やらかしました〜湖岸をちょっとだけ走るタチアナ〜
——今日もお付き合いいただき有り難うございます
タ「いえ。それより、この様な話で読者の方の反応など、大丈夫でしょうか。
——ええ、大丈夫ですよ。公開直後の各インタビューのユニークアクセスは4名以上ありますし、3回目のインタビューについては16名のアクセスがありました。こちらとしましては望外の結果です。
タ「それなら良かったです」
——さて、今話ではナリタ〜ヒャクリ〜ミサワ、そしてDCへと繋がる訳ですが……
タ「ここで、ちょっと前回も含めて其々の時間経過の話をしたいと思います」
——はい、どうぞ(何が出るのだろう?)
タ「前回、アーフを脱出してから『砂漠で1時間超、カーリ宇宙基地で1時間』、『月基地で1時間程、スペースコロニー・ケルンで2時間』とわたしは発言しています。またカーリでの打ち上げ直前『この中空の塔が発射台だ。その向こうに少し欠けた月が見える』とも発言しています。カーリの現地時間で深夜0時頃の話です。
月とコロニーの滞在時間が3時間で済むのかという話はさておいて(笑)、カーリとニホンの時差は5時間です。なので、わたしがカーリを発った時午前5時だったタネガシマに、3時間後に到着しました。午前8時の事です」
——はい……そうですね。それで?
タ「タネガシマからハネダまで『約2時間』、ハネダからナリタまで『72km』、ナリタからヒャクリへの途中の大きな湖を通りすぎり時『あれからもう7時間以上』と回想しています」
——……はい、そうですね……
タ「ヒャクリで『ナリタから1時間程でヒャクリに着いた』とあるのでナリタ─ヒャクリ間は50km程でしょうか。
その後ヒャクリ基地司令への説明などをして、ヒャクリからミサワへの移動に『あれから1時間後』、そしてミサワで二人の指令に説明して、訓練計画を立てて、訓練名目でDCへの転位を果す訳です。次話で深夜のダーレス空港上空に現れる訳ですが、ダーレスは何時だったのでしょう」
——えっ。
タ「その答えは次回に披露させていただくとして。
この話で一番注目して欲しいのは、わたしの次の発言なんです。
『残念ながら現在の重力魔法は対象の重力質量を軽くする事しか出来無い。最小は0だ』」
——どの部分に問題が?
タ「『重力質量を軽くする』ですね。"重量"は引力が小さくなれば軽くなりますけど、"質量"は"軽く"はならないんです」
——良く分らないのですが?
タ「質量というのは、動かしにくさを表わします。質量が大きければ動かしにくいという事です。力=質量x加速度ですから、加速度=力÷質量です。同じ力で押しても質量が大きければ加速度は小さい、つまり動かしにくい訳です。
さて質量が本当に0になったらどうなると思いますか?」
——加速度=力÷質量で質量が0になったら……うわっ、加速度、えらい事になりますね!
タ「そうなったら、流通革命どころの話ではありません。世の中大混乱ですよ」
——あ、でも発言に出て来たのは"重力質量"であって、今話している質量とは違うのでは?
タ「今話している質量は"慣性質量"といいます。まだまだ実験の対象となっているそうですが、それでもかなりの精度で"慣性質量"と"重力質量"は等しいそうです。これは等価原理として知られています」
——はあ、成程
タ「わたしは物理には疎い方ですがそれ位は知ってます、という名誉回復の為に、今回話させて頂きました」
——それは大変(作者が)失礼いたしました。お会いした時には、タチアナさんが憤慨してたとお伝えしますね
タ「宜しくお願いしますね?」
やらかしました。ごめんなさい、タチアナさん……orz




