表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

訓練開始

翌日からは改めて早朝トレーニングを始めた。


しっかりと柔軟。そして体幹トレーニング。

そして走り込みとして町の外周を1周。


ゲーム時代の訓練も適宜取り込んでいく。ラダートレーニングとかだね。


クールタイムと柔軟をした朝食を済ませて学校へ。


学校で言語・算術・魔術他の講義の後昼食。

午後は自習なので、学校や探索者協会の資料室で本を読み知識を蓄える。

集中力が切れたら探索者協会の訓練場で素振りと型の訓練。

家に帰って夕食を取ったら庭で素振りと型稽古。

魔術・魔法で風呂の準備をして入浴したら、布団に入り、MPが無くなるまで魔術・魔法の訓練をして就寝である。


ああ、暦のことも説明が必要かな。

基本的には現代地球と変わりない。

1年13か月365日。基本ひと月30日なんだけど、日本人でいう正月っていうのかな。

12月30日から1月1日までの間に新年を祝う月があって、その月だけ5日間なんだな。

1か月は上旬・中旬・下旬の3つの旬に分かれていて、それぞれ10日間。

年度始まりは4月から。だから学校の入学とかも4月からだ。

学校の休日は5日に1度。連休とかは特にない。

なので泊りがけのクエストを受けるなら4日目の午後から5日目に掛けてとか、9日目の午後から10日目に掛けてとかになる。

俺はあんまりやらないけど。

泊りがけのクエストってこの町だとほぼ護衛クエストになるんだよね。

もしくは連泊必須の遠出の狩りとか採集とか。

そうなると授業に出れなくなるからね。そういうのは卒業してからでいいのさ。


討伐クエストもね。もう少し強くなってからでもいいかなって思うんだ。

ある程度スキルが育ってから実践したいかなぁ。


一応ゴブリン程度は倒せるけどね。

言ったよね?仮登録でも日帰りの採集クエストは受けられる。

んで、その時にゴブリンとかに襲われて倒しても別に違反にはならないって。

俺も仮登録のときにゴブリンに襲われて倒したことはあるんだよ。

初めてのときは殺されるかどうかって感じでドキドキしたけど、倒したら"ああ、こんなもんか"って。

だからね、そういう討伐クエストなんかも卒業してからでいいやって思うのさ。


ちなみに学校でも野営実習として学校の備品のテントを使ったテント組立実技や、石を組んでかまどを作るところから始まる調理実技なんてのもあって、結構ありがたいんだ。


ともあれ、まずは1か月。みっちり訓練で実力をあげたいね。


そうそう、それからスキルだけど。この世界のスキルって別に覚えたから補助があるとかそういうのってないのね。

どちらかっていうと、技術検定に近い。

例えば、剣術。

俺は剣術Lv3だけど、Lv3になったからこの剣技が使えるとか、そーいうのがないの。

逆なのね。この剣技をマスターしたら剣術Lv3ね。みたいな感じ。

現代地球だと、英検とかが近いんだろうか。これだけ出来たら第三者的にこのレベルね、みたいな。

だからある日突然剣術Lv5になって剣技がばかすか使えるようになるとか、そーいったことはないね。

地道に剣を振って。

今までできなかったことができるようになって。

なんていうかな。【世界】に貴方のスキルレベルはいくつですよって認められてスキルのLvが上がる感じ?


魔法に関してはゲーム時代の記憶と運用理論。

それから称号によるステータス補正があって、魔法が使えたから魔法スキルレベルが認められたってこと。

ウインドボルトが使えたから風魔法Lv1だよ、って感じかなぁ。


武術系スキルにあっては、知識があって練習方法とかは知ってるけど、実際体はイメージ通りに動かないわけで。

イメージ通りに身体が動くようになれば、どんどんスキルレベルが上がっていくと思う。

まだまだ体が出来ていないってことだね。


まずは自分で納得できる素振りができるようにならないとね。


ではまた明日。おやすみなさい。ぐぅ。

読んでいただき、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ