魔の回路に力が満たされているもの、当然よ。それがあれば同じ属性の力を相殺することはできるでしょう」


 試しに色々と実験してみる。魔力の供給を止めれば風の供給は徐々に止まり、形は相変わらず変えられないものの、出力の大きさ自体は流し込む魔力量に依存するらしい。普通に起動していた時の三倍くらいの魔力をつぎ込んでみたらほとんど翡翠の大鎚に変わっていた。おまけに巻き起こる風も半端じゃない。慌てて、出力を絞るとそれに伴って鎚の大きさも小さくなっていく。

 実験を終えて二人のところに戻れば、ルイーナが口をへの字に曲げ諦めたように眉尻を下げていた。乱れた髪を直しているのはきっとリベリオンの風のせいだろう。


「すまん……」

「夢中になるのはいいけど、もうちょっと周りに気を使って欲しいな」


 返す言葉もない。そんな俺たちをアルタールは呆れたように眺めていた。





§





「リベリオン他の基本的な知識としてはこんなところかしらね。あなた達は今後、残る力を集めるよう動いて欲しいわ。ここ、ヨルドの火の力をはじめとしてね」


 最後にリッカはそう締めくくる。伝説の通りなら、全ての力を集めきるにはほとんどの国を回らなければならないだろう。東のスプリゲル共和国やレブラスノー帝国にも訪れる必要があるのだろう。


「ねぇ、アルタールさん。聞いておきたいことがあるんだけど、いいかな?」

「何かしら」

「……もう大厄災の復活は、私たちが戦うことは確定したことなの?」


 その問いに対し、アルタールは少しだけ申し訳なさそうな顔をする。


「そうね……、さっきはああ言ってしまったけれどあなた達が必ずしも大厄災と戦う必要はないわ。"終焉の杖(ヴァナンガンダ)"さえ潰せば少なくとも封印の解放がなされることはない。大厄災の力そのものを破壊することは不可能かもしれませんが、封印を強固にして先延ばしにすることはできます」

「消滅は不可能なんだね……」

「ええ、たとえ大いなる力が揃っていても困難だと思うわ。勇者と世界中から認められたグルガンですら、完全に殺しきることはできなかった」


 アルタールの目線はこちらに向き、俺をまっすぐと射抜く。


「正直なところ、私はあなたをリベリオンの所有者と認めるには実力不足だと思っているわ。おそらく、この先進んだとしても何をなすことなく殺されるだけでしょう」


 それは間違いなく正論だ。俺が一番よく痛感している。気概があったところでそれに伴う実力がなければ俺の言う未来は夢物語だ。彼女は正しく俺を分析し、懸念を指摘した。ただのやつあたりだと理解していても、俺は返す視線が強くなるのを止めることはできなかった。


「だけどだからってやめるわけにはいかない。さっきもそう言ったはずだ」

「ええ、それは当たり前よ。むしろそうでなくては困ります。あなたが戦うことを止めることはできないわ。だから、"終焉の杖"に、"大厄災"に対抗するためにはあなたの戦力を充実させなくてはなりません」

「……何が言いたい?」


 俺の低い声に、アルタールはフッと笑って答えた。


「故に、私も今後あなたたちに同行します。大厄災の復活を止める前にあなた達に死なれては困りますからね」


 予想外の提案だった。一瞬、俺は何を言われたか分からず、ぽかんと口を開けたままだった。

 いち早く硬直から立ち直ったのはルイーナの方で、パァっと明るい笑顔になるとアルタールの手を握り、ブンブンと上下させる。


「わぁ、心強いよ! うん、うん! 正直私達だけじゃ不安だったから、アルタールさんが味方になってくれるならこれ以上はないよ!!」

「や、やめなさい。そう馴れ馴れしくするものでは……というか手を離しなさいな!」


 アルタールはすっかりルイーナの雰囲気に呑まれてしまって、先ほどの緊迫した雰囲気とか強者たるカリスマとかどこかへ吹き飛んでしまっていた。今はただただ困惑し、振り回されているだけの少女だ。

 なんだか拍子抜けする。きっと悪いやつじゃない。ただ不器用なだけなのかもしれない。ルイーナはアルタールの善性を見抜いたのかもな。それであんな風に無邪気に接しているんだろう。


「仲間だったらアルタールさんって言うのはちょっと他人行儀だよね……。私もアレンのことアレンって呼び捨てにしてるし…」

「あの、ルイーナ・エレンチカ。私は同行するとは言いましたが仲間になるとは…」

「一緒の目的で旅するなら仲間でしょ! 私のこともルイーナでいいから、ね?」

「えぇ……」


 無邪気に笑うルイーナに強くは出れないのか彼女は困った顔でやんわりと拒否するだけだ。早くも仲間内で強さの相性ができつつある。じゃれ合う二人に近づき、俺はリッカに手を差し伸べる。彼女はふと横から伸びてきた手に気づき、俺の方に向き直した。


「それじゃあ、今後もよろしく頼むリッカ」


 彼女は果たして俺の呼び方の変化に気づいたか、眉根を下げフゥと嘆息する。その表情はきっと俺たちの打ち解けの早さによる呆れだろう。けれど、彼女はそれでも俺の手をギュっと握り返してくる。どうあれ、それが彼女の答えだった。ニコニコと、ルイーナも俺たちの握手を見つめていた。


「ええ、よろしく頼むわねルイーナ、アレン」


 こうして俺たちは新たな仲間を迎えることとなる。この時の俺はまだ知らない。この先いかほどの悲しみと波乱が待ち受けるのか。でも、強い眼差しの奥にある彼女の意思を裏切る真似だけはすまいと、俺は固く誓うのだった。

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