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過ぎていくものたちに
できることなら
もう少し、続けていたかった
透き通る葉のような
日々の暮らしを
人間に、疲れました
喜怒哀楽の、感情の荒々しい波立ちに
毎日、誰にも会わずに
わたしが関わりたいと思える
ごく僅かな人たちと
朝日を浴びたり
木漏れ日を味わったりしながら
現世的な喜び……
愛だとか、地位だとかとは無縁のまま
ちいさな暮らしを続けていけたなら
どんなにいいかと思うのです
詩の世界で
音楽を聴きながら
静かに暮らしていけたなら
そんなことを、思うのです
できることなら
もう少し、続けていたかった
透き通る葉のような
日々の暮らしを
人間に、疲れました
喜怒哀楽の、感情の荒々しい波立ちに
毎日、誰にも会わずに
わたしが関わりたいと思える
ごく僅かな人たちと
朝日を浴びたり
木漏れ日を味わったりしながら
現世的な喜び……
愛だとか、地位だとかとは無縁のまま
ちいさな暮らしを続けていけたなら
どんなにいいかと思うのです
詩の世界で
音楽を聴きながら
静かに暮らしていけたなら
そんなことを、思うのです