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白い恋人

作者: 紅之糢糊

どうもこんにちは。ティッシュと申します。

と、こんな挨拶をしなくても皆さん私の事はご存知ですよね。

近頃花粉症が酷く、私のご主人も私をいつも持ち歩いて働いています。

マイティッシュ、マイトラッシュボックスを常備しているのです。

私を出してはまた次の私を取り出し、丸めて捨てるのかと思えば、鼻の穴にツッコミ最後まで扱き使う。

「ベタベタに汚れて捨てられるのは嫌だ」というセレブな私の仲間もおりますが、私は最後までしっかり使われる方が気持ちいいものです。

「シュッシュッ」

あ、またお呼ばれしました。今日は一段と花粉が多いようで……って、クッサァア! そうだご主人は男性でした! この処理だけはご勘弁でございますー!

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