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苗との出会い

 つ、疲れた……。

 結局、今日もまたサービス残業を避けられなかった。

 オマケに雨まで降ってきた。土砂降りの豪雨である。


 遠くの方で、カミナリが光った。ややあって、ドーン! という音。


「おおおっ、怖え」


 折りたたみ傘の下で、体をすくませる。

 くわばらくわばら。くわばらの意味は知らんけど。

 そんな風にくたびれ切って家路を歩く俺の視界に、妙なものが飛び込んできた。

 それはゴミ捨て場に置かれた、一つの鉢植えだ。

 LLサイズの十号鉢植え。テラコッタのくすんだ赤褐色で、表面には猫のレリーフが刻まれている。


 また、稲光が。光った。その瞬間、俺はドキリとした。

 鉢植えの上に朽ちかけたダンジョンと、その陰で光る金色の玉を見たからだ。


「えっ、まさか……?」


 慌てて走りより、スマホのライトで確認する。

 間違いない。ダンジョンスプラウトの苗だ!

 ダンジョンスプラウト読みこみアプリ『ラビスコープ』を立ち上げる。

 スマホのカメラと磁気読み取り装置をそちらへ向けると……。



 ダンジョン名:▓◆□■◇▽

 レベル:22

 経験値:◆□□■

 属性:水

 冒険ログ:エラー。読み取り不能

 状態:ひじょうに悪い。死にかけてます。

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よろしくお願いします。

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