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鋼鎚使いの無能神官  作者: しらぬい
第1章 流嵐の王都編
13/45

EP 11 影

長めです。


2018/10/14 タイトルを修正しました。




 突然に現れたそれは、圧倒的なプレッシャーを放ってそこにいる。

 不気味にざわざわと揺れていた枝の音も、森を侵すように広がっていた靄も、びゅうびゅうと吹いていた風でさえもいつの間にか消えている。

 あらゆるモノを寄せ付けず、まるであれだけが世界から隔離された様な感覚。それでいながら俺たちの目はあの黒馬から離せないでいた。


 食い入るように見つめた先にいる黒馬は、ただそこにいるだけだ。優雅に地面に立ち、どこか見えない先を見つめている。


 ――異様だ、ありえない、と頭の中で警鐘ががんがんに鳴り響いている。


 確かにあんなモンスターは一度たりとて見たことがない。いや、存在していることすら聞いたこともない。

 だからこそ、俺の興味は強くあの黒馬に引かれていた。


 ――早く逃げろと本能が騒ぎ立てる。身体の主たる俺に危険を知らせようと、脳の神経回路は焼き切れるかのように発火している。


 そうだ、俺はあの黒馬を調べなければならない。それは俺の持つネックレスの調査にも関係していることのはずだ。

 だから俺があれに近づくことはなんら不思議ではない。

 たとえ身体から力が抜け、操られるようにあれの前に立っても不思議なことではない。


 ――精神(あたま)の異常を察した身体は、更なる危険に身を投じようとする主を察知する。次いでそれが命を投げ出す行為だと分かると、猛烈な勢いで体に血と魔力を巡らせ始めた。


 不思議なことじゃない、俺には理由がある。

 おかしなことじゃない、それには根拠がある。

 だから身体が急に発熱しようが、脈が速くなろうがそれらは些末(さまつ)事。優先すべきことはきちんと頭の中にある。


 ――止まらない。精神(あたま)に支配されている身体は止まらない。最後の抵抗だとばかりに身体は無茶苦茶に魔力を放出し始めた。


 ゆっくりと身体を起こす。何かが転がった気がしたがどうでもいい。関係ない。

 身体が拒む理由が分からない。優先するべきことをしようとしているだけなのに。

 赤い瞳を携えた頭がゆっくりとこちらを向く。身体からの警告を無視し、俺は力のない身体で立ち上がろうとして…。



 どくん、と一際大きくネックレスが鼓動した。



「……っ!?」


 今自分がやろうとしていることを理解した。立ち上がりかけた身体を無理やり引き下ろす。

 死んでいた感覚に現実が蘇る。荒く吹く風は依然として森の奥地から吹き荒れ、ざわざわと木の枝が揺らぐ。

 どくどくと身体全体が脈を打つ感覚。耳朶(じだ)を打つのは強く鼓動する心臓音。呼吸は浅く、酸素を求めるようにして喘ぐ口からはこひゅー、こひゅーと息が漏れている。全身が熱湯をぶっかけられたように熱い。触れた部分が火傷をしてしまいそうだ。


 馬鹿か、俺は! 自分で自分の正気を疑った。

 俺は今何をしようとしていた。自分の命よりもあれを調べることが大切だ? 馬鹿馬鹿しいにも程がある!


 奇行に走ろうとしていた間抜けな自分を叱咤(しった)する。すぐに状況を確認すると、ルイーナもリリアーナも魂が抜けたように放心していた。まるで先程の俺と同じように今にもあの黒馬の前に出ていきそうである。


 その瞳はあの黒馬を捕えている。だが、何もない虚空を見つめるかのようにそこに彼女の意志はない。

 俺は茂みのリリアーナを掴み、ルイーナを押し倒した。二人の額に指を当て、小さく息を吸い、無理やり彼女たちに微量の魔力を流し込む。

 ビクンと大きく身体が跳ねる。乱暴だがなんとか抑え込んで彼女たちの正気が戻るのを待った。


 それまで空虚だった瞳に彼女らの意志が宿り始める。すぐに跳び起きそうになるルイーナを片手で口を押えながら地面に頭を押し付けた。片手でリリアーナを持っているため、かなり雑な対応だが今は緊急事態。すまないと思いながらも彼女が叫びだそうとするのを防いだ。


 リリアーナは過呼吸に陥っているらしく、ひゅーひゅーと苦しそうに息をしている。彼女の背をそっと撫で、落ち着くよう促した。今の彼女には、叫ぶほどの余裕もあるまい。

 ルイーナの方に視線を向けると、まだ混乱はしているものの意識ははっきりしたようで潤んだ目でこちらを見上げていた。俺はリリアーナをそっと地面に降ろし、口の前に人差し指を立てる。彼女はこくこくと縦に首を振った。


 彼女が正気であることを確認した俺はゆっくりとその手を離した。

 彼女はまだ先程の余韻が残っていたらしく、二回ゆっくりと深呼吸すると音を立てないように起き上がった。


(ありがとう、アレン。助かったよ…)


 小さな声で礼を言う。それに頷くことで応えると、彼女は緊張した面持ち黒馬に視線を向けた。

 その視線は厳しく、だが彼女の意志が確かにある。先程のような事態には陥っていないようで安堵する。


(…一応聞くけど、あれに何か心当たりはある?)

(恐らくだが、さっきから輝いてるこいつが関係していることには間違いない)


 服の上からでもネックレスが明滅しているのが分かる。一つ気づいたことではあるが、この鼓動とあの黒馬に流れる線の鼓動は同じタイミングで脈を打っている。だからどうというわけではないが、これがあの黒馬から発せられる何かで共鳴をしているのはほぼ確実だろう。

 ちらりと黒馬の様子を伺う。

 先ほどこちらを見た気がしたが、今もそいつは森の外に頭を向けたまま、静かに立っている。

 こちらに気付いていたのかと思ったがそうではないということか。あるいは取らぬ存在だと全く相手にされていないのか。


 どちらにせよ好都合だ。あの黒馬がこちらに興味を向けていないというのなら、今こそが逃げるチャンスだ。

 今の俺たちが無理をして戦いを挑んだところで敵いはしないだろう。どうイメージしても奴に勝てる気がしないのだ。

 もしも善戦できたとしてよくて数分もつかどうか、そうでなければ瞬殺される。

 嫌なイメージが頭の中にこびりつく。


 その時、黒馬がぴくりと頭を下げる。まずい、気づかれたか。

 今にもここから逃げ出したくなる衝動を堪えながら、背の鋼鎚に手を添える。最悪、一瞬隙を作れればいい。そうすれば俺はダメでもルイーナとリリアーナは逃げられる。


(ルイーナ、もしあれがこっちに突っ込んでくるようなことがあったら俺が前に出る。だからその間にリリアーナを連れて逃げるんだ)


 ルイーナは驚きに満ちた顔で、信じられないと小さく漏らした。そして柳眉を逆立てると俺に詰め寄った。


(アレン、君正気!? 私に君を置いて逃げろっていうの?)

(そうじゃなきゃ全員皆殺しだ。お前も感じてるだろう、今の俺達じゃあれには勝てない)

(……っ!)


 図星を付かれたか、悔しそうに彼女は唇を噛みしめる。それでも俺を置いていくことはできないと彼女はなお食い下がった。

 彼女を宥めようと口を開く寸前、不意に黒馬の目の前に黒い影が現れた。

 まるでぼろきれのような黒い布を纏い、その顔はフードによって作られている影でよくは見えない。だが、見るからにおかしなことがある。


(何なの、あいつ…。いや、それ以前に足がない…)


 復活したリリアーナがぽつりと言った。

 足がない、だというのに影は常人と同じように地面に立っている。いや、浮いているという方が正しいか。

 黒馬は影に怯えることも警戒することもなく、ゆっくりとその(こうべ)を垂れた。


 その様はまるで王に仕える騎士のよう。頭を下げた黒馬を影は優しく撫でた。

 主人と使い魔というところか…? 真相は分からないが、あれもこいつに関係しているのは間違いない、か。

 懐で未だ熱を放つネックレスにそっと触れる。以前として自らの存在を主張するように鼓動を刻んでいる。


(アレン、ここを離れよう。あいつはやばいよ、木が逃げろって言ってる)


 ルイーナが腰を浮かし、俺の腕を引っ張った。焦る彼女の手は僅かに震えていた。

 彼女はすぐにでも逃げ出せる態勢にあり、リリアーナもそれは同じようだ。

 俺も彼女の提案に頷くと、音を立てないように腰を浮かす。

 ゆっくりと黒馬たちから離れ始める。警戒は決してやめない。無事が確保できるまで最大限の注意を払う。



 だからこそ俺はその影がニヤリと笑うのを見てしまった。



 それは一瞬だった。

 背筋につららを刺し込まれた様な悪寒を感じ、俺は彼女らを引っ掴んで横へと跳んだ。

 瞬間、その予感は現実に変わる。

 俺たちのいた場所が馬鹿みたいな衝撃と共に抉られた。数瞬遅れて轟音が耳をつんざく。

 一直線に伸びるその跡は、戦車でも通り過ぎたかのように地面が捲れあがっている。


「走れ! ルイーナ、リリアーナ!!」


 彼女の背を押し、鋼鎚を抜いた。

 後方で叫ぶルイーナたちの声も気にせず、俺は地面を蹴って踏み込んだ。その距離にして三十メートル。

 最悪の事態だ。せめて奇襲をかけることができたのならまだ多少はこちらにアドバンテージがあったものを。今この時においては、明らかに奴らの方に分がある。


 俺の敵意を感じとり、黒馬の赤い眼が動く。

 忽ちに膨れ上がる殺意。飛び掛かる俺を敵と見なし、黒馬が牙をむいた。

 自分よりも下等な生物が挑むその愚かさに怒りの嘶きを上げる。


「あ―――ぁ!!」


 振り上げた鋼鎚を振り下ろす。

 威力は必殺、ありったけの力を籠めたそれは視覚すらできない速度で振るわれた。

 出し惜しみなどしない。

 そんなことをすればなす術もなく殺される。

 故に俺が止まることは即ち俺自身の死を意味している。


 ブォン!!

 一振り、暴風が巻き起こる。

 黒馬が頭を一振りするだけで必殺の鋼鎚は風の壁に阻まれた。

 硬い、まるで分厚い鉄の壁でも殴りつけたかのようだ。悲鳴を上げる腕に体重を乗せ、風の壁をぶち抜いた。

 だが最早それに黒馬を打ち抜く威力はない。鋼の頭は空を切って地面へと叩き付けられる。


 化け物だ。

 渾身の力を籠めて繰り出した一撃すらあっという間に無力化された。これを化け物と言わず何と言う。


 更に一歩踏み込み、叩き付けた鋼鎚を振り上げる。

 鋭利な爪は宙に半月を描き、その顎を打ち砕かんと奴の頭に迫る。


「はぁ――っ!!」


 それでもまだ足りぬと奴はその角を俺の鋼鎚に打ち当てた。

 火花を散らし、弾かれる。

 弾かれた鋼鎚の軌道を修正する。その一撃は次の一撃のための布石へ。

 鎚頭は低く地面を飛び、砂を巻き上げながら円を辿る。


 『リジェネ』の出力を上げる。失われた体力はこの身に戻り、荒々しく魔力が喰われていく。


 ――腕に力を漲らせる。

 奴は既にこちらの動きに気付いている。俺を押しつぶさんと、高くその大木のような足を持ち上げた。

 ――円を描く鋼鎚は勢いを増して空を滑る。

 その蹄が当たれば俺は間違いなく殺される。

 ――歯を食いしばり、今にも持っていかれそうな体を支え。


「うらぁ――!!」


 振り下ろされる蹄と最大の勢いが乗った鋼鎚が激突した。

 鋼鎚を打った瞬間、奴の眼に嘲りが映る。

 目を疑う。

 鋼鎚と蹄の間に貼られている風の膜。俺の鋼鎚の威力を殺しきり、奴は痛恨の一撃を叩き込んでいた。


 やられた、そんな手があるなんて反則だ。

 腕に力を入れても鋼鎚は振りぬけない。

 鍔迫り合いに負けた俺の身体はその威力に屈し、後方へと吹き飛んだ。


「がっ…!」


 勢いよく何度も地面を転がる。茂みを飛び越え、俺の身体は木に叩き付けられる。

 叩き付けられた勢いで、鋼鎚は俺の手を離れ、地面にどす、と突き刺さった。


「ぁ――――っぁ、――っ!」


 肺から空気が押し出される。酸素を求めて喘ぐ俺はまるで餌を求める金魚のようであろう。

 競り合いに負けた腕は痺れ、握ることすらあたわない。


 渾身を籠めたはずの一撃は防がれた。

 たった三撃だ、それだけで勝負は決してしまった。

 様子見に徹するべきだったか? いや、それではあの黒馬の注意はルイーナ達に向かっていたかもしれない。それを考えるのなら、俺の判断は決して間違っていなかった。


 間違えていたとすれば、あの黒馬が想定外の実力を持っていたこと。

 鋼鎚の一撃を殺す風とか反則だ。あれじゃあいくら力を籠めて打ち込んだところであの膜に防がれてしまう。


 じきに死は訪れる。黒馬はゆっくりと、しかし着実に俺へと近づいてきていた。その隣を影が浮かぶ。

 ルイーナたちは逃げ切れただろうか。ほんの少ししか時間は稼げなかったけれど、それでもここから離れるくらいはできたはずだ。


「―――――」


 身体が痛む。肋骨がやられたかは知らないが、妙に肺と胸が痛む。荒れた呼吸を整えるのだって一苦労だ。

 全身の魔力は淀んでいる。空気の膜を通して打たれたせいか体に奴の魔力が流れ込み、俺の魔力の流れが阻害されている。『リジェネ』の出力を上げようにも燃料である魔力が体のあちこちで不足していた。

 黒馬はあの蹄で容赦なく俺を押しつぶすだろう。


 腹を括る。黒馬とこのわけの分からない影がここにいることは知られるはずだ。たとえ俺がここで死んだとしても、誰かがこいつを倒してくれるだろう。

 無駄ではない、と言い聞かせる。そう思わないとやっていられない。

 俺の予想と違わず、黒馬は前足の蹄を振り上げる。その狙いは違わず俺へ。


「……待テ」


 俺は死を覚悟し、迫りくる蹄を受け入れた時、勢いよく振り下ろされた蹄は神速の速度で止められた。

 眼前で蹄が止まる。

 黒馬は不満そうに鳴きながらも、ゆっくりとその足を下ろした。


 助かった…のか?

 そう分かった瞬間、ばくばくと心臓が大きく鼓動する。

 人間助かったと分かれば現金なもので、死に体ながらも俺の頭はなんとか生き延びる方法がないか模索を始めていた。


「ホゥ…。コノ小僧ガ次ナル後継者トイウワケカ」


 僅かに見える影の口元がニヤリと三日月を作る。


「ナラバコレハ頂イテイクカ」


 影の腕が伸びる。その先は俺の懐。

 懐には預かったネックレスがある。奴の狙いはこれらしい。だが生憎こいつは預かり物だ。どこの誰とも知らぬやつに渡せるものか。

 気合を入れて、震える腕を持ち上げる。力なく俺の腕は奴の伸びてきた手を払いのけた。


 ここでこのネックレスを渡そうが渡すまいが、俺の死は決まっている。奴が俺からネックレスを奪った瞬間、隣にいる黒馬に俺の処刑を下すだろう。

 違うのは先に死ぬのか、後に死ぬのか、ただそれだけだ。

 だったら俺は約束を破らない可能性ができるだけ高い選択肢を選ぶ。ただの延命処置に過ぎないと知りながらも俺はそれを選んだ。


「……呆レタ小僧ダ。自ラ死ヲ望ムトハナ」


 奴の手がスッと挙げられる。

 さっきの再現だ。頭をフルに回して生き延びる方法を探る。避けさえすれば次へつなげられる。

 荒療治だが体に残る黒馬の魔力を、俺の魔力で押し流せば『リジェネ』が発動してくれる。そうすれば俺はこの場から離脱できるかもしれない。

 全ては避けられるかどうかにかかっている。だが、今の俺にはその方法がない。 


 考えろ、考えろ。俺がこの場から離脱する方法を。

 この敵たちから距離を取り。

 一瞬の隙を作り。

 何を失うことなくこの場から逃げ出す方法を。


 影の手に合わせ、黒馬の前足が振り上げられる。


 ……なんだ、あるじゃないか。

 俺が無事だと保証はできないが、助かる可能性があるのならやる価値はある。

 チャンスは一度きり。奴の不意を突かねばこの作戦は成功しまい。


 奴らの位置と鋼鎚の位置を目視で確認する。

 どこに跳ぶべきか今一度頭でシュミレートする。


 影の手と黒馬の脚がぴたりと止まる。

 ――急げ、もう時間がない。


 息を吸い、命が助かることを願い……。


「オ別レダ」

「―――っ!?」


 ネックレスにありったけの魔力を流し込んだ。

 瞬間、ガラスの破砕音を聞き、俺の身体はネックレスから吹き荒れる風の暴力に晒された。

 だが力は緩めない。

 これを持ったまま、俺は力を振り絞って鋼鎚の方へと身体を投げ出した。


 ネックレスから吹き荒れる風が推進力となって猛烈な勢いで宙を飛ぶ。


 痛い。苦しい。内からの圧力で身体が千切れそうだ。

 それでも残る意識を束ね、鋼鎚に手を伸ばす。

 あと数メートル――勢いは衰えることなく、身体は鋼鎚へと向かっていく。

 届くまであと一秒――痛みに意識がばらばらになりそうになる。

 あと、もうすこし――届け、届け…!


 この手に確かに何かを掴んだ感覚。慣れた重さがずしりと身体に伝わった。

 見なくても分かる。確かにこの手は鋼鎚を掴んでいるはずだ。


 俺の身体はそのまま宙を飛んでいく。まるで流星の如く、森を流れていく。

 敵が猛烈な勢いで視界から遠ざかっていく。暗転する意識。

 意識を失う刹那、俺は確かに奴が笑ったのを見たような気がした。

すみませんが、今週は院試があるのでお休みさせていただきます。

次回更新は9月19日となっております。

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