創生の始まり
”平等”
誰もが一度は考える言葉
何をもって平等とするのか?
犬も同じ親から産まれた兄弟たちが母親から一番いい乳をもらうため生を受けた瞬間から争う。
そこはただ早く動いたものが兄弟のなかで優位に立てる。いわば産まれた瞬間から人生の勝負の場に立っている。
平等というならば同じ日に産まれた兄弟たちでも先に母犬の腹から産まれた兄弟犬の方が有利ならば同時にお腹から生み出されないと平等とは言えない仔。
人はそこで後から産まれた仔犬が母親から上手く乳をもらえなければ上手く手助けして”平等”に均一に乳を与える。
だが兄弟犬たちからした、それは平等といえるだろうか?
先にお腹からでるという努力と運を経て一番乳の出のいい場所を確保した犬からしたら優位な立場を見えない手でリセットされたことになるのだから。
人で言う平等とはどこまでの条件を平等とするのか?
生まれた時代、
生まれた国、
生まれた町、
生まれた建物でいくつもの家庭が生活している
おなじような生活水準、価値観
このスタートをもって平等とするのか?
それとも身体的特徴の均一化までも含むのか?
他の地域も入れるのか
他の国も入れるのか?
その場合の身体能力の差はどうするのか?
そんな平等に正義があるのか?
その場合の正義はどこにあるのだろうか?
”共通の正義”
人によっては変わるだろう
男性なのか?
女性なのか?
若いのか?
老いてるのか?
立場によって変わるだろう
独身なのか?
組織に属しているのか?
守るものがいるのか?
信念があるのか?
神を信じているのか?
決して答えは出ない
十人十色となり
一つの色となることはない
しかし
質問するときの状況を変えよう
誰かが考えた。
その条件が隠された時どうなるだろうか?
人は意見が変わるだろうか?
人の身では出来ないことだろうが
テストしてやろう!
神の力で