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人機狭間の魔纏機姫〈フランケニズム・マトゥウィザーズ〉  作者: 郁崎有空
一章 ある時始まり、今でも続いて
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 澄み切った青空に浮かぶ半透明のホログラム広告。照りつける太陽の光が眩しく、空のホログラム広告を見る気にすらなれなかった。

 人混みの中で彷徨ったようにおぼつかなく歩く一ノ宮ナツミは、誰かにぶつかっては謝ることを続けつつ進んでいた。

「もう、これどこまで続いてるの……」か細く弱音を吐いて人と人とを掻いくぐっていた。

 そうしているうちに、迂闊にもナツミの手から鞄が離れた。振り返って取ろうとするが、非情にも狭い人混みにぬるりと押し出された。

 背中からシャッターへぶつかるナツミに一瞬だけ気が向く民衆もすぐに気にすら留めなくなった。人混みの中のバッグを回収しようとタイミングを窺いながら、人混みに声をかけた。

「あのー! 誰かそこにある私の鞄取ってくれませんかー? もしくはそこの道を空けてください!」

 ナツミの声もむなしく群衆の声にかき消され、人が通るたびに声をかけていたナツミは段々と声が弱々しくなりついに縮こまっていった。バッグは踏まれはしないものの、軽く蹴られている。ナツミは今後の予定を思うと暑さではないもののせいかくらっと視界が暗転しそうな気がした。

 途中で誰かがバッグを拾っているのが見えた。鞄が人の隙間から見えなくなり、ついに痺れを切らして人混みに突入しようとした時、人混みから出てきた誰かとぶつかった。

 ぶつかった勢いで尻もちをついて顔を上げると、ベージュのバッグを片手に提げた青年がもう片方の手を差し伸べた。

「ごめん。大丈夫か?」

「は、はい! 大丈夫です! それよりそのバッグ——」

「踏まれる寸前に拾った。本当に危ないところだったんだ」

 手を借りずに立ち上がるナツミに青年がバッグを返すと、誰かの声に反応して人混みへ振り返った。青年の去り際に、

「あのっ! ありがとうごさいました!」

「気にするな。たまたま歩いてて拾っただけだ」

「はい!」

 青年は人混みを器用にあしらってあっという間に紛れていった。

「……いけない、ホナミちゃんたち待たせちゃってるんだっけ」

 ごった返した人混みに踏み入れようとするも、人の流れが凄まじくはじき出された。諦めるわけにはいかず、再び踏み入れようと試みる。

 その時、ナツミはふと何かを感じて空を見上げた。入り込もうとしていた場所から弾き出されたと同時に空を見た。

「何あれ……」

 円を描いた何かが空からこちらに向かっているように降下していた。それが何か異常なものだと理解した時、ぞわりとした感触と共に半狂乱になり踵を返すと、先ほど背にもたれていたシャッターにぶつかった。 他の人々も降ってくる何かに気づいて悲鳴をあげた。追い詰められていたナツミは焦りで震える手でシャッターを勢いよく開けようとした。

 何かは地表に到達した。汚れたアスファルトはめくれ上がり——。



 窓からの日差しが眩いほどに照りつけていた。高校生活初めての夏も終わって鬱屈しているというのに、日差しや暑さは未だに未練がましいというのか。そう思いながら、ナツミは机から荷物を整えて学生鞄を提げた。同じ二人の同級生が駆け寄ってきた。

「ナツミー! たまには一緒に帰ろうな!」

 肩口ほどある髪を愉快そうに揺らす双葉(ふたば)ホナミが背後から調子よくナツミにのしかかった。ナツミは慌てふためいてホナミを振り返った。

「だから今日もバイトがあって……」

「このご時世にバイトをほぼ毎日掛け持ちするやつはいません!この嘘つきめ!」

 のしかかったまま顎を乗せて逃がさない。ホナミの後から来た水無月小春(みなづきこはる)が肩をすくめていた。

 ふとホナミが耳元に息を吹きかける。ナツミは面白いように総毛立った。

「何やってんだこのアホ!」

「ホナミちゃん……それ、中年オヤジだったら牢屋にぶち込まれてるからね」

「中年オヤジじゃないからいいもんね!」

 ホナミは逃げるように教室の出口に向かい、二人に声をかけた。

「前と同じくあのデパートの入り口に集合ね! 一番遅かった人が奢りっ!」

 言い終わる前にホナミは廊下を駆け抜け、遅れて二人が追った。二人からすればついて来なければ奢ることもないが、どのみち奢ることになるのはホナミだということを火を見るより明らかだった。

 階段を下りて下駄箱に走ると、息を切らしたホナミの姿があった。小春とナツミは上履きから革靴に履き替えて、息切れで咳き込むホナミにナツミと小春が笑みと共にVサインを作って出口を飛び出すと、ホナミはむっとして負けじと距離を離されたナツミたちを追った。

 ナツミと小春は追いかけるホナミを気に留めず走る。校門を突っ切り右の歩道の縁石の上を渡って他の生徒の横を通り抜けた。

 横断歩道に配備されている、人に似つかない間抜けな顔をしパトロール用マルチロイドがナツミと小春に近づいた。警察特有のモノクロのカラーリングをしたマルチロイドはどこかにある——口から話さず、口はあくまで人に馴染ませるための飾りでしかない——スピーカーから微妙にイントネーションのズレた音声を発した。

『縁石の上に登るのは危険です。ちゃんと歩道の上を歩きましょう』

「すみません! 今度から気をつけます!」

 軽く頭を下げて、横断歩道の信号が青に変わったとほぼ同時にマルチロイドのもとを去っていった。

 遅れて縁石を走っていたホナミが青信号が点滅するのを見てやむなく車道を渡ろうとする。途端に、マルチロイドの頭部のサイレンがやかましくなった。それは、動きを止めたホナミに迅速に迫ってきた。



 ホログラムの店内広告がしつこいくらいに張り付いたデパートを見上げた。入り口前にはデパートのマスコットであるカエルの立体ホログラムが立っていた。何時間もの間に一連の動きを笑顔を絶やさず繰り返すさまに、見る人によっては哀愁すら感じられるかもしれない。

 入り口前のカエルの立体ホログラムの前でナツミと小春が到着した。息を切らすほどでもない様子で混んでる駐車場を見た。

「ホナミちゃん長距離苦手なのになんで毎度競走しようとするんだろうね?」

「あれでも放課後に努力はしてるんだよ。最近ジョギング始めてたし」

「こんな車道とマルチロイドだらけで走りづらいところをジョギングするなら、帰宅部やってないでいっそ陸上部入ればいい気が……」

「長続きしないから嫌なんだって。多分ジョギングも明日ぐらいにはやらなくなるかもね」

 ナツミは苦笑ながら、制服のポケットから指空け(フィンガーレス)のグローブ端末を取り出した。左手にはめて、手の甲にホログラム(ウィンドウ)を起動させた。

 小春もまた青のグローブ端末を装着して、ホログラム(ウィンドウ)を起動させた。

 掌紋認証が自動で行われ——パスワードを使うより確実性があり、それがグローブの形である理由でもある——ホログラム(ウィンドウ)にアプリアイコンがずらりと並んだ。ナツミの(ウィンドウ)にSNSの通知が表示されて、思わず眉をひそめた。

「学校行ってる間は連絡よこさないでって言ったのに……」

 SNSアプリを開いて通知のある一人の個人メッセージを確認すると、きわめてどうでもいいことだったため——今日に限ったことではないが——アプリをそっと閉じた。

 しばらくしてホナミが息切れしてやってきた。なんとも疲れた顔をしていて、ナツミと小春の前まで来るとついにくずおれた。

「きっ……つい……手加減くらい…………」

「だってホナミちゃんに手加減すると競走にならないもの。それとさっきのアレ」

「畜生っ……あのロボパンダのせいで……」

 肩をわなわなと震わせているホナミにとどめを刺すかのように、ナツミはしゃがんでホナミとの視線を合わせた。

「約束通り今日はホナミちゃんの奢りね」ナツミが満面の笑みを投げかけた。

「ナツミは金持ってるでしょうが。こっちは今月キツいんだから」

「そこまで言うならホナミちゃんもバイトすればいいじゃん」

「んなこといってもさぁ……ああいう場所はどうもねぇ……」

 明後日の方を向いて苦笑しだすホナミをよそに、小春がナツミを突ついて耳打ちした。

「ホナミちゃんはこの前から何軒ものバイトの面接でかなりのあがり症発揮して全滅だった」

 その話を聞いたナツミは興味深げとも初耳とも取れる反応だった。

「ホナミちゃんあがり症だったんだ……」

「いや、だいぶ前からホナミちゃんはあがり症だったし今更だよ」

「えっ? いや全然知らな——いや、そういやそうだった気がする……」

「おいこら、なにヒソヒソ話してんだ。奢ってあげないぞ」

 二人に近づいて、両方の額に一発ずつ指を弾くと、踵を返して早足でずんずんと中に進んでいった。

 様々な店の立ち並ぶ間を進み、額を押さえながらついてくる二人にホナミはグローブ端末——正しくはパーソナル・グローブといい、P(パーソナル)C(コンピュータ)にならってPGと呼ばれる——の電子マネー残額を眺めてため息をついた。この年頃からすれば小遣いで貰った三千円というのは満足に遊ぶには心許ない金額であり、三人分の何かを奢ることすら躊躇しかねない。つくづくホナミは一割五分の消費税を恨むものだった。

 ナツミはホナミを励まそうと近づいた。

「大丈夫大丈夫。ジョギング続ければ運動音痴も治るって——」

「あっ……」小春が即座にナツミの口を塞いだ。

 ホナミはふとアホ面に見える従業マルチロイドを睨む。危機を察した小春がナツミを離してホナミを押さえた。

「落ち着いてホナミちゃん! マルチロイドなんて壊したら器物損壊で高い罰金だよ! それはサイボーグが蹴っても壊れない庭師ロボットじゃないんだよ!」

「いや——まあ今回のはあのパンダのせいだけど、さすがに壊さないし」

「パンダとそれは全く違うよ! 頼むから一度落ち着いて!」

「だから壊さないって……」

 以後、似たようなやり取りを繰り返すうちにマルチロイドはそそくさと去っていった。

 ナツミはマルチロイドを見送り、会話の中のサイボーグという言葉にとてつもない嫌悪感を催した。一般的なそのニュアンスには、非人道的でそれはもはや人ではない『何か』でしかないからだった。

 技術の進んだこの二○六二年の現代でも、悪趣味なヤクザのファッションだったり、人の限りある肉体を捨てて生きながらえる往生際の悪い怪物のためにサイボーグが作られることはない。軍事用にしたって義体化した兵士は発作や暴走などの致命的な欠陥を抱えており、普通の歩兵に混じった運用はまだされていない。

 医療用の義体手術はやむなく行われることがあるが、せいぜいが手足や五臓六腑などの一部の欠損を補うことだけだ。サイバネティクス技術が発達したとはいえ、首から下が無くなった者に首から下を与えることはしない。

 一部の違和感なら慣れるまでに不足はなく、自分自身を保てる。しかし、身体の大半を失った人間に義体を与えるとなると、自分の身体全体の感覚に大きな違和感があり、自分自身を保てなくなるのだ。

 脳さえあればそれは自分自身であると提唱する人間もいるが、ナツミにはそうは思えない。身体の五感が変わるだけで人格にも影響して、やがて脳自体も身体に合わせていき、ゆくゆくは元の自分がどこにも存在しなくなる。そんな気がしてならないからだ。

 ここまで問題をはらんだサイボーグだが、だからこの世界に存在しないわけではない。そのことをナツミは一年前のあの日から知っていた。

 あの日の後遺症が原因で——担当医に告げられたことによると——記憶は虫に食われた資料のように欠損してしまった。

 そんなナツミであったが、担当医の言った「消えた記憶をわざわざ思い出そうとする必要はない」との言葉通りに生きている。それは、今まで通り気楽でいたいと感じているからだった——。

「おいナツミ! しっかりしろ!」

 ホナミに肩をゆすられて、考えに耽っていた意識が現実に戻った。

「ええっと……何だっけ?」

「何だっけじゃないよ! ナツミちゃんずっと難しい顔して考え事してたんだから……」

「そうだったっけ? 特に何も考えてなかったんだけどな」

 そう言ってナツミは、PG(ウィンドウ)を少しの操作をしてから確かめ、

「じゃあ、待たせたみたいだし今日はわたしが払うよ」

「え……いや、今日はわたしの奢りだし——」

「気にしないでよ。それにホナミちゃん、毎回奢ってるわけだし今日ぐらいはね」

 ホナミはもやもやした様子だったが、それ以上は特に何も言わなかった。

「いいの? バイトで忙しいってことはよほど何かお金が必要ってことじゃないの?」小春が心配そうに訊いた。

「いや、その点は気にしないで。割とどうにかなるから」

 そう言ってPG(ウィンドウ)が表示する電子マネーを見せた。二人は(ウィンドウ)を覗き込むと面白いほど狼狽えた。

「うそ……百万超えてる⁉︎」

「ナツミちゃん。前から気になってたんだけど何のバイトやってるの?」

「乙女にはひとつやふたつ秘密があるってことで。じゃあ早速、豪華なの食べに行こう! なんならパフェでもいいよ!」

 ナツミは早速、鞄を引っさげて急いだ。

「ちょっと待って、秘密て……」

「じゃあパフェ! パフェ食べたい!」

 未だ電子マネーの桁が気になる小春の横をホナミが走りだした。注意するマルチロイドに耳も貸さず、すれ違う人を避けながら駆けていった。



 自動運転とMT車が入り混じる駐車場を、無精髭を生やした男が運転席から暇そうに眺めた。停めたワゴン車の中で伸びをすると、狭いせいかパキパキと関節の音がうるさい。

 PG(ウィンドウ)が十六時三十分を丁度示すと、男は窓を消して車から出た。後部座席のスライドドアを開けると、頭から足までの最低限の黒い強化甲冑(パワードスーツ)を装着した男が棺桶のようなステンレス製のケースを傍らに置き、シートにのけぞっていた。強化甲冑(パワードスーツ)の男は頭部に補助(サポーター)覆面(フェイスメット)を装着しており、ワゴン車のシートにのけぞる光景は一目見て面白い。

「おい狙撃騎士(スナイプ・ナイト)。始めての仕事だ。俺は今からルーク降下ポイントに立って空の奴らに知らせる。お前はルーク降下後に、わざわざルークの危険区域に入っていく女をいち早く見つけて撃て。分かったな?」

「それならもう嫌ほど聞いてるよ旗打僧正(ポインタ・ビショップ)」くぐもってもなお分かる若い声が覆面越しに見えた。

「頼むぞ。自分で言うのもなんだが、俺はよりよい位置について空の奴らに降下の合図を出すことしか取り柄がないんだからな」

「そうかな? 降下配置は重要だと思うけどね。ところで、今日のルークは?」

「クラッキング型の傀儡網蟲(カイライモコ)だ。んじゃ、頼んだぞ」

 そう言ってワゴン車を閉めると、決めた位置に向かった。駐車場のちょうど真ん中といったところだ。あまりに単純すぎるポイントではあるが、クラッキング型では配置に面白みを求めること自体が無粋(ナンセンス)と言える。

 なるべく多くの車を乗っ取ってパニックに陥らせることそれ自体がクラッキング型の役割であり、クラッキング有効範囲の半径三○○メートルに入れたい範囲をすっぽり覆いさえすればいい。簡単ではあるが、旗打僧正からすればそういう芸術性のないルークの相手をするほうが退屈であり苦痛だった。

 旗打僧正(ポインタ・ビショップ)は降下ポイントに到着し、PG(ウィンドウ)から通話した。高く澄んだ女性の声が出た。

『はい、こちら航空騎士(エアーズ・ナイト)

「こちら旗打僧正(ポインタ・ビショップ)。住所を教えるから——ピザを頼みたい」

『分かりました。早急にお届けしますので、準備の方をお願いします』

「なるべく五時までに頼む」

 そう言い放って通話を切る。持ち主の知らぬ車の下に箱型の特殊誘導機を滑り込ませると、旗打僧正(ポインタ・ビショップ)は少し距離を離して監視を始めた。直接影響を及ぼす危険な物ではないが、『贈り物』の受け取り先をマルチロイドに感づかれると厄介だ。それゆえに、姑息ながら近づくマルチロイドの優先事項を、撹乱する必要がある。

 早速見回りをするマルチロイドが特殊誘導機の近くの見回りに来た。車の一台ごとを腐るほどに睨め回す。やがて誘導機を隠した車の一つ前に来ようとする時、旗打僧正はマルチロイドに近づき話しかけた。

「あの、すみません。トイレってどこでしょう?」

『はい。トイレなら——』マルチロイドが長々と説明した。

 しかしこんな足止めだけでは確実性はない。旗打僧正は腰の警棒ホルスターに指を這わせて嗜み、マルチロイドに話しかけた。

「すみません。よく分からないので道案内してくれませんか?」

『そうですか。そのようならご案内させていただきます』

 そう言ってマルチロイドは案内を始めた。そして複雑に入り組んだ道で公衆トイレに向かい、トイレが見えたところで周囲の目を確認した。

 誰の目にも入ってないことを確認すると、対機械帯電警棒(スタンバトン)を腰ホルスターから抜き、親指でスイッチを入れた。持ち手が熱を帯びはじめたところで、パリパリと音を立てる警棒をマルチロイドの回路チューブが露見した首の部位に向けて一直線に突き立てる。

 たちまち弾けるような音と共にすさまじい高電流がマルチロイドの回路を焼き切り、マルチロイドはものの数秒で機能停止。

 対機械帯電警棒はマルチロイドの多く活動している現代において特に取り締まられるべき特殊武器だが、違うルートからパーツを分けて輸入され組み立てるだけの安直な設計なためによく裏方で出回っていたりする。そして、銃などとは違って弾は残らず、より確実に最小限の被害でデータの損壊も狙えるからだ。

 旗打僧正は帯電警棒を腰のホルスターに入れ、PG窓を表示する。

 十六時五十五分。

 急ぎ足で特殊誘導機からある程度離した距離に戻り、メールアプリを起動して空メールを送る。それを終えると旗打僧正は口角をゆがませて優雅に歩いてその場を去った。



 上空から黒光る巨大な円筒(ルーク)が投下された。

 それは爆弾ではない。しかし、人々の畏敬する象徴と言える。

 人を清く正しく導く神を模した神像ルーク。

 技術によって何かを奪われた人々の願いはその神の使い、ルークと共に投下された。

どうでもいい用語解説

※サイボーグが蹴っても壊れない庭師ロボット

某サイバーパンクの金字塔小説の作中に出てくる蟹みたいなロボット。ほんの数行しか描写されないチョイ役なのに何故か印象に残っていた。

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