強敵襲来?
突如として薄暗く何もない空間に来てしまった俺たち3人は
空からゆっくりと降りてきた黒髪ポニーテールの美人を警戒していた。
その黒髪ポニーテールの美人は身長がかなり小さく、人によってはロリと呼ばれてしまうぐらいの大きさである
髪はとても綺麗な黒髪ポニーテールが肩下あたりまであった
「な、なんだ貴様」
カーナが黒髪ポニーテールの人に尋ねた。
カーナにしては随分と慌てているような声だったのでカーナも混乱しているようだ。
だが、カーナが混乱するのも無理はない。
実際に常に冷静(笑)の俺もかなり取り乱している。
逆に一番、混乱してなさそうなのはマリさんのようだ
マリさんは、両手を後ろに回し黒髪ポニーテールの美人に見えないように、こっそりと手に何か文字を書いている。
マリさんは、すでに戦闘体制に入っているようだ
カーナの問いに対して黒髪ポニーテールの美人は答えた。
「やっとこの時が来たですよ」
そういうと、黒髪ポニーテールの美人は俺との間にあった、およそ10メートルの距離を、目にも留まらぬ速さで詰めてきて、マリさんのクビを掴んだ
「ちょっ!」
マリさんが黒髪ポニーテールの美人に首を掴まれた事に気づいた時にはすでにマリさんは骨になって地面にバラバラに倒れていた
「はっ?!」
俺は、マリさんの全身が骨になった様を見てあまりの驚きに腰が抜けてしまった。
「落ち着け」
カーナがそういうと腰が抜けてしまっている俺を、神通力を使って50メートル以上吹き飛ばした。
「いって!!何すんだよ!!」
そしてカーナも俺のいるあたりまで黒髪ポニーテールの美人から距離を取った
「しょうがないだろう、恐らく距離を取らないとお前も、あの女みたいに骨になるぞ」
どうやらカーナは俺を助けてくれたようだ
でも、もっと優しくできたのではなかろうか
骨が折れそうなくらい痛かったぞ、とゆうか絶対ひ、何箇所か折れてるし
まあ、俺からしてみたら骨折ごとき形質変化で一瞬で直せるが、痛いもんは痛いのだ。
「カーナあの人、一体何者なんだ」
「恐らく奴が終止符だ」
「その通りです。私が終止符ですよ」
そういうと黒髪ポニーテールの美人あらため、終止符は、俺の方を指さしてきた。
「そこの君もさっきの女の子のように無駄なことをしなければ少しは長生きできるですよ」
マリさんが、こっそり手に文字を書こうとしたのを見破り、一瞬で殺してしまったあたり、かなりの実力者だ。他の受験者がビビるのも無理はない
「カーナ、どうする?本当にこんな人に勝てるのか?」
「分からない、だが逃げようにもここがどこか分からない上に、そう簡単に逃がさせてくれないだろう」
「確かにそれもそうだな」
実際にさっきの終止符の動きはカーナと同等ぐらいのスピードだった
「それに僕はここで流れたとしても超常学園に合格することはできなくなってしまう」
「そうだよな、戦うしかないよな」
「それに終止符は、こちらの異能は全く知らないだろうが、僕は終止符の持っている異能は全て知っている」
「おー!マジか!どんな能力なんだ」
「やつは魔法と神通力を1つずつ持っている。魔法の方は、みたことのある人間の分身を作ることができるらしい」
「なるほど」
「だが、分身に実態はないからそこまで警戒しなくていいだろう」
「なんかやけに詳しいな」
「気にするな。それで問題なのが神通力の終止符だ。自分の周囲1メートルに入ったもの全てを終わらす神通力だ。」
「終わらすってどうゆうことなんだ?」
「さっき、あの女が終止符には骨されていただろう、あれは人間の最後の姿、つまり終わりの姿になってしまったというわけだ」
「なるほど」
「それに、生物以外にも物体でも終止符は発動する。物体だと灰になったしまうだろう」
つまり近づかないから銃を使って攻撃などをしようとしても銃弾が終止符に届く前に灰になってしまうから意味がないということか
まぁこの世界に銃など存在しないが
「まずいな、俺の異能は全部、終止符に通用しそうにないんだけど」
「チッ使えないな」
「ごめんて」
「まぁいい、僕の神通力は奴に相性が良い、僕の風全支配による風なら終止符の能力も流石に作用しないはずだ。僕が奴をなんとかするからお前は、自分の身を守ることだけ考えてろ」
「わ、分かった」
カーナに任せっきりになってしまうがしょうがない
俺の魔法の形質変化は終止符に触れようとしても俺が骨になり、物体の形を変えてどうにか攻撃しようにも物体が灰になってしまう極炎も相手は神通力が常に周りに働あるので直ぐにかき消されてしまい、超回転も同様に触れられないから意味がない
俺と終止符では相性が悪い
俺の神通力を使えばなんとかなるかもしれないが、カーナに見られたくないし
完全に手詰まりだ
「すまんカーナ、任せた」
俺がそういうと終止符は、近づいてきた
「話しは終わったですよ〜?」
「その、ですよ、という語尾をやめろ、何を言っているのか分からなくてイライラする」
「大丈夫ですよ、君はここで死ぬんですよ?直す必要なんてないですよ」
そう終止符がカーナのことを煽ると2人の戦闘が始まった
カーナは大丈夫だと言っていたが明らかに終止符が推している
カーナは終止符から逃げながら風を刃のようにして終止符放っている
それに対して終止符は神通力の範囲内までカーナと距離を詰めればカーナを倒すことができるので、カーナの攻撃を避けながらカーナを追っている
カーナの話だと終止符は空を飛ぶことができないはずなのに、なんだか当たり前のように空を飛んでいる
だが俺は終止符が空を飛んでいることがあまり気にならなかった
空を飛ぶのが漫画なら当たり前の日本で育ってしまったからだろ
「何か俺にもできないかな」
2人からかなり距離をとったところで俺は考えた。
でも今のままでは俺は何もできない
「覚悟を決めるしかないな」
俺は形質変化を使い自分の体の中の構造をぐちゃぐちゃにして自ら死んだ。
そして俺は神通力を発動させた




