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女体化クルーエルがほんの少しだけ勇気を出そうとした話

私にはとてもお慕いしている方が居ます


ライアーさんと言う方で人々からは"死神"と呼ばれています


ライアーさんは優しくて格好良くて面白い事が好きで少し自分勝手な方です


とても不思議な魅力に溢れている方です


私は現在、そんなライアーさんと恐れ多くもお付き合いさせて頂いているのです


お側に置いて頂けていただけるだけでもとても有難い事でしたのに


そんな事を思いながら野暮用を済ませに行かれたライアーさんを近くの公園のベンチに座って待っているのですが。


ふと見ると親しげに手をつないで歩いているカップルが目につきました


…私も一度だけでいいからライアーさんとああ言う風に…


…って!そんな事ではライアーさんをお守りする事が出来ないじゃないですか!


と、少し羨ましいと思ってしまった自分に大きく首を振って否定していると後ろから名前を呼ばれました


振り向くとそこには用事を終わらせたライアーさんのお姿が


「お待たせ、クルーエル」


そう言ってふわりと優しく微笑むライアーさん


思わず見惚れてしまいました


「クルーエル?」


ライアーさんの呼びかけにハッと我に返った私は急いで立ち上がってライアーさんの少し後ろをついて歩き始めました


少し後ろを歩く理由はもし後方から誰かがライアーさんの事を斬りかかってきても直ぐに対応出来るようにするためにそうしています


その時ふと、先程のカップルを思い出しました


目の前にあるライアーさんの腕


服の袖を掴んでみようかと少し手を伸ばしたところで手を引っ込めました


やはり自分からライアーさんに触れることなんて出来ません


そう思った瞬間引っ込めた手がギュッとライアーさんの手に取られました


「!!??」


驚いて言葉が出ない私をみたライアーさんがクククと笑いました


「どうしたのクルーエル。今日はやけに積極的だね?」


からかう様な言い方に顔が熱くなりました


「ぇ…あ、えっと、これは…その………ち、違うんです…えっと…」


上手く言葉にできない私を見たライアーさんは凄く楽しそうに笑いました



私の手とライアーさんの手は絡み合うように繋がれていました

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