表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

書き換えられた世界

本の改変は俺の家にある本だけではなかった。

ネットで調べても、本屋さんや図書館で読んでも変わらなかった。


「なんでだ、なんで変わってしまったんだ」

「お客様、図書館では静かにしてください」

「あっ、すみません」

図書カウンターの人に怒られてしまう。

「なにが起こっているかわからないけれどいったん帰るか」

俺は帰ろうとすると

「奇声発してる人がいると思ったら翔一じゃない」

「お前はめぐみ」

茶髪ショートカットで俺の幼馴染の鈴川めぐみが俺に話しかけてきた。

「それが童話の終わりが変わってしまったんだよ」

「どれどれ」

少女は俺が手に持っている白雪姫を覗き込む。


「ふつうじゃないの?おきさき様と」

まじかよ。

改変されたのは、本だけじゃなかった。

人の記憶も書き換えられていた。


どうなっているんだこの世界は。

何が起こっている。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ