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君に捧げる花の名は、  作者: ???
トリトマ
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三十三輪

 ────夢を見ていた。なんてことはない、拍子抜けするほど至って平凡な夢だ。ボクは夢の中で紫園と手を繋いで、真夜中の道路を歩いている。ヒグラシの鳴き声とバイクの音が遠くで聞こえて、スニーカーの下で擦れる砂利の音がやけにリアルだった。

 紫園と同じ学校に通ってからと言うもの、夏休みには真夜中に家を抜け出して二人でよく近所を散策するのが夏の日課のようなものだった。とは言え補導されたり学校に通報されたりしなかったのは、ひとえに彼女が夏休みの巡回通路を熟知していたからに過ぎないのだけれど。

 今よりも少しだけ幼い中学二年生のボクの手と、華奢な色白の紫園の手が繋がっている。二人で手を繋ぐたび、「アキは体温が低いのね」と紫園が笑って。ボクは彼女のその大人びた笑顔を見ることが、何よりも好きだった。

 その日もいつも通り、紫園とボクは真夜中の道路を歩いていた。近所のコンビニエンスストアの横にある古い自動販売機で、ボクは無糖の紅茶を、彼女はミルクティーを買って互いにそれを飲みながらまた夜の道を歩いてゆく。近所の家の玄関の白熱灯で、蛾の羽が焼ける音がした。


 ────アキ


 不意に紫園がボクの名前を呼んだ。平坦な、普通の友達のような名前の呼び方。あの頃のボクと紫園は、紛れもなくいたって普通の友達だった。……ボクが彼女への恋愛感情に気付くまでは、だけど。

 紫園はまるで熱を確かめるようにボクと繋いだ手を繋ぎ直して、「やっぱりなんでもないわ」と笑う。「ね、それ一口頂戴? あたしと交換して」と、缶を持った方の手でボクの紅茶を指す。


 ────えぇ、ボク、甘いもの苦手なんだけど


 渋々缶を差し出したボクに、彼女は「ミルクティー、甘くて飽きちゃった」なんて呆れるようなことを言って。子供のようなその態度に小さく笑って、「いいよ」と缶を渡す。


 ────いいよ、全部あげるよ


 紫園はボクの紅茶をボクは紫園のミルクティーを受け取る。紫園は機嫌が良さそうに笑っていて、それを見てついボクも笑ってしまう。辺りには夏の夜の匂いが残っていた。頼りなげな月明りを受けて照らされた紫園の顔は、どうしようもなく綺麗で。こんな夜がずっと続いてしまえばいいのになんて、まるで駄々を捏ねる子供のようなことを考えていた。

 あの頃のボクと彼女は、お互いが正しくお互いの友人で在り続けた。どこにも行けない行き止まりの場所で「ボクを理解しているのは君だけだ」と、刷り込むように何度も何度もそう言った。自分の中にぽっかりと空いてしまった穴を埋めるように何度も何度も、何度も。

 それでも行き止まりで手を離された今、思い返してしまえばそんなのは最初から意味が無かったんだと思ってしまう。辺りを見回してもボクを理解してくれた君はどこにもいなくて、執着と羨望と後悔が入り混じったボクだけがいつだってそこに取り残されてゆく。求められていたものは全てあげていたつもりだったのに。正しい友人関係なんかには戻れなくても、ここが行き止まりでも、それが歪なものでもボクは君が傍にいてくれるのならそれでよかったのに。


「────ボクを置いていくのも、ボクを捨てるのも、いつだって君だ。……君が始まりなんだよ、紫園」


 小さな行き止まりの中で緩やかに自分の首を絞めて。もう二度と誰も好きにならないなんて、置いて行かれるのはもう嫌だなんて、そう思っていた。


 ────()()()()()()()()()()()()()()()


 携帯電話のアラームの音で目が醒めた。バイブレーションが低い唸り声を上げる。枕に顔を埋めたまま横着をしてベッドボートの上の携帯をとると、画面をスライドしてアラームを止める。まだほんの少し霞んだ視界に映る時間を確認すると、ベッドから降りて顔を洗うために部屋を出る。薄い長袖のパジャマが少し暑く感じて七分丈の辺りまで捲った。もうそろそろ夏用のパジャマを出しても良いかもしれない。壁に掛かったカレンダーを一瞥してから、一階へ向かう階段を降りるために自室を出る。ドアが閉まる瞬間に先程の夢を反芻して、思わずぽつりと呟いた。


「────嘘つき」


 ここにはいない紫園を思い浮かべながら吐き出したその言葉は、どうしようもなく一人だった。



 星花女子学園前駅で降りると、改札にICカードを通す。テストが終わった後と言うのは、どことなく表現しようもない緊張感とテストが終わった開放感のようなものがあった。

 五月はもう残すところあと数日ほどだった。星花女子高校までの並木道を歩きながらぼんやりと上を見上げれば、緑色の葉が光に透けていて。青臭い葉の香りを吸い込めば、ちりりと肺が痛む。そのことに、どうしてだかほっとした。


「────あら、塩瀬さんじゃないですか」


 鞄を肩にかけ直して、星花女子学園の方へと歩いてゆく途中に聞き覚えのある声に呼び止められて。それに振り返れば、予想通りの人物がそこに立っていた。


「白石さん」「ふふ、偶然ですね。良ければ途中まで一緒に行きませんか」


 白石さんはと言うと、ボクを見て柔らかく微笑んで。それにどことなく気恥ずかしさを感じながら頷けば、白石さんはにこにこと微笑んだ。


「白石さんはいつもこの時間なの?」「いいえ? いつもはもう少し遅い時間なんですが────あら」


 白石さんは途中で不自然に言葉を区切ると、自分の長い髪に触れて。慌てたように「ごめんなさい、気がつかなくて」と言ってポケットからヘアゴムを取り出して。髪を纏めようとする彼女を見ると、その手をとって「……あの、大丈夫」と言う。


「……その、最近はあまり、前みたいにはならないと言うか」「あらあら、そうなんですね」


 白石さんは一瞬だけ驚いたように目を見開くと、ふわりと微笑んで髪を纏めようとする手を止める。それに「気遣ってくれてありがとう」と言えば、彼女は「対したことではありませんから」と笑う。


「────良いことですね」


 白石さんは肩に掛けた鞄を直すと微かに笑う。それはまるで母親のような表情で、ボクは何だか照れ臭いと同時に居心地の悪さを感じてしまう。


「……変わることは良いことなのかな」


 そんなことを彼女に尋ねてしまったのは、昨晩の[Fiaba]とのやり取りを思い出してしまったからで。変わってゆくことに罪悪感を感じてしまうことを言えば、彼女は少し何かを考えるように目を伏せて。「……良いか悪いかを判断するのは、あまり好きではないですが」と呟くと、それからゆっくりと言葉を紡ぐ。


「────それに悩むのは、変わりたいと思えたからじゃないですか?」


 白石さんはそう言うと柔く微笑んで。「変化を望めるのは前向きなことだと私は思いますよ」と呟く。


「変わるタイミングを逃してしまったり人の変化が受け入れられなかったりすると、なかなか進むことが出来なくなってしまいますから」


 白石さんは一瞬だけ────本当に一瞬だけ、普段の彼女とは似ても似つかないほど冷たい表情になって。それからにこりと微笑むと、「だんだん暑くなってきましたね」と笑う。


「そう言えば、もうすぐ体育祭ですね。園芸部は特に活動はないですが、写真部は忙しそうだって猫ちゃんが言ってました」「猫ちゃ……? 猫山さんか。そうだね。グループメッセージでも連絡がいくつか来てたな」


 ぼんやりとグループメッセージの内容を思い返せば、白石さんはくすりと笑みを溢す。まるで全てを見透かされているようなその表情が、何となく気恥ずかしかった。


「また園芸部にも遊びに来てくださいね。……ふふ、弥斗さんも待ってますから」「……ボクは別に、そんな」


 慌てて言い繕っても、頬が少し熱を持ってゆくのを感じていて。それについ拗ねた子供のような態度をとれば、白石さんは相変わらずのんびりと笑っていた。



 ────誰も傷つけたくないから停滞することと、周りの人間を巻き込んで傷つけて無理矢理にでもそこから変わること。本当に正しいことって言うのは、どちらのことを指すんだろうね


 結局のところ、[Fiaba]がボクに伝えたあの言葉の意図は何だったのだろう。特定の個人を指していたのか、それとももっと大規模な[何か]を指していたのか。そもそも非難をしていたのか、それとも単なる世間話の一環に過ぎなかったのか────相手の顔が見えない画面越しでは判断しようがなくて、あの時は結局、ボクはうまく言葉を返せずに終わってしまったのだけれど。


「────ん! 晶ちゃん!」「えっ」


 小声で自分の名前を呼ぶ声に驚いて顔を上げれば、莉菜ちゃんが後ろの席から「次、晶ちゃんだよ」と小さく囁いて。黒板に大きく「答案返却」とその下に書かれた平均点の数字を見て、「そうだ、テスト返しだった」と思い出す。


「次、塩瀬さん」


 自分の名前が呼ばれたことにほんの少し緊張感を持ちながら「はい」と答えて解答を取りに行く。返却された答案用紙は平均点を十点ほど上回った八十五点で、「どうだった?」と小声で尋ねる莉菜ちゃんにそのまま答案用紙を渡せば、莉菜ちゃんは目を丸くしていた。

 返却し終えると、数学科担当の教師が黒板に解答を書きながら説明してゆく。自分の間違えた箇所を赤いボールペンで直しながら、心の中で小さく溜め息を吐いた。



「────それじゃ、晶ちゃん。また明日ね」「うん、また。気を付けてね」


 莉菜ちゃんは授業を終えて鞄を肩に掛けると、ひらひらと手を振って教室を出る。その後ろ姿を見送ってからふっと息を吐くと同時に微かに瞼を閉じれば、瞼はぴくりと痙攣した。

 考査後という事もあってか、星花女子学園の部活動は部活を再開するところと明日から再開するところに分かれているようだった。写真部のグループメッセージを確認すれば、部長からは「今日は活動お休みです! 明日は体育祭前の話し合いをするので集まってください」と言う連絡が来ていて。それを確認すると、小さく息を吐いた。

 部活が無いなら、真っ直ぐ帰宅すれば良いだけなのだが────何となく真っ直ぐ帰るには気が引けて、ボクは「わかりました」とだけ入れると携帯の電源を落とす。どこかへ寄ろうかとも考えたが、結局面倒になってしまって下駄箱の方へと足を向けた。五月末の体育祭のことをぼんやりと考えながら正門を出ようとした時だ。三組側の下駄箱から出てきた人と正門を出ようとした瞬間に肩がぶつかって。それに慌てて「すみません」と言えば、彼女は酷く怯えたような表情でその華奢な肩を震わせる。


「……っ、ご、ごめんなさい」「いえ、こちらこそ────」


 怯えたような言葉に謝罪を返せば、何だか聞き覚えのある声だななんて頭の中で考えて。ふと視線を向ければ、視界に焦げ茶色の三つ編みと、彼女にしては珍しく、高校指定のジャージを着ている姿を捉えて。すると彼女も気が付いたのか、小さな声で「……あっ」と声をあげる。


「……君とは、何だかいつもこんなことばかりだね」


 つい小さく苦笑すれば、彼女は────川蝉さんは、少しだけぎこちないながらも微笑んで。「……本当、ですね」と小さく呟いた。


「……えっと、川蝉さんは、これから部活?」


 もうすでに何度か話しているはずなのに、何となく緊張してしまって。情けなく震えてしまう声に気付かれないようにと心の中で願いながらそう尋ねれば、川蝉さんは「は、はい。そうです」と言ってぎこちなく頷く。


「……その、一昨年に園芸部が花を植えている、ので。……捨ててしまうのではなくて、涼しい日陰に移動するんです。……私は、部室に置いてあるビニール手袋を他の子と手分けして人数分取りに行ってて」


 困ったように微笑む川蝉さんに「そっか、邪魔してごめんね」と言えば、川蝉さんは「そんな、ことは」と呟いて小さく笑う。


「……塩瀬さんは、もうお帰りですか?」「えっ、あ、うん。今日はもう。明日から活動再開なんだけど」


 慌ててそう返せば、川蝉さんははにかむように微笑んで。「……テストお疲れ様でした。……その、お気をつけて」と言う彼女の言葉に小さく笑って「ありがとう。……その、川蝉さんも」と返せば、彼女は少しだけほっとしたように笑っていた。その表情にほっと息を吐いて「……あの」と少しずつ言葉を続けてゆく。


「……あの、ありがとう。その、花言葉、とか。……その、色々、教えてくれて」「い、いえ。……その、ご迷惑になってしまったら、すみません」


 そう言って目を伏せた川蝉さんに、思わず「迷惑なんかじゃないよ」と言葉が飛び出して。少しだけ驚いたような彼女の目線に合わせて少し屈むと、微かに熱くなる頬を誤魔化すようにゆっくりと言葉を選びながら伝えてゆく。


「……その、君には本当に、いつも感謝しているんだ。ボクと友達になってくれたことも、いつもこうやって気遣ってくれることも、全部。……上手く伝えられなかったら、申し訳ないんだけど」


 精一杯 自分の中でかき集めた言葉を紡いでゆけば、彼女は驚いたように目を見開いて。それから困ったように微笑むと、「……私は、何も」と小さく呟く。


「……その、こちらこそ、ありがとうございます」


 川蝉さんはそう言うと、「……じゃあ、あの。……また、明日」と言って柔らかく微笑んで。ボクもそれを見て、つい釣られたように笑った。

 川蝉さんと別れた後、星花女子学園前駅までの道を歩いてゆく。水色にほんの少し橙色を溶かしたような何とも形容しがたい色が空に滲んでいて。それが何となくほっとした。

 酷く痛んでしまう傷口が年月とともにゆっくりと塞がっているように、星花女子学園に来てから少しずつ自分自身にも変化が生じてきているのがわかった。それが良いことなのか、そうでないのかはわからないのだけれど────幸せになってしまうのは悪いことなんだろうな、とはぼんやりと考えている。……少なくとも、紫園を傷つけたボクは。今の紫園はもうボクの知らない紫園で、彼女はもうとっくにボクのことなんか忘れて幸せになっているのかもしれないけれど。それならそれだって良いのだ、彼女が幸せなら、もうボクのことを思い出さないのなら、それで。そうだったとしても、ボクが彼女にしたことが消えるわけではないけれど。

 ボクはICカードを改札に通すと鞄の中に仕舞いながらホームへと向かう。点字ブロックより内側に立ちながら、反対側にある[星花女子学園前駅]と言う名前をぼんやりと見つめていた。

 変わってゆくのはいつだって環境ばかりだ。紫園も、兄さんも、乙木君も────もしかしたら川蝉さんだってこれから先、蛹が蝶に孵化するようにボクの知らない誰かになってゆくんだろう。……それなら、ボクは? ボクは変わっていると言えるんだろうか。ボクだけが、あの頃に立ち止まったままなんじゃないだろうか?

 カンカンと鳴る踏切の音が、頭の中で僅かに反響してゆく。沼の底のような黒く濁った感情が、ボクを呑み込むように見つめていた。

 川蝉さんと話したいななんてぼんやりと考えて。さっき話したばかりなのになぁなんて思ってしまう。誰かにそんな気持ちを持ったことも紫園以外では初めてで、そしてそれがより一層ボクを戸惑わせた。

 彼女に言った言葉も、彼女と友達になれたことも、ぎこちなくても、少しずつ彼女と話すことが出来ることが何よりも嬉しい。それは嘘じゃないはずなのに、心のどこかで何かが引っ掛かっているような気がする。望んだ関係になったはずなのに、それが幸せなはずなのに。

 五月の柔い風が不意に吹いて、ボクの前髪をそっと撫でて消えてゆく。答えが出ないことを考えるのが止められないのは、一体どうしてなのだろう。

 電車がホームに滑り込んでくると、プシュッと言う音とともにドアが開いて。それに乗り込んで、人の少ない車内の空席に座ると、反対側の窓から見える景色をぼんやりと見つめる。橙色が強くなりだした空が酷く眩しくて、そして同時にどこか居心地が悪かった。


「────「また明日」、か」


 ボクは電車の背もたれに背を預けながら、先程川蝉さんが言っていた言葉を反芻して。微かに熱くなる頬に触れながら、誰にも聞こえないように小さく呟いた。



「…………君はいつも、()()()()優しいんだな。川蝉さん」



 無意識に呟いた言葉はやけに皮肉げで。それに内心驚くと同時に、そんな言葉を呟いてしまう自分自身に酷く嫌気が差した。

 善い人間になんてなれやしないのに、善い人間になろうとするからいつだって人を傷つける。人は誰だって中立のままではいられない。それを解っているのに善い人間になりたがるのは、きっとボクが善い人間に与えられる優しさの味を知ってしまったから。幾通りもの善い人間が報われる瞬間のなかのひとつがたまたまボクにまわってきた瞬間に、味を占めてしまったから。



 ────…………私、にも、塩瀬さんのこと、教えてくれますか?



 あの日、川蝉さんが言った言葉を頭の中で反芻する。優しくて可憐な、小さな花のような人だ。あれほど求めていたのに、どんなに逆立ちをしたって彼女のようにはなれない。……きっとずっと、これからも。

 数えきれないほど隠し事をして、教えられないことが増えていくのに手離したくないなんて、そんな虫の良い話はないよな。


(ボクは嘘つきだ。……良い人間じゃないのは、きっとボクの方だ)


 離れていって欲しくない。ずっと彼女の隣で笑っていたい。あの少し困った笑顔で名前を呼んで欲しい。何よりも、誰よりも、()()()()()()()()()()()()()。……それは、どうして?



 ────ボクはあの時、本当に君に()()()()()()()()()()



 心の中で小さく呟いた言葉は誰にも届くことはない。それは坂道を転がり落ちるように零れては何処かへと転がっていなくなる。吐き出した言葉はどれも身勝手な言葉ばかりで、それがいっそうボクを息苦しくさせた。

 胸の奥深くで小さく燻ぶり出した熱には気が付かないふりをして。どうか君に()()()()()が見つかりませんようにと、どうか今の関係がずっと続きますようにと願う事しか、今のボクには出来なかった。

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