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次なる影

 安井の部屋から出ていくヘスティアを

 遠くから見つめる影があった。


 ふっふっふっ

 ヘスティアめ抜け駆けし勝手に動いて破れた様だな 

 情けない!所詮は愛にうつつを抜かす女神

 情に絆されたか

 だが奴は我ら四天王最弱

 我は人とみて油断なぞせんぞ

 仕方ない

 四天王最強たる

 我が動こう


 グゥ!うっ!

 影は右手を左手で掴み

 うずくまる。

 落ち着け!

 封印されし地獄の業火よ

 ここで封印がひとたび解ければこの世界は滅び

 ゼウスとの天地をかけた戦争が始まってしまう。

 だが今はその時ではない!


 影は次に左目につけてる眼帯を手で押さえる

 お前もか!

 右眼が赤く光る

 俺の中にいる

 もう一つの人格

 争いのみを求める修羅が暴れようとしている

 分かっている!

 近いてるのだなその時が

 ゼウスめ!

 何を企んでいる。

 だが

 思い通りにはいかさんぞ!


 うずくまり虚空を睨む影

 我は騙されんぞ、

 我はヘスティアやゼウスの眷属とは違う

 貴様の企む企てを未然に防ぎ

 これから起こるであろう天地の争いの前哨戦をものにしてゼウスの悔しがる顔を見てやろう!


 我こそが

 全知全能なのだから


 だが我の動きをゼウスにバレる訳にはいかぬ


 さて、どおしてやろうか


 まずは我の力を封印せねば



次なる刺客 現る

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