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秋の日の過ぎていく


秋の日の過ぎていく

テーブルで書きものをする

北向きの窓から外を見れば

高い空を風が流れていく


乾いた空気に乗ってやってきたのは

体育祭のピストルの合図

スタートして

走り出す

爽快の瞬間

車道を通り過ぎたのは

一匹の蝶


午後のチャイムが鳴ったら

洗濯物を入れて

お茶を飲む

風が吹いていく

湿った風は涼しくて

秋雨が降る日が近い


壁の向こうには世界が動いて

目を閉じれば

庭木も高い空もある


雲の上には神々の山嶺

季節を動かしていく見えない何かが

大きな歩幅で山を跨いでいく


明日からは雨

まだ今日は曇り





朝の道を行けば

銀杏が落ちているようになった


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