嫌な予感!
戦う前まで激戦区を予想していた74対2の戦いはあっけなく俺達2人組の勝利終了した
「…ターゲット先輩、あなた半端ないっすね」
俺はこの戦いで何もしなかった、というより何かする暇もなく気がついたらサッカー部74人は気絶して倒れてしまった
「これが私の神通力、幻の目標でございます」
「いや、一瞬すぎて何もわかんなかったんですけど」
ターゲット先輩は少し呆れた顔をした
「私の神通力は、自分が受けた傷や痛み、などを他人に移すことのできる神通力でございます」
「じゃあサッカー部連中をどうやって気絶までさせたんですか」
「私の魔法の一つに、五感が優れる代わりに常に激痛を感じる超五感というものがあるのでございます。その激痛を74人全員に分散して移して行ったのでございます」
「…」
この人はやはり、どこかおかしい人なのだと確信した
サッカー部連中は全員、泡を吐きながら気絶している
つまりターゲット先輩は、常人が泡を吹いて気絶するレベルの痛みの74倍の痛みを常に感じているということだ
人間とは?
「まぁ、何はともあれこれにて一件落着……」
そう言った途端空から何者かが降ってきた
「大先輩!倒しにきたぞい〜!」
それは1学年トーナメントでビリ2を受賞したマルガメだった
「それじゃあ、尻尾を頂くよ大先輩」
そういうとマルガメは俺の方を指差した
それと同時にビー玉サイズの鉄球が空から大量に雨の様に降ってきた
「殺る気満々じやねぇか」
「向かってからなら手加減しないでございます」
俺達とマルガメの戦いは始まった
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
部活動対抗大会の日、この私、終止符とキョウスケ会長は世界連合に呼び出されて、世界連合本部に来ていた
「なんでよりによって今日呼び出しが来るんですよ」
私が世界連合本部の長い廊下を歩き、ため息を吐きながら言った
「ピリカ先生、部活動対抗大会楽しみにしてましたもんね」
「私は大会じゃなくて彼に興味があるんですよ」
「確かに、俺もA君の戦い、見てみたかったですね」
長い廊下を私とキョウスケ会長は廊下を歩き終わり、本部長室に着いた
「全く、本部長に文句の一つでも言ってやるんですよ」
私が本部長室に入るとそこには…
「タスケテクレ…」
そこには副本部長が血だらけになりながら倒れていた
「副本部長?!」
私とキョウスケ会長は直ぐに副本部長の応急処置を始めようとしたが…
「超常学園ニ行ケ」
その言葉と同時に副本部長は死んでしまった
「き、キョウスケ君!今、超常学園で何か起こってるはずですよ」
「今直ぐ向かいましょう、俺はこの事を上に報告してから行きます」
「わかったですよ」
ここから超常学園までは船で1日近くかかってしまう
私が行くまで何とか持ち堪えていて欲しいと思いながら船に飛び乗り、超常学園に向かった




