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小さい秋と高い空



木洩れ陽の下を

歩いてみた


高い

遠いところから

秋が奏でられて


雲のかたちが

刻一刻変わっていく


神聖な

ひかりの輪郭


金色は

かみさまのいろ


ひかりはあたたかな

天の恵み


地面をじんわり温めながら

落ち葉をあかあかと

やさしく土に帰す


木の実

ころころと

並んでる


ぱらぱらと音を立てて

落ちてゆくのは

天狗のつぶて

かな


見上げてみたら

木の葉を透かして

ぽかぽかした日差しが照らして

木は幸せそう

ぽかぽかと

あたたかいなあ、と

声が聞こえてきそう

おおきな幹から














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