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炉の神ヘスティアの相談内容


 俺は意地悪する為ヘスティア様の悩みを断った訳ではない。

 ただ自分ではこの話の力になれるとは思わなかったからだ。

 ちゃんと仕事として話を聞いた以上自分が無理だからと無責任に放り出すことはしたくない。

 そのをヘスティア様は誤解されたみたいだ

 俺もつい意地悪な言い方をしたかもしれない気をつけよう。


 いじけるヘスティア様もといロリ神様はいちいち仕草が可愛い。

 いかん仕事をせねば


「ヘスティア様私はその悩みは力になるのは難しいから断りました。何故なら私は女性とかの色恋ざとは苦手です。だからと言って相談されたからと言って経験のない自分の言葉では自分の意見を伝えるだけで問題解決にならないと判断して伝えました」


「私は意見を聞きたいから相談したんだけど」


 混乱するヘスティア様


「ええ相談されました。ですが私の仕事は相談されて意見をいうのが仕事ではなく相談者の悩みを聞いた上でその悩みの解決に近い人を紹介する、そして悩みを共感した上で悩みの本質を相談者と一緒に炙り出して解決に向かって寄り添うのが仕事です。決して自分の意見で相談者の悩みを解決するものではないです」」


「じゃあ、どうする気なの」


「ヘスティア様同じ意見や話をするなら男性に対する同じような悩みを持ちそうな同性から聞かれたらどうでしょうか?」


「あなたは知ってるの、そんな女性」


「いいえ」


 俺は首をふる


「じゃあ、どうするの!」


 怒るヘスティア様


「ですが当てと言いますか考えがあります。ヘスティア様は夢の中で人に会えるとおっしゃってましたね」


「ええ、多少制約があるけどできるわ」


「実は私と同じ資格の勉強をしている女性達がいます。その人たちに相談してみませんか?

 同じ意見を聞くなら私よりよっぽど有意義な相談できると思います」


 いい考えだと思った。

 他の受講者の住所など知らないが同じ受講していてので名前は分かる名前さえ分かれば神の力で場所ぐらい分かるだろうし夢の中で会えば記憶も曖昧になる為本人に説明のする手間が省ける


「分かったわ。でもそれじゃあなたは他に何をしてくれるの、このままじゃ報酬なんてないわよ」


「ですので私はこの話の掘り下げをしていきたいと考えてます」


「掘り下げ?」


 ジト目になるロリ神様


「勿論この話題をしたくないなら別の悩みでも大丈夫ですし、無ければ話は終わりで報酬は結構です。

 紹介した方で力になったと思う方に与えてください」


「いいわ、この話続けましょう」

「話としては私が魅力的で美しい罪な女のせいだから仕方ないんだけども‥‥


「ああそおいうのは長くなるので良いです」


 俺は早く寝たいのだ

 仕事はするがゼウスさんみたいに長い話は現実時間では勘弁してほしい

 テーブルで対面に座っている為足を伸ばして俺の脛を器用にけるロリ神様


「話をきって申し訳ないです。今まで男性に求められたと言ってましたね。その時はどうされてたんですか?」


 ゲシゲシ俺の足を蹴るのをやめるロリ神様

 少し寂しいなんて思わないぞ


「本当はやんわりと断るのだけど諦めない相手にはゼウス様に中に入ってもらっていたわ。ゼウス様の力は絶対だからそれで解決する」


「今まではそれで解決したんですね。では今後もそれではダメなんですか?」


「色々事情があるけど一番はゼウス様の力に頼るのが出来ないというより、すべきじゃないからよ」


「すべきでないというのは、どうしてなんですか」


「それは私とゼウス様との関係があるんだけど

 私は誓いで男性を男として愛さないという誓いを立てた。それをゼウスに誓いを立てた以上ゼウス様に相談すると、ゼウス様は下手をするとその男性、それに関わる世界を消しかねないからよ」


 少し悲痛な顔をするヘスティア様

 どうやら複雑な事情があるようだ、神の関係なら神話にのっているのであろうか勉強不足を今更反省する

 今度勉強しておこう


「それは誓いを反故にしてるというゼウスさんの怒りが世界に悪い影響を与える事になることをヘスティア様は懸念されるからですね」


 頷くヘスティア様姿は幼女に違いがその顔は大人の女性に見える


「どおしてゼウスさんは、そこまで怒られるのでしょうか?」


 沈黙


 俺はヘスティア様の答えを悩む待つべきか

 本来なら待つべきだろう

 だがこの質問は今回の本質から離れてる

 答えずらいなら聞く必要はない


「ヘスティア様先程の質問は結構です。少し本筋と離れていました。申し訳ございません。質問を変えま す。 ヘスティア様は求愛される男性、世界を慈しまれてるのですね?」


「ええ、全てを愛し見守るのが私の愛なのだから」


 俺は目の前に女神を見た

 その姿は幼女ではなく

 とても美しく母のような慈愛の眼差しをたえる女性がいた。

 瞬きをする

 やはり幼女だった

 見間違いだろうか


「ヘスティア様は悩みの種となる困った男性というのは過去の男性、男神というべきかもしれませんが同じ方々なんでしょうか?」


「いいえ違うわ、過去の求愛話そちらは解決したわ。今は違う男達ね」


「過去は解決した状況の上で現在進行系で同じ状況におちいってるのですね?」

 頷くヘスティアさん


「過去の様にゼウスさんに迷惑かける訳にはいかない為そうならない様に悩まれてる相談内容という事で良いでしょうか?」


「そうよ、やっと理解したの」


「はい。やっとお互い認識を理解しました」


 いくつか確認をお互いとる事で悩みの本質に近い形で相談内容が分かった。


 話を整理しよう

 ヘスティアさんの相談内容は男性にモテて仕方ないからという内容であった。

 困った時はゼウスさんに相談して解決した

 ゼウス様はこの場合怖い父親か警察または裁判所みたいな役割であろうか

 ヘスティアさんはもう頼る訳にはいかない

 理由は男性や世界に迷惑がかかるから

 相手を心配しての相談

 その為本人の技術を聞こうとしている

 大人の女性のテクニックは外部依頼という名の他力本願を願おう。

 その上で俺にできる事を考えよう


基本主人公は神様でもクライアントになると話終えるとさん呼びになる為。ゼウスさん呼びです。

ヘスティア様はその時の神威に影響を受けて呼び方が変わります。

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