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【1.初陣】*参考地図あり

時は12世紀。現在のウクライナ~西ロシア。

リャザン公国とスモレンスク公国は、数年に渡って小さな争いを重ねていた――


天空は、白を吐き出すのを諦めた――


雪が水へと戻る頃。

林立する白樺の幹たちを左右に()けながら、ひたすら西へと向かう一つの隊列があった。


「だいたいよ…なんでスモレンスクは、トゥーラなんか狙うんだ?」

「暇なんだろ」

「やっかみだろ」

「早い話が…ナメられてんだよ」


麻袋で覆った足首が、くしゃっと音を立てて残雪に沈み込む。

一人の呟きに、兵卒たちの怒りの声が続いた。


「グレン将軍! 伝令! 伝令です!」


やがて愚痴も出なくなった頃。

一頭の人馬が残雪を四肢で弾き飛ばして後方より追い付くと、至急の要件を伝えた。


「伝令です!」

「伝令だそうです」

「伝令!!」


凡そ500名の最後尾。なめし革の防具を纏った槍兵(そうへい)が声を飛ばすと、白い息が前へ前へと伝わって、やがて金属の甲冑を備える先頭の騎馬隊へと至った。


「伝令だと?」


先頭の男が後方へと睨みを利かせると、手綱を強く引いて馬体を翻した。


兵士にとっては、休息の時間。

融雪の浸み込んだ泥濘(ぬかるみ)の大地を歩き通してきた歩兵の緊張感は、一気に和らいだ。


四角い顔の将軍は勅書の入った木筒を受け取ると、中で丸まっている羊皮紙を無造作に取り出した。


「グレン様、何と?」


いったい何事か――

少年の面影を残す青年が馬を寄せると、岩のような両手から覗く麻色の紙片を見つめながら、緊張の面持ちで尋ねた。


「…グレン様?」


上司の指先が、小刻みに震えている。

整った顔立ちの若者が、呼び起こすように再びの声を送った。


「停止……だと?」

「は?」

「進軍停止だ! 今日の進軍は、ここまでとする!」


四角い顔が後方に怒りを放つと、動きの止まった若者に紙片を投げ渡した。


「何故ですか!? このまま進めば、スヴォロの地を確保できるというのに…」

「知らん!」


二人とも、勅書の内容には不満らしい。


若い男が紙片を広げると、そこには一言、荒っぽい崩れた字体で『進軍停止』 とだけ書かれてあって、右下の余白には『絶対厳守』 とでも言いたげに、新しく赴任した若い城主の赤字のサインが記されていた――


「勅書…には逆らえません…」

「分かっておるわ!」


例え小さな紙片であろうとも、勅書である。


改めて指摘された将軍は、怒りを露わにしながらも、自身に言い聞かせるように吐き捨てた—―


「ライエル、どう思う?」


満天の星の下。野営地の小さな焚火の前で、石の上に臀部を乗せた将軍が、隣に座る若い副将に問い掛けた。


ゆらゆらと惑う紅い炎が、二人の男の落胆した横顔を照らしている――


「分かりません。急いで出立をしたのは、スヴォロを確保する為です。あの地は水源もあり、守るに易い…」


左右から垂らした金髪に覗く、朴直ぼくちょくな青い瞳が幾らか濁ると、整った顔立ちは俯いた。


城外での戦い。糧食と水の確保が何よりも大事である。

それらを放棄する指令には、当惑するしかなかった。


「その後、伝令は無いのだな?」

「ありません」

「城主には、思う所があるのだろうが…」

「そうですね…」


沈んだ声を吐き出すと、足元の小枝を拾ったライエルは、茶褐色の地面に簡単な戦況図を(えが)いた。


夜明けと共に出立したトゥーラを四角。次にスヴォロの地を丸く描く。その間を一本の線で結ぶと、城から始まって三分の一にも満たない箇所に、不満を込めたバツ印を力強く記した。


「我々は、予定の半分も進んでいません。敵の足を図るに、スヴォロには布陣できません」

「そうだな…」


澱んだ空気が包み込む。


背中を丸めた将軍は、小さな焚火に向かって空しい嘆息を吐き出すと、脇に転がるこぶし大の石を拾い上げ、不満をぶつけるように暗闇の向こう側へと腕を振るった――


「……」


やがて、ガサッとした空しい音が昇った――


「それに、士気にも関わります。出立を急いでコレでは、兵も納得しないでしょう」

「……」


炎に揺れ浮かぶ若者からの発言は、至極真っ当なものである。


二人の間に、暫くの沈黙が流れた――


「だがな…」


冷静になれ――

不満を吐き出すばかりでは、先は暗い。


グレンが一呼吸を置いて満天の星々を見やると、ぽつりと口を開いた。


「スヴォロを確保したところで、過程に過ぎん。勝利という結果に、確信がある訳でもない」

「……」

「ワシらは、命令に従う立場だ。結果が出るまでは、従うしかなかろう」

「……それは、…間違いだとしてもですか?」


将軍に顔を向けたライエルが、慎重になって尋ねた。


「そうだ。結果が出るまではな」

「……」

「覚えておけ。組織に入っては、己を塞ぐこともある」

「……」


グレンは瞳を向けて訴えた。


若々しい心身を、絶望のような感情が確かに襲った――


「不満そうだな」

「あ、いえ…」


間違い。即ち、死。

そんな状況下であってもですか?


尊敬する上司であったが、ライエルの心には戸惑いが浮かんだ――


「……」


しかしながら、灯った疑いは、逆方向の解をも連れてくる。


命令や規律。或いは共属意識。

それらの放棄は、軍の瓦解を招くに違いない――


加えてなによりも、反旗を翻す根拠が乏しい上に、度胸もない。


行き場を失った若い将兵は、それ以上の言葉を閉じるしかなかった――



勝利を招く鉄則は、要衝の確保にある。

新米の城主は、そんな事も知らぬのか?


理由のない勅命に、疑念は濃霧のように深まるばかりだったが、組織の一員としての発言が、それらを払ってゆく事を決した――



「先を急ぐぞ! 進め!」


夜空の端が白くなる。

一晩経っても気分は晴れなかったが、それでもグレンは気丈に声を発した。


「だったら、昨日のうちに進めよ…」

「娘の帰りも待たずに、出てきたのに…」

「くっ」


当然ながら、士気は低い。

後方でようようと膝を伸ばす兵士達の口からは、恨み言がやってくる。


それでも叱責をしたならば、士気の低下を招くだけ。


グッと奥歯を噛み締めて、組織の上に立つ者の矜持を保った男は、募る不満を押し殺した――


「グレン様!」

「お?」


そんなところへ、小柄な斥候が、馬を駆って戻ってきた。

情報は戦の要。グレンの元にライエルもやってきて、二人は馬上で報告を受け取った。


「敵は、正面に布陣せず、カルーガを経由してくるようです!」

「速攻で来たか…」


(もたら)された報告は、兵力差を生かして消耗戦を挑んでくると考えていたグレンには、少々意外なものであった。


「カルーガから向かってくるとなれば、敵は恐らく、あの林の向こうです。先を急いで戦うか、敵を待ち、ここで迎え撃つか…」


ライエルが、正面右手に見える、小高い白樺の林を指さしながら、早口の助言を渡した。


「数は?」

「およそ、同数かと」


グレンの問いに、斥候兵が明確に答えた。

見た目で同数ならば、それ以上と考えるのは当然で、明らかに分が悪い――


「全軍前進! 急ぐぞ!」

「はっ!」


即断即行。

迷いは時間と士気を削ぐ。

グレンは後方の隊列に声を発すると、手綱を振るって愛馬を前へと進めた――



「どう思う?」


進軍してしばらく、左右から垂らす金髪の前髪を、後ろに縛って意気込む若い副将に、グレンが左から意見を求めた。


「士気の高揚は、進んでこそ。城の近くで退いたら、逃げ崩れる恐れが出てきます」

「相手次第だがな」

「はい。左から回って正面から来るか、退路を断つ形で背後を狙ってくるか…」

「そうだな」

「ですが、正面なら堂々と。背後なら、このまま進み、スヴォロの地を確保すれば良いでしょう。城からの援軍で、挟撃できます」

「よし。同意見だ!」


迷いは霧散した。

グレンは手綱をしごいて隊を前へと急がせた――



融雪を招く春の訪れ。馬にとっては歩きやすい。

しかしながら人間にとっては所々(ところどころ)泥濘(ぬかる)んで、その行軍はどうしたって軽快とは呼べないものとなっていた。

特に槍兵は、刃先を常に天に向けて歩くことになる――


それでも林の中を一時間も進むと、地表に木漏れ日が届くようになって、残雪が乏しくなってきた。


「そろそろ、カルーガですね…」

「そうだな。しかし、正面からの気配は薄いな」


林を抜けると、途端に正面から吹き付けるような風がやってきて、右側に覗く小高い林と後方の白樺の木々を揺らした。

夏には草原となる正面に敵が居たならば、馬の臭いや蹄の音、土煙とはいかずとも、何かしらの気配が窺えそうなものである。

四角い顔を左右に振ったグレンは、警戒しながらライエルの声に応えた。


「……」


死線を何度も潜った経験が、根拠は無くとも危険な匂いを察知する。

いくら杞憂に終われと望んでも、経験が願いを凌駕することを、殆どの者は知っている――


それでも願ってしまうのは、愚かなことだろうか――


「敵襲!!」


当然、叶う事はない。


叫び声。右に視線を向けると、異質な銀色たちが白樺の木々を縫うように駆け下りている—―


「来たぞ! 慌てず対処しろ!」


前後ではなかった。

側面を衝かれた形のグレンだったが、動揺を見せまいと声を発した。


(まずいな…)


しかしながら、立ち振る舞いとは別に、内心には焦りが宿った。

伸びきった隊列の後方は残雪に残ったままで、このままでは分断され、孤立する事は明らかだ――


「山からの伏兵です! 数は、多くはないと思われます!」


ライエルが寄ってきて、冷静な助言を飛ばした。


「そうだな。しかし、この数では抑えれまい」


味方を見渡すと、グレンは決断をした。


「退きながら、立て直す!」

「は!」


短いやりとりの間にも、敵の数はますます増えていく。

右からの伏兵が奇襲であれば、本隊は背後からやってくる。そうなれば、挟撃からの敗戦は必至となる――


ブゥオオオー


その時だ。喇叭(ラッパ)の音が空を駆け、時間を止めた――


ウォーオー

ウォオオオー

ウォーオオオー


続いて、歌声とは呼べないまでも、統率の取れた一団の、野太い声が戦場に響き渡った。


「どっちの陣営だ?」


戸惑いが、一気に支配する――

敵味方。双方の足が鈍化した。


「グレン様! 山の向こうです!」

「おお!」


応えて首を回すと、敵が埋伏していた林から、数十本の矢羽が青い空を飛んでいた。

標的は、敵の背中に他ならない。


目の前で、かたびらを纏った槍兵たちが、突然の矢羽に戸惑い、或いは倒れていく。


「弓だ。弓を構え! 槍隊は前に出て、敵を止めろ!」


委縮は、伝播する。

勝気と勢いも、伝播する――


退路を断たれた兵士が向かってくる。

しかしながら、焦って闇雲となった雑兵たちに、どれほどの力があろうか――


「あとは、相手の主力だが…」


グレンが警戒に首を回した。


「まもなく、全軍が林を出ます。ここさえ凌げれば、背後からの騎馬隊は迎え撃てましょう。それに…」

「そうだな…」


勝敗は、30分で決した――


城からの援軍が、向かってくる敵の背後を衝く事は想像に難くない。

隊列の後方で、混乱が生じている気配が無い事も、それらを具現していた――




「この作戦は、ロイズ様が立てられたのでしょうか?」

「そうであろう」

「進軍を止めたのは、伏兵を読んだ上で、挟撃を狙ったんですかね…」

「それも、三方面からな…」


夕陽を背中に浴びながら、全軍での凱旋だ。

本来なら、先頭で馬を並べる二人の気分は高い筈。


しかしながら、いかつい体躯を誇るグレンの心には、小さな不満が燻っていた――



「グレン様!」


トゥーラの都市城門に人が居る。気が付くと、ライエルは前方を指差した。


「おお、ロイズ様!」


顎を上げた将軍が見たものは、夕陽に輝くレンガ造りの城壁を背景にして、青いマントを風に靡かせた城主自らの出迎えであった。


予想外の光景に瞳を開くと、グレン本人だけでなく、馬さえも嬉しそうに、軽快な足取りとなって駆け出した。


「ただいま、戻りました」


サッと下馬したグレンが、城主ロイズを前にして片膝を落とした。


「すみません。グレン将軍」


短いオリーブ色の髪。端正な顔立ちの若い城主は、開口一番、前傾姿勢となって謝罪の言葉を口にした。


「は?」


存外な言葉がやってきて、グレンの四角い顔が思わず上がった。


「何を言われます? 誰一人失う事無く、大勝したのですが……」


これ以上の戦果はあり得ない。

グレンは年の離れた新米城主に、真意を求めた。


「いえ。作戦を伝えぬままの戦いは、不安であったかと…」

「あ、は…いや……」


心に翳った、不満の種。

概要が伝わっていれば、いらぬ不安を抱える事は無かった――


思わず本音が飛び出すと、グレンは必死になって誤魔化した。


「正直ですね」

「あ、いや…」


城主が悪戯っぽい笑みを浮かべると、グレンは思わず目線を逸らして細かく耳の上を掻きながら、ただただ恐縮を表した――



太陽が落ちるころ、トゥーラの城内では盛大な宴が催されていた。


大勝の宴は城下でも行われ、兵士として凱旋した一家の主を労おうと、全ての屋根の下で笑顔が溢れた。


「しかし凄い。初陣で、誰も死んでねえ!」

「敵の大将は、途中で逃げ帰ったらしいぜ!」

「ロイズ様、万歳!」


攻め込まれ、悲しみに暮れる家族が一つも無い。これは、奇跡に近い。

当然負傷者は出たが、命を落とす事に比べたら、名誉の負傷である。


「父ちゃん、頑張ったね」

「おう。頑張ったぞ」


とある家族の会話。

たとえ戦闘開始と共に足が滑って転ぼうと、凱旋したなら英雄なのだ。


(本当の事は、言えねえな)


一家の主は、一つの秘密を胸に刻んだ――


「城主様だ!」

「なに!?」


突然、城下に歓声が上がると、方々で驚きの声が上がった。


「おお…」


食事中の男が家から飛び出すと、小さな馬丁(ばてい)を一人従えて、若き城主が馬上から控えめに手を振っていた。


トゥーラの城主はこれまでに幾度も代わったが、こんな事は初めてだ。

その姿を一目見ようと人垣ができると、嗚咽を漏らす女性まで現れた。


「あ」


そんな時。人垣の中から一個の木玉が飛び出すと、馬脚に満たない髪を結った女の子が追いかけた。

木玉は土の地面をコロコロと転がって、麻の衣服を頭から被った馬丁の足元で止まると、少年のような身体は膝を曲げ、木玉を拾って少女に無言で手渡した。


「……守って、くれる?」


木玉を受け取った女の子。玉を見つめると、次に馬丁に向かって呟いた。


「飛び出しちゃダメでしょ! も、申し訳ありません!」


馬丁の頭が沈んだ瞬間、人垣の中から母親が抜け出して、娘を(さら)っていった――


「ねえ、お母さん…女の人だったよ?」

「何言ってるの!」


抱えた娘が呟くと、駆け足の母親が羞恥の中で声を荒げた――



「ご苦労さまです。皆さんも、宴に参加して下さい」

「ありがとうございます」


城内に戻ったロイズが二人の護衛を労うと、それぞれの兵士は同じ歩幅で一歩を下げて、小さく礼をした。


「酒が旨い!」

「ほんと、美味しいですね…」

「馬鹿野郎! 美味しい酒と旨い酒は、違うんだよ!」


宴に足を戻すと、グレンとライエルが並んで酒を飲んでいた。


「おお! ロイズ様!」


城主の姿を認めると、将軍は四角い顔の表皮を真っ赤にして駆け寄ってきた。


むわっと酒臭い。

アルコールに弱い端正な顔立ちが、思わず仰け反って顔を背けた。


「ロイズ様には、本当に感謝しかありません! 進言した私を信じて下さり、軍議もなく、出陣させて頂けるとは…」

「そ、そうでしたね…」


一回り以上も年上の将軍から、逃げる度胸は無い。

いかつい身体が迫って述べられる感謝の言葉に、若い城主は仕方なく、作り笑いを浮かべた。


「ロイズ様。初陣、お見事でした」


困っているところへ、美将軍ライエルもやってきた。

左右に垂らした金髪から覗く整った顔立ちは、どうやら正気のようである。


狩りに挑んだ山の中。夕暮れに帰る方向を見失ったところに、一つの明かりが遠くに灯る――

そんな状況に、ロイズは大いにホッとした。


「お二人には、これからも大変な役割を担ってもらう事になるでしょう。宜しくお願いします」


豪傑と呼ぶに相応しい岩のような体躯を持ち、多くの戦場で経験を積んできたグレンと、服の上からそれと分かる、鋼のような弾力のある筋肉を纏い、冷静な判断力を持った若いライエル。


双璧は、この先無くてはならない存在だ。

交互に瞳を見据えると、若い城主は微笑んで、全幅の信頼を寄せてみた。


「ありがたきお言葉」


丁寧な発言に、グレンは感激して一歩を下げると、厚い胸板に右手を添えて、下顎を引きながら瞼を閉じた。

続いてライエルも、同じ姿勢で敬った――


「さあ、私の事はいいから、部下を労ってやって下さい」


姿勢を正したロイズは二人に解散を促すと、ようやくこの場から逃れる事に成功をした――



(ふう…)


やっとこさ、荷が下りた。


離れゆく二人の背中に大きな一息を吐き出すと、城主は心の中で呟いた。


(とりあえず、今日の演目は終わりかな……)

挿絵(By みてみん)


数多の娯楽の中から、当作品に時間を割いて頂きありがとうございます。


執筆開始が2020年。夏のこと。

まさか2年後、作品の舞台で戦争が始まるとは思いもしませんでした。

小説の構想を巡らす中で、当然ながら12世紀頃に至るまでの歴史を参考にしました。


思ったことは、日本人的道徳? というものは、通用しないなあ… ということ。

現代の報道からも、そういった感覚はあるのではないでしょうか?

それらを話の中にどう落とし込んで、現代に繋がる作品に仕上げるか…


反戦のメッセージを表した作品になります。

読むに値すると感じましたら、是非SNS等で紹介して下さい。励みになります。


戦争が起ころうとも、物語は当初の構想のまま展開していきます。

長編となりますが、よろしくお付き合いください。 2022.12.30


参考文献:ロシア原書年代記(名古屋大学出版会)ほか

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