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やらかしました〜砂漠を走るタチアナ〜

——タチアナさん本日はお忙しい中、インタビューに応じて下さりありがとうございます。


タチアナ(以降タ)「いえ、こちらこそ宜くお願いします」


——早速ですが、このエピソードで圧縮空気弾の描写がありますが、これについてご意見があると伺いました。


タ「はい。魔法がある世界設定なので、圧縮方法などは、そう言うものだ、と飲み込む事はできるのですが……」


——それ以外でご意見があると?


タ「はい。それは弾の描写についてなんです。

 まず、弾の大きさや気温にも因りますが、検索すると空気1リットルの質量が大体1.2グラムです。なので1.2グラムのよく使われる大きさの弾を作るとしましょう。

 1リットルは10×10×10立方cm。これをよく使われている弾の大きさ9mm×19mmに近い、1×1×2立方cmまで圧縮すると弾の内部の圧力は幾らになるでしょう。圧縮する前は1気圧としてです」


——素人考えですが、体積で考えると元の体積は、10×10×10は1000、で圧縮後は1×1×2は2なので体積は500分の1、圧力は500倍になる気がするのですが?


タ「わたしも物理は苦手なのですが、数百気圧にはなると思うのです。ところが、冷す事なくこれだけ圧縮すると温度が上がる筈なんです。圧力鍋を思い出してみて下さい」


——ああ、熱すれば圧力が高くなりますね。だから逆に圧縮すれば熱が出ると……


タ「はい。そうです。

 ところで、温度が上がると、どれ位上がるかにもよるのですが、光りだしませんか? 

もし発光するなら、わたしがドローンに射撃された時、まるで曳光弾で射撃されたかの様な描写になる筈です。つまり弾の軌跡が光って見えるんですね。

 逆に発光するまでも無い温度だったのなら、或いは殻となる魔力の皮が光を漏らさないのなら、ひと言そういう説明があっても良いんじゃないかと。

 一番の疑いは、そこ迄考えが及んでいなかったのではないか、という事です。

 科学と魔法の混在する世界をうたっておきながら、科学的描写がいい加減というか……」


——(あわあわしながら)作者に会いましたらお伝えします! 他にはございませんでしょか。(もう無いよね?)


タ「実は、もう一つ。同じ圧縮空気弾の描写についてなんです」


——(冷や汗をかきながら)まだあると……


タ「ええ、残念ながら。あの弾が砂に減り込むときの描写なんですが。「バシッ」という効果音で表現されてますが、あれだと単に砂に埋まった、という風に感じませんか?」


——まあ、そうですね。それ以外の効果は無いように思います。


タ「でも考えてみて下さい。魔力バルーンの強度はどれ位なんでしょう。充分な強度を持っているのなら、あれで問題ないのでしょうけど、そうで無いのならあの場面は、爆発に似た現象が起きる筈なんです。だってそれを利用した説明が13話でされるんですから。

 なのに1話目で一言も触れてないというのは、矢張り検証して無いというか、そこまで考えていなかったというか……」


——(わたわたと)本日はお忙しい中、時間を割いて下さり誠にありがとうございました!!



 やらかしました。ごめんなさい……orz


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