表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どの世界に行っても引きこもっていたいな  作者: kare-pann
部活動対抗編
19/21

祭り!祭り!祭り!からのいじめ!

「何ですかねあの行列」


俺とターゲット先輩が観覧席の周りをブラブラ歩いて時間を潰していると長蛇の列ができている場所を発見した


「何かよく分からないけど並んでみませんか?」


「この長さだと花火に間に合いませんよ」


「確かに」


花火までまだ50分以上ある


だが、この行列だと2時間はかかりそうだ、長すぎて何をやっている屋台なのかさえ行列が長すぎて見えない


「じゃあ折角なので何やってるのかだけ見にいきませんか?」


行列があったら何があるのか気になるのが日本人というものだ


「分かったのでござります」


俺とターゲット先輩が行列の前の方に向かって歩いて行くと、マリさんが屋台を開いて居た


お札のような物を売っている屋台だった


「マリさん、あなたもか」


俺はマリさんに聞こえないぐらいの距離と声の大きさでつぶやいた


「あ!お〜い少年くん〜」


こちらに気が付いたマリさんが手を振り声をかけてきた


俺は手を振りかえしながらターゲット先輩と共にマリさんの元に歩いて向かった


「こんばんはマリさん」


「ヤッホ〜、すいませんちょっと友達と話してきます」


マリさんはそういうと一緒に屋台をやって居た1人の人に声をかけて俺達を手招きして屋台の裏に移動した


「マリさんは何やってるんですか」


「ん〜それはもちろんお小遣い稼ぎだよ〜」


「はぁ〜、貴方もですか」


「どう言うこと〜?」


「いえなんでも、それで何売ってるんですかね?」


「それはね〜、ジャーン」


マリさんはどこからかさっきまで売って居たお札を取り出した


「このお札は、何でも入る収納ボックス的な物だね〜、ちょっと見ててね〜」


そういうと、マリさんは地面に剣と書いて神通力で剣を生み出した


マリさんの神通力の言の葉である


「この剣をこのお札に近づけると〜なんとびっくり消えました〜」


「おぉ〜」


「そして〜このお札に手を突っ込み取り出したい物を考えると〜なんとびっくり剣が出てきました〜」


「お、おぉ〜」


俺はその手のひらサイズのお札を見て、青い猫型ロボットの持つポケットを嫌でも思い浮かべてしまった


「これはねぇ〜世界でもお偉いさんだけしか持って居ないお札なんだけど、私の神通力を使って量産して売ってるって訳〜」


「やってることが悪質な転売ヤーと変わらない...」


「転売ヤー?てなに〜?」


「何でもないです」


「そしてこのお札にはもう一つ機能があって、もう1枚お札があるとそれと通信して離れた場所にいても会話できちゃうんだよ〜」


「おぉ〜それは凄いっすね〜」


現代人の俺には平々凡々の通話機能つきのお札のようだ


「ちょっと待っててね」


そういうとマリさんは俺にお札を渡して俺の声が聞こえないぐらいの距離をとった


マリさんが遠くの方で何かごにゃごにゃやっていると、突然さっきマリさんに渡されたお札が青く光だし、鈴の音が鳴った


これが着信音?のような物なのだろう


俺はどう操作していいのか分からなかったが、お札の中心に五百円玉ぐらいの青い円の模様が書いてあったので何となくでそこを触るとマリさんとの通話が開始された


「どう〜?凄いでしょ〜電話をかけたい人を思い浮かべてこの丸い模様を触ると電話をかけれて、相手が丸を触ると通話が開始されるんだよ〜」


「おぉー凄いですね」


スマホを持って居た俺でも素直に感心した


「通話機能もお偉いさんしか持っていなかったお札の機能何だけど、私が神通力で作ってさっきの収納ボックスとそうゆうのが得意な友達が合成してくれたんだ〜」


相変わらず友達多いなこの人


「凄いでしょ〜」


「凄いっすね、これなら売上1位いけるんじゃないですか」


現代人の俺でも四次元ポケットと電話の両方の機能を持つお札には流石に驚きだ


「折角だしあげるよ〜これ〜」


そういうとマリさんはターゲット先輩と俺にお札を1枚ずつくれた


「ありがとうございます」


「いいってことよ〜」


マリさんは得意の満面の笑みで言った


「そういうばさ〜、この方人ってどなたなの〜」


マリさんはターゲット先輩の方を見て言った


「この人は俺の部活の先輩でシスカ先輩って言うんです」


「あぁ〜この人が噂の〜」


マリさんは少し気を引き締めた顔になった


「救世主君、その名前で私を呼ばないで欲しいのでござります」


俺はターゲット先輩に何故か怒られた


メジェド先輩は普通に読んでいたのに何故だろう


「別に気にしなくていいですよ〜、私は貴方の素性を気にしないので〜、私はそこの少年くんと同じクラスのマリです。よろしくお願いしますターゲット先輩」


「よろしくお願いでござります」


マリさんとターゲット先輩は握手を交わした


「あ!いけない長い事サボりすぎちゃった〜、じゃあごゆっくり〜」


マリさんはそういうと屋台に戻って行った


マリさんの屋台の行列は先程よりも長く感じた


まぁあんなに凄い物を売ってたら、たとえやっていることが悪質な転売ヤーでも、行列ができるのは当たり前と言える


これはカーナの射的なんかじゃマリさんには勝てないだろうな


「救世主君、もう観覧席に向かわないでござりませんか?」


観覧席までここからだと歩いて5分ぐらいだ


花火まであと45分近くあるがターゲット先輩が行こうというなら断る理由はない


「行きましょうか」


俺達は観覧席に向かった


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


花火まであと45分、時刻は8時15分くらいで辺りはすっかり夜になった


俺達が観覧席に向かい歩いていると、周りの人の視線が何故か俺たち2人...というよりターゲット先輩に向いていることに気がついた


それも余り良くない意味の視線だと思われる


違うな、正確には学園を出た時から視線には気が付いていたが、気がつかないふりをしているだけだ


そしてその視線はまるで殺意そのものを向けているような視線だった


カーナもマリさんもターゲット先輩には余り良い目を向けなかったし


「ターゲット先輩、なんだかさっきから周りの人からの視線が...」


俺がそう言おうとすると急に後ろからバケツを持った男が近づいてきて、ターゲット先輩にバケツの水をぶっかけた


「ターゲット先輩?!オイッ何やってんだあんた!!」


俺はバケツの水をかけてきた男に怒鳴った


「そんなに怒らなくてもいいでござりますよ」


それに対してターゲット先輩はびしょ濡れになりながら悲しそうな顔をして言った


「で、でも」


俺はクソ男の胸ぐらを掴んで殴りかかる寸前になっていた


「当然の事なんでござりますよ、これは」


「は?」


ターゲット先輩はまた悲しげな顔をして言った


「そうだ!この悪魔の孫にはこの程度じゃ生ぬるいくらいだ」


「テメェ!!何言ってやがる...」


俺はそう言いかけると周りの人の鋭い視線がクソ男ではなく俺とターゲット先輩にむけられていることに気が付いた


「そうだ...もっとやれ!!」


周りの人の1人がそう声をあげたのをきっかけに次第にその声は大きくなっていった


「いいぞ!もっとやれ!」


「オイ誰かバケツ持ってこい」


そして次第に周りの人はゴミや空き缶などをターゲット先輩に投げるようになった


「なんなんだよお前らァ」


俺は最初にバケツの水をぶっかけた男から離れその場で黙って突っ立っているターゲット先輩を庇うような姿勢をとって俺は言った


「どけぇ!ガキぃ」


「そうだぁ!どけぇ!」


周りの人はどんどんエスカレートしていき次第に瓶などの当たったら危険な物も投げるようになった


投げられた瓶がターゲット先輩の頭に当たり、ターゲット先輩は頭から血を流した


そして、ターゲット先輩目掛けて5人の男が殴りかかってきた


ターゲット先輩はその場に座り込んでしまった


「なんなんだよ!ターゲット先輩が何したって言うんだよぉ!」


俺はターゲット先輩に習った格闘術で5人を順番に投げ飛ばしていった


「おいガキ、何言ってやがるんだ!そいつは悪魔の孫だぞ!」


「当然の行いになんだよぉ」


俺はこれでも、もともと警察を志した人間だ


このような事態は見過ごせない


「ふざけんなァァ!!この世に瓶を投げられて怪我して当然の人間がいてたまるかよォォ!!」


「やめてください」


俺がクソ野郎どもの1人に向かって殴りかかろうとすると、ターゲット先輩が俺を止めた


「それじゃぁ救世主君が犯罪者になってしまうでござります、それにこれは当然の行いなんでござります」


ずっと座り込み下を向いて居たターゲット先輩が俺の方を向いて言った


「だからってほっとけないですよ」


俺は仕方がないので形質変化で俺とターゲット先輩の周りに壁を作った


そしてターゲット先輩を抱えて極炎を使い空を飛んで超常学園まで逃げた


「ターゲット先輩、悪魔の孫ってなんですか?」


超常学園の寮の前まで飛び、ターゲット先輩をおろし、俺はずっと気になっている事を問いかけた


「余り話したい内容ではないのでござりますが、本当のことを話すと君も私を悪魔の孫、で汚れた一族と思うでしょうし」


「そんな事思わないので話してください」


「...分かったのでござります」


そういうとターゲット先輩は自分のことについて話し出した

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ