25/82
台風一過の朝に
夜半、強い雨の音を聴く
突然の雨はスコールのよう
あ、台風の腕が上空に来ている
日本列島くらいの大きさで
目、ひとつに、腕の数変幻自在の
あいつは白くてやっかいな
生きものみたい
百日紅を散らして
街路樹を揺らして
通り過ぎていく
そして、朝になる
しとしと雨の朝
ザーザー降りの昼
降ったと思えば、止んだりする
夕方になって、遠くの西空が晴れてきた
なんて壮大で、鮮やかな夕焼け
こちらの上空はまだ曇り空で
ブルーで灰色で、時々、茜色
夜半、強い雨の音を聴く
突然の雨はスコールのよう
あ、台風の腕が上空に来ている
日本列島くらいの大きさで
目、ひとつに、腕の数変幻自在の
あいつは白くてやっかいな
生きものみたい
百日紅を散らして
街路樹を揺らして
通り過ぎていく
そして、朝になる
しとしと雨の朝
ザーザー降りの昼
降ったと思えば、止んだりする
夕方になって、遠くの西空が晴れてきた
なんて壮大で、鮮やかな夕焼け
こちらの上空はまだ曇り空で
ブルーで灰色で、時々、茜色