表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/81

詩を作るということ


詩を作るということ

その目的に決まりなどありませんが……



外界から語りかける何か

内面から生じてくる何か

特に心を動かされるものたちに

形を与えようとして


言の葉を綴り

その雫をわたしの内側にある

水鏡に一滴、落として

波紋の広がりをみて

水音の反響を聞いて

調和するように直し

また新しい一葉を連ねていく


そうして望んだ姿に

近づけていく


それが詩を作るということ



願わくは、生まれたものたちが

夜明けの朝露の甘い雫となり

晴れた空に吹く心地よい風となり

闇夜に輝く星となり

雨の日の慈雨となって


忙しい日々の中にも茶菓子があるように

ひとときの安らぎとなりますように







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ