プロローグ
始まりました作者の性癖ノンストップ妄想タイム!
ずっと俺のターン!
ドロー!
幼女!
ってくらい幼女を出していく予定ですよろしくお願いします。
「はっ……はっ……はっ……」
いったいどれだけの時間を走り続けただろうか。
もう足はボロボロなのに追っ手は全く諦める気配がない。
何とか物陰に隠れて一先ずやり過ごしたが、このままではジリ貧になることは目に見えていた。
「やっぱりここから逃げ出すなんて無理だったのだわ!」
「ちょーっとこれは厳しいにぇー……」
共にこの白い牢獄を逃げ出そうと言った子にもいつもの余裕ぶった様子はなく、白いフードに隠れた顔には汗と共に焦りの色が浮かんでいる。
もはや絶体絶命だ。
「このまま捕まったら絶対ただじゃすまないわ! なにか方法はないのかしら!?」
「……一つだけ方法はあるにゃ」
「なに!? どんな方法なの!?」
その方法はこの絶望に射す光明となるのか。
期待して待っているとその子は覚悟を決めるように唇を噛んで言った。
「渡界にゃ」
「……それ、理論上可能だけど不可能な奴じゃない。もっと現実的な案を出してほしいのだわ?」
もっと確実な案が出ると思ったのにちょっと期待して損した。
渡界は文字通り別の世界へ渡ると言う奇跡なのだがそれは大量の生命力と渡る世界への座標が必要とされている。
つまり一度別の世界へいって座標を設置しないと渡れないと言う本末転倒な話なのである。
「みぃだったらできるにゃ」
「そんなわけ……本当なの?」
「本当にゃ」
彼女は普段とはうってかわって真剣な表情で見つめてくる。
その目はどうしても嘘を言っているようには見えなかった。
「でも座標は? 生命力は?」
「此処にあるにゃ」
「此処って……まさか……」
嫌な予感は当たり、彼女は自分自身を親指で指差す。
「ダメよ! そんなの! それじゃああなたが死んじゃう! 一緒に逃げようって言ったじゃない!」
「私はいいにゃ。もう十分愛されたから」
「でもっ――――」
他になにか方法があるかもしれない。
それを考えるより先に追っ手の機械達が私達の存在に気がついた。
「押し問答している時間はないにゃ! さっさといくにゃ!」
「……っ! 絶対嫌!」
一人で逃げおおせるなんて絶対に嫌だった。
ここで逃げたら絶対に一生後悔する。
「あぁもう……手のかかる子にゃねぇ……祝福は彼の身にあり。奇跡を願う者として命ずる……我が願いを聞き届けよ」
「まって……っ!」
一度紡がれ始めた詠唱は途切れることなく奇跡を模倣し、写し鏡のような異世界への扉を形成する。
「じゃあにぇ……」
「――――ぁっ!」
迫り来る灰色の波を背後にみぃちゃんは微笑んで私を光の中へ押し出した。
ダメだ。
ここで別れるのは絶対に嫌だ。
一人にしないで――――。
私を押したその手を掴もうと伸ばした指先は何にも届くことなく、光の中に包まれて消えた。
これはブロローグです。
次から主人公出てきて本編となります。
なので次だけすぐに投稿します。
蛇足:どうしてもニャンちゅうが頭から離れない。




