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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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創作と現実


私が作品を書くときの創作物と現実ってのは、基本は分けて考えてます。


それは私の原点である『夕凪.com』名義のスタンスだからですね。


作品を通じて笑顔になってもらいたい、楽しんでもらいたいが根本的なスタンスだし、これは絶対に曲げられない信念です。


他サイト掲載やBL系は瓊紗名義を付けてますが、夕凪.comを消さないのはそう言う理由があります。


ただ先日、そんなスタンスを揺るがすニアミスがありまして。


瓊紗名義の方で最初参加していた集まりがあるんですが、ちょっと思ったことがあって、主宰さまに謝罪をして抜けたんですよね。


そして数ヶ月が経ち、その集まりによる創作が、現実の凄惨な事件と関連付けられて、SNSで面白おかしく紹介されているのを見てしまいまして。


もしも私がまだその集まりに参加していたとしたら、自分の根本を揺るがす引退の危機でした。


現実と一線を引いているから笑えるものもある。お笑いのネタもそうです。よく聞くのが、昔はネタとして楽しめたけど、今は現実がそうさせないと言う話ですね。

現実と紐付けられたがゆえにネタとして楽しめないんですよ。

夕凪.com自体がお笑い芸人みたいなところがあるので(もちろん芸人名鑑には載ってません)、ネタを現実と関連付けられたら、楽しめない。作者自身も楽しめないのに、読んでくれる方が楽しめるわけがない。


だから自作品が現実と同期させられるのは本能的にアウトだと思ってます。


現実とは一線を画す。

それを踏み越えるならば、それ相応の覚悟が必要かなと思います。

作品が完結しても、削除しても、現実と同化させたことで生まれた悲哀は決して消えませんから。

それでひとを笑わせることなんてできるはずがないんですから。



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