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ふわぁぁぁぁ………
疲れた…
疲れたよぉ……
話す事は、こんなに気力がいるものだっただろうか?
王にせめて護衛と側仕えを一人づつにして欲しいと頼んだら、物凄い勢いでなにがどれだけ必要かとか、警護の重要性を説かれた…
いらない。
そんなにいらないよぉ…
マカロンは大量にもらいました…はい。
もぐもぐ…
そういえば淀みの話そんなにしてない…
話もろくに出来てない…私お喋りなはずなんだけどなぁ?考え出すとどうにも、ほけー…としちゃうのか圧に負けたみたいに案内された部屋へと来ちゃった…
でもいいのかな?都度都度伝えていけば理解してくれるだろう。すぐになにかしなくちゃいけない訳でも…いや、鍛えては欲しいけど…
召喚された当日に色々言わなくてもいいか。
淀みね!はい!なくなりましたー!いえーい!
なんて事は出来ないとは話せたと思う、だからこそ討伐する人が必要で鍛える事が最優先だと理解……して…くれた…かなぁ…?
護衛を少なくしたらしい私の周りには計9人もの護衛?側仕えとは別に居る。
部屋中に2人、扉向こうに4人、この部屋を囲うような陣形を取る人達が外に3人。
減らしてくれた?もしこれで減らしたのだとすると王の護衛より多いんだけど、大丈夫?
もぐもぐ…
側仕えは絶対に2人が限度です!って力強く言いました!言えたと思います!
当初の人数より1人増えてるけど…!
でも側仕えというのも常に居なければならないのだから、3人で交代というのは普通?なのかもしれないね。
男女比率が7:3だから側仕えも男なのは分かっていたけれど、1人で出来ると言うべきか、やっぱり久しぶりに世話をされようか今でも悩んでいる。
それにしても…
案内された私の部屋であろうこの場所も、人をミニチュアのように見せたいのか家具などの高さが異様だ。
側仕えも護衛も、身長なら170〜180ほどでそこまで大きくない。王は165センチほどだけど、ここまで大きくする必要を感じない。むしろ不便だろう。
だってね?マカロンを取ろうとしたら机までの距離が遠すぎて届きませんでした!
お風呂に浸かったら立つのが当たり前なのか、座れる深さではありませんでした!
ベッドには浮遊魔法を使わないと登れませんでした!
それがこの国の常識みたいです!
せっかくだから生活魔法なしで生きてみようかなぁ?でもここまで不便だと使った方がいいかなぁ?なんて、考え込んでいるから迷っているような、困っているような、態度に見えるのか側仕えの子達が色々としてくれるけど…
まぁ…様子見というか、気分で使ったり使わなかったりしよう。
考えるのも面倒になってきた。
………
寝よ。




