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最終章:最期の挨拶

プルルル プルルル


「ん? パパから電話?」


「もしもし」

「あっ、もしもし?」

「どうしたの?」

「今から少し時間あるかな?」

「うん。大丈夫だよ。」

「外に出る用意して欲しい。」


父から電話がかかってきて、話を聞いたところ

1ヶ月前から入院している祖父が急に体調を崩し、今夜が山と言われたそう。

それで、これから向かうところである。


「大丈夫かな、」

「大丈夫だよ。お父さんと最期に話をしよう」


父はそう励ましてくれたが内心、不安でいっぱいだった。


「竹内です。」

「竹内さんですね。4階の病室になります。」


エレベーターで上がり、病室に入った。


「今、竹内さんはお話するのが難しくなっております。こちらに五十音表があるので指をさしてもらいます。」

「わかりました。」


祖父の病気の進行は早くなる一方で、もう話すことはできなくなってしまった。


「ゆっくりでいいから、話をしよう。」


父がそう言ってくれて、時間が許す限り話をした。


「げんきにしてる?」

「元気だよ。」

「よかった。りあはげんきがいちばんだよ」

「じいじ、またお出かけしようね」

「わかった。がんばる。」

「頑張ろ。またお見舞い来るからさ」

「ありがとう。」

「じいじ、またね」


私がそういった時、耳元でこう言ってくれた。


「りあ、またね。」

明日から新作出ます

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