無事、合格!
「え?」
「だから、君は入学試験合格なんですよ、もう君は超常学園の生徒なんですよ」
突然、俺は終止符から超常学園合格を言い渡された。
「え?」
「いきなりそんな事言っても理解できるわけないですよピリカ先生〜」
マリさんが言った通りである。
俺が理解できないのがおかしい、みたいなん感じの空気を出されても理解できるわけがない
「しょうがないな〜ピリカ先生、私がが少年くんに色々と教えてあげて良いですか?〜」
「かまいませんですよ」
「まず、少年くんに知ってもらいたいのは、この終止符先生は、敵じゃないってこと~」
「敵じゃない?」
「この終止符改め、ピリカ先生は〜
超常学園の教師だよ〜」
「は?、終止符は、大量殺人犯なんじゃ?」
「あれは嘘だ。」
カーナが少しも悪びれた様子もなく行った。
「カーナさんよ〜嘘ついたならせめてもうちょっと悪びれてくんないかな」
「スマナイ、スマナイ」
カーナは、まるでヤンキー生徒がおじいちゃん先生の説教を受けている時のように少しも悪びれてない様子で謝ってきた。
久しぶりに結構むかついた
「そう!終止符先生が大量殺人犯というのはカーナくんの嘘なのだ〜」
マリさんがぶりっ子のよう口調と満面の笑みで言った
正直かなりドキッとして可愛いかった。
マリさんとチームモドキを組むまでは、身長もそこそこあり、スタイルも良いし、胸も巨乳派と貧乳派のどっちもから好かれそうな、ちょうど良いサイズだし、クールな感じなのかと思ってたけど、マリさんは可愛い系なようだ
結構むかついた俺だが、マリさんの満面の笑みを見て怒りがおさまった
可愛いには世界を平和にする力があることを俺は確信した。
「その昔、終止符先生は、人間国宝まであと1歩まで行ったのは本当の話だよ〜」
「その昔、とか言わないで欲しいですよ!」
「でも〜もう10年前ぐらいの話じゃないですか〜」
「そう言うと私がお婆さんみたいに感じるんですよ!私はまだ27歳なんですよ!」
「いいから、さっさと話を進めろ」
カーナが少し怒ったように言った。
「分かってるよ〜」
マリさんが不貞腐れたようにいった
「それで〜世界連合政府が、終止符先生を人間国宝にはしないって決めたら、終止符先生が全力で抵抗したら、人間国宝ほどじゃないけど、かなり好待遇な超常学園の教師に任命されてピリカって名前で教師をやってるってわけ〜」
「ほぅ?」
あまり理解していなかった俺を見かねて、カーナが追加で説明してくれた
「校庭で第2次試験の終止符を殺すと説明された時周りがざわついていただろう」
「あ〜、皆んなが終止符を怖がっていた時ね」
「あれは、怖がってたのではなくて、終止符って誰?、と皆思ってたわけだ」
「10年前まで有名人だった先生も、世界連合政府に抵抗してた時に色々やらかして、終止符って名前と本名を世界中の人の記憶から消されちゃったからね〜」
「なんか、闇が深そうですね」
「まぁ今はピリカとして生活してもう10年たったんでもう慣れましたですよ、親にも忘れられたのは、少しきつかったですけど」
「へ、へぇー」
闇が深そうなのでこれ以上踏み込まない方が良さそうだ
「それで合格っていうのは?」
「超常学園には特別教員推薦枠っていう、教師が有望そうだと思った受験生をすぐにその場で合格できるって制度があるんだ〜、それでピリカ先生の特別教員推薦枠に、少年くんが選ばれたってわけなの〜」
「あぁ〜なるほど」
ようやく話の全貌が見えた気がした
「そして〜違う先生から試験日前から特別教員推薦枠をもらった私たちが、ピリカ先生の特別教員推薦枠を選ぶのを手伝ってたってわけ〜」
「なるほど」
話しているマリさんの後ろにいたカーナがドヤ顔をしていた。
「それで何でカーナとマリさんは、骨になったはずなのにここにいるんですか?」
「それは〜私の言の葉で、貼ったものと自分の場所を入れ替えるっていうお札を生み出して、事前に第1次試験の時に出たドラゴンの骨に貼っておいて、あたかもピリカ先生の神通力である終止符で私達が、骨になったみたいにしたってこと〜」
「なるほど」
これで全ての謎が解けた。
とどのつまり、終止符、じゃなくてピリカ先生との戦いは、俺の実力を見るための八百長だったってわけだ
「そういえば、ピリカ先生が第1次試験の時に俺のドラゴンを横取りしたのって」
「最後のあたりまで君を残せば、君も本気を出してれると思ったんですよ、まぁ案の定本気なんて見れなかったんでよ」
「なるほど、じゃあ第1次試験最後にカーナが襲ってきたのも俺の実力を見るためだったんですね!」
俺がそういうと、カーナは俺から目を逸らした
「いや〜、あれは〜、カーナくんが勝手にやったんがよね〜」
「わざわざキンカー家から人をかき集めて威圧して、戦ってたんですよ」
「キンカー家の戦闘員以外にもキンカー家の非戦闘員の同い年ぐらいのメイドさんとか同い年ぐらいの子を買収したりとかして無理矢理1000人集めてたもんね〜」
「は?」
「でも、あの中にまともに戦闘できる人間など20人しかいなかった上に、わざわざ空を飛ぶことができない人間を連れて行ったんだぞ!」
カーナは珍しく焦ったような顔して言った
「カーナお前、」
カーナには、後で俺のサンドバッグになってもらうとしよう
「ま、まぁそんなこんなで、少年くんの実力をピリカ先生が認めて合格になったんだぞ〜!これで少年くんも同じ学校の生徒だね〜」
そういうとマリさんは満面の笑みになった。
超超超可愛かった
可愛ければOKです
俺のカーナに対する怒りが完全に消え失せた
「それで合格になった俺はどうすれば良いんですか」
俺には入学まで行く宛などない
野宿は2度とごめんである
「君が望むなら今日から寮に入っても良いですよ」
「でも今合格になったんだから部屋がないんじゃ」
「超常学園の仕事の速さを舐めないで欲しいですね」
そういうと俺の背後から謎の女性が突然現れた
「ピリカ先生、特別教員推薦枠の生徒の部屋の用意、終わりました」
「はや!」
やべぇな超常学園
「まだ話したいことがあるんですよ、なので君の部屋でお話したいんで、この後君の部屋に行っていいんですよ?」
「とゆうか、寮の場所分からないんで、部屋まで案内してくださいよ」
「それもそうですねですよ、じゃあ今から行くんですよ」
「じゃあ、合格おめでとう少年くん!1ヶ月後の入学式で会おうね〜」
「じゃあな」
どうやら入学式は1ヶ月後らしい、結構先だな
「じゃあなカーナ、お元気でマリさん」
俺はこうして、2人と別れた




