表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/12

検証その3 武術

前話で最後の3行を消去しました。

魔法系の検証をひとまず終わりにして、武術系の検証をすることにした。


俺が現在持っている武術系のスキルは

 剣術Lv3

 体術Lv3

である。ちなみにLvと強さの目安としては


Lv1:素人

Lv2:初心者

Lv3:初級者

Lv4:中級者

Lv5:上級者

Lv6:一流

Lv7:超一流

Lv8:伝説級

Lv9:幻想級

Lv10:神話級


どんなスキルでもだいたいこんな感じだ。

現代地球でいえば、Lv7だとオリンピックのメダリストレベルといったところか。

王都の騎士団長が剣術Lv7って聞いたことがあるくらいだ。


剣術Lv3といえば初心者を脱却したあたりで、一般的にみれば探索者ランク☆としては普通。

1対1で普通のゴブリンを倒せるレベルでもある。

魔術系の人でも1つは武術系スキルをLv3まであげることを推奨されている。


ちなみに町の兵士長である親父は剣術Lv6とのこと。


それはさておき。


ゲーム時代にやっていた剣術の型を試すことに。

ゆっくりと体幹を意識しつつ、丁寧に型をなぞる。


ゲーム時代と比べて違和感が凄いというか、剣筋がぶれるし、体幹もぶれる。

筋力やらなにやら、ステータスやスキルがいろいろ足らないんだろ。

明日からまた素振りの日々が始まるな。


また、魔法系スキルはゲーム時代の魔法を全て習得し、全属性魔法がLv10になったが、魔術に関してはまだまだ引き出しが少ない。

使える魔術の幅を増やしておかないと、魔法を使ったときの誤魔化しが困ったことになると思われる。


ゲーム時代は魔術など無くて魔法からだったが、この世界では魔術を覚えてINTとWILを上げていき、規定値を超えると魔法として発動するのではないだろうか。


俺は称号による補正値でその過程をすっ飛ばしているものと思われる。


親父も母さんも、学校の先生でさえ魔術は使えても魔法を使ったところは見たことがない。


今の親父と母さんなら魔法使えるかもしれないけどね。


ともあれ、魔術使いは多くても魔法使いは少ないと思われる。

もしくは俺のようにアビリティとして【魔法の才能】を持っているのかもしれないが。


その辺は再度確認が必要かな。


「親父達は魔法使える?」


「俺は使えないな。」「私も使えないわね」


「称号でINTとWILが増えてたでしょ?今なら使えるかもよ?」


「マジか」「試してみるわね」


試してみたら俺と同じく、基本攻撃魔術が魔法として発動することができた。

これだけで戦術の幅が変わってくる。威力も段違いだし。

ちなみに親父と母さんのINT補正は親父のほうが高かった。

WIL補正は二人とも+15で、どちらも補正込みでWILが50を超えたっぽい。

基本攻撃魔術を魔法として発動できるWILの規定値が50あたりか。45か、もしかしたら40かもしれないけど。


親父達も魔法が使えるようになって驚いていたよ。

二人とも急に魔法が使えるようになったことは秘密にするらしい。


さてと、検証としてはこんなものだろうか。

今後の予定としては、学校卒業までの間に


・魔術の引き出しを増やす

・武術系のスキルを増やす&伸ばす

・旅に便利なスキルを増やす

・探索者のランクを上げる

・ステータスを増やす


こんなものだろうか。


今は12月だから卒業まであと3か月ちょい。忙しくなるね!


今日のところは体幹トレーニングと武術の型稽古をこなすことに残りの時間を当てた。


親父達はどこまでそれまでの魔術を魔法として発動できるか、試行錯誤していたよ。



夕方まで練習したら晩御飯の準備のために家に帰った。


読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ