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どの世界に行っても引きこもっていたいな  作者: kare-pann
部活動対抗編
12/21

先輩初登場!

2人と別れてから俺は、ピリカ先生と共に寮へ向かい歩き始めた


「先生、寮ってどこにあるんですか?」


この学校に入ってからずっと思ってたが、この学校は人気校のくせにかなり味気ない


学校の敷地自体は広いのだが、バカ広い校庭と小さめな校舎だけで体育館すらない


この世界の学校はこんなもんなのかと割り切っていたが寮の存在を聞いたら、シンプルすぎることが再び不思議になってしまった


「もしかして超常学園が思ったより地味で驚いてるんですよ?」


俺がキョロキョロ校舎を眺めすぎて流石にバレた


「安心して欲しいんですよ、ここは第3校舎なんですよ」


「第3校舎?」


「超常学園は、とどのつまり人間国宝を育成する高校なんですよ」


「それは知ってます」


「今の話を聞いて違和感を感じなかったんですよ?」


「はい?」


「人間国宝は、個人で世界を滅ぼしてしまえる程の力を持つ人間を世界連合政府が危険視して、絶対に世界を滅ぼすと考えないように、超高待遇で好き勝手にやらせるというものなんですよ」


その話を聞いて確かに俺は少し違和感を感じた。


普通、世界を滅ぼしてしまうほどの実力者が生まれてしまうのは世界連合政府としても避けたいはずだ


実際に世界を滅ぼせる人間に困った結果、人間国宝という制度ができた。


なのに何故か超常学園という世界を滅ぼせる人間を育成する学校を世界が運営している


何故だろう


「人間国宝をなるべく出したくないはずの世界連合政府がなんで超常学園なんて作って運営してるんでしょうか?」


「気がついたんですよ?それは戦争のための戦力増強のためなんですよ」


「戦争?!」


このワードを聞いて何も感じない現代人がいるわけないだろう


やっぱ、そこそこ覚悟はしていたが、異世界にも戦争はあるのだろうか?


「マリさんから聞いてはいましたが、本当に常識を何も知らないんですよ」


「すいません」


先生が少し怒ったような顔で言った


てか、さっきからですよ、という語尾がややこしい


アニメとかの変な語尾の女の子キャラは、可愛いいと思ってたが、本当に実在すると、いくら美人の人でもやっぱり少しうざい


まぁそんなことを言い出せる程、俺の肝も据わっていなかった


「この世界は今、2つの国によって征服されているんですよ、世界の東側半分を支配するイース王国と、世界の西側半分を支配するウェース帝国があるんですよ」


「じゃあその2国間が戦争をしていると」


「そういうことなんですよ、それで世界連合政府とはイレギュラーで恐ろしい人間に対処するためだけの何の意味もない組織のことなんですよ」


「なるほど」


「そして世界連合政府の仕事は人間国宝の任命以外のもう1つが戦力のスカウトですよ」


「ほう?」


「世界連合政府内にもも2国間の対立は陰ながらあるんですよ

そして超常学園の卒業生の殆どが、どちらかの国の兵隊として雇われるんですよ」


「超常学園は人間国宝になるための学校なんじゃ?」


「人間国宝なんてそんなコロコロと生まれるわけないですよ、そもそも今の世界に人間国宝は5人しないないんですよ」


マジか、やっぱり人間国宝ってなるの難しいかたんだな


「超常学園の卒業生はそこら辺の兵隊100人分ぐらいの実力者たちなんですよ、卒業生がどれだけ自国の兵隊に入るかによって戦争の状況も変わるんですよ」


自称、勘のいい俺は察した


「つまり超常学園は人間国宝を育成する学校じゃなくて戦争で使える人材を育てるための学校ってことですね?」


「そうなんですよ」


ようやく超常学園の全てが見えた気がした


「それで、随分と脱線してしまいましたけど最初の話は覚えているんですよ?」


「あぁ〜第3校舎の話ですか?」


「そうなんですよ、超常学園はこの世界で数少ないのウェース王国とウェース王国のどちらの国にも属さない機関なんですよ、だから超常学園をどちらか片方の国の領土に作ることは出来ないんですよ、だから外面だけの第2校舎がウェース王国に第3校舎がイース王国にたってるんですよ」


「じゃあ本当の校舎はどこに?」


「そこに今から行くんですよ」


そういうとピリカ先生は手を空に掲げた


「転送転移ですよ!」


そして気づくと俺はさっきまでいた、地味な校舎ではなく、超でかい3つを3列の計9個の馬鹿でかい高層マンションのような建物の前にいた


「これが本校舎なんですよ」


「デカ!」


てか、車すらなく、馬車が主流の異世界にマンションみたいな建物があると違和感しかない


「寮はあれなんですよ」


そういうとピリカ先生が校舎の真裏にある地下鉄の入り口のようなものを指差した


「え?寮って地下にあるんですか?」


「よくわかったんですよ、そな通りなんですよ」


そして俺とピリカ先生は地下に入って行った


「ここが君の部屋なんですよ」


地下に入ってから15分くらい経ってようやく俺の部屋に着いたようだ。


あまりにも遠すぎる


「おぉーなかなか広いですね」


部屋には机や棚や椅子などの最低限の家具は、備わっていた


「じゃあ椅子にでも座って残った話をするんですよ」


そういうと、部屋の端っこにあった木の少しオシャレな椅子に座た。


「それで残った話はなんですか?」


俺ももう1つの椅子に座って答えた


「話というか聞きたいことがあるんですよ」


「俺の神通力のことですか?」


「察しが良くて助かるんですよ」


ピリカ先生は少しニヤッとしたような顔をした


「あんまり言いたくないんですけど」


俺が渋々答えた


「いいから早く話て欲し...」


先生がそう言いかけると突然俺の部屋のドアが開いた


「ピーリッカ先生〜新入部員君は来てますぅ?」


そう言って部屋に謎の女子生徒が入ってきた


身長はマリさんと同じくらいで、水色の長い髪をしていた。


そしてその生徒は謎にサングラスをしていた。


てか、この世界にもサングラスってあるのか


「メジェドちゃん!来てるんですよ」


そういうと、謎の女子生徒は俺に駆け寄ってきた


「へぇーこの子が拙者(せっしゃ)達の救世主君ねぇ」


「ふぁ?」


謎の女子生徒は顔を俺の顔に近づけて話した


白くてとても綺麗な肌に、サングラス越しでもわかる可愛い感じの超美人な顔が自分の顔の真ん前に来て俺は正直ドギマギした


「たく、もっとゆっくりと歩けよなメジェド」


ドアから謎の紫色の髪イケメンが入ってきた。


身長は俺より少し大きい175センチぐらいだろう


「キョウスケ君!待ってたんですよ」


ピリカ先生が立ち上がって言った


「紹介します、このサングラスをかけた子が2年生のメジェドちゃんで、この子がキョウスケ君、超常学園の生徒会長です」


ピリカ先生は俺の部屋に入ってきた2人のことを説明した


「キョウスケ?」


日本人のような名前だったので、つい聞き返してしまった


「珍しい名前だよな、親がふざけてつけちまったんだ」


キョウスケさんが答えた


「というか2人は、なんで俺の部屋に入ってきてるんですか?」


「あれ?ピリカ先生に聞いてないのか?」


「救世主くんを見させにきてもらったんだすよぉ!」


さっきからメジェド先輩はどうもふざけたテンションの人だ、アニメキャラにいたら可愛いと思うが、やっぱり実現すると少しうざい


「はぁ?」


「このメジェドちゃんとキョウスケ会長は、私が顧問を務める超能力研究部の部員なんですよ」


「それでね!来年から校則が変わって部員が3人いないと廃部になっちまうんだよぉ、だからピリカ先生の特別教員推薦枠の子に入ってもらおうと思ってね」


「俺たち超能力研究部は、今年の部活動対抗大会で、ガチの優勝目指してるから実力者しか入ってほしくないっていうのもある」


「部活動対抗大会?」


「なんだ、それもピリカ先生から聞いていないのか」


キョウスケ会長がピリカ先生をにらんだ。


ピリカ先生は、キョウスケ会長から目を慌てて逸らした


少し焦ったピリカ先生はかなり可愛かった


「まぁいいや、超常学園には1年に4つの部活動対抗とクラス対抗と学年対抗と全学校対抗の大会があるんだ」


「まず1組対2組的な感じのクラス別の大会があって優勝したクラスが1年対2年的な感じの学年対抗に出て、その中で選ばれた生徒が、他の人間国宝を生み出すために作られた学校と戦う大会に出れるってわけぇ」


キョウスケ会長とメジェド先輩が解説した


てか、人間国宝を生み出すための学校って超常学園だけじゃなかったんだな


「最後の学年対抗まで行けば、世界連合政府のお偉いさん達が俺たちの戦いぶりを直接見てくれるんだ」


なるほど、つまり最後の学年対抗まで行くのが人間国宝になるための1番の近道ってことか


「そしてぇ部活動対抗はその他の予行練習みたいな感じで入学式の1週間後に開かれるんだ〜」


「そこで優勝するために、実力者が欲しいってことだ」


「なるほど」


「ちなみに、超常学園では絶対に何かしらの部活に入らなきゃ行けないことになってるんですよ」


「マジすか」


帰宅部を思い浮かべていた俺にとっては誤算だった


「どうだ?超能力研究部に入らないか?ピリカ先生の

推薦だから結構、期待してるんだけど」


会長は俺のことを期待してくれてるみたいだ。


「でも超能力研究部って何するんですか?」


「それは秘密だ」


正直、このキャラの濃い人達の部活に関わりたくない


「入りたくなさそうなツラだねぇ」


また、俺の心情を読まれた。

俺ってわかりやすいのかな?


「そうですよ!」


ピリカ先生が指を俺に刺していった


「君とキョウスケ君で決闘したらどうなんですよ?」


ピリカ先生が満面の笑みで言った


「おぉーいいじゃないですかぁ」


メジェド先輩が目を輝かせて言った


「負けたら君には、超能力研究部に入ってもらうんですよ」


「なるほど、そうゆうことですか」


俺の神通力の発動時間も残ってるしまぁ負けないだろうから良い案だ


「あと君が負けたら君の神通力を教えて欲しいんですよ」


ピリカ先生が俺にこっそりと耳打ちした


「いいですよ」


「じゃあちょっと俺の部屋に行って用意してきます」


キョウスケ会長は、そういうと1人で言ってしまった


その後、俺とピリカ先生とメジェド先輩は外に出た


◇◇◇◇◇◇◇


私とメジェドちゃんと彼とで外に向かって歩いていると、メジェドちゃんが歩きながら話しかけてきた


「ピリカ先生も意地悪ですねぇ」


「何がですよ?」


「絶対にキョウスケが勝つって確信してあんなこと言いましたよね?」


「そんなことないですよ」


「嘘ぉーん絶対に思ってましたよね」


メジェドちゃんは、少し笑ったように言った


「だって、あのキョウスケが負けるわけないじゃないですか」


そういうと、メジェドちゃんは真面目な顔になった


「だってキョウスケは、現在進行形で()()()()なんですよ」


「...」


「今の人間国宝よりも強いと断言できるほどの強さを持つキョウスケが負けるはずないことなんて、ピリカ先生もわかってたでしょ」


キョウスケ会長には私でも多分勝てない、でも


「確かにキョウスケ会長は強いですよ、でも私は彼が負けるとはこれっぽっちも思ってないですよ」


「へぇーそんなに救世主君は、強いんですかぁ?」


「私も彼のことをまだ何も知らないですよ」


「じゃあ、なんでそんな事を」


「私は彼と戦ってキョウスケ会長と何か似た、いやむしろをキョウスケ会長よりも強い何か感じたんですよ」


「へぇー」


メジェドちゃんは少し関心したような顔をした


「でもやっぱりキョウスケは、負けないと思うけど」


「確かにキョウスケ会長が負ける所は少しも想像できないですよ、でも」


「?」


「彼が負けるところは()()()()()()()()()ですよ」
















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