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 あれから数日が経った。


 こちらの世界での生活には少しだけ順応してきた、と個人的には思っている。

 とは言っても、現代と中世ファンタジーみたいな技術格差が隔絶していたわけではなかったのが大きい。


 ここ数日で家の中は大体把握はした、まあ子供が入っても不自然のない部分のみだけどね。すると家電なども多くは魔石装置や魔道具で代替されていた。

 魔石装置は名前の通り魔石に充填された魔力を動力源にして動くものだ。一方で魔道具は、生まれもって先天的に多くの人が身体の内に保有している体内魔力を動力源にしている。勿論魔力の保有量には個人差はあるが、一般人の持つ微々たる魔力量でも問題なく動くように調節されている。

 魔法の水が出る蛇口のようなもの、魔法で模擬的に熱源を発生させ料理するコンロ互換装置、物を冷やす魔法を持続させることで箱の中を氷室状態にするという冷蔵庫っぽいやつ、などなど……基本的な家電に関しては一通り家の中に揃っていた。

 今まで何となしに違和感なく使ってたけどエアコンも魔法で動いているみたい、現代だとほぼ当たり前だから何も感じてなかったけどこの夏場にこれあるのはありがたいね。エアコンなし世界とか生きていける気がしないわ。

 そうそう、お風呂もお母さんと一緒に入っているんだけど、温水シャワーが出るのは驚いた。まあ確かに水魔法で出るのが常温の水だけってことはないか、と目から鱗。


 逆にあまりにも現代に近いから、うっかり水道水を飲む要領で、水発生装置の水を飲もうとしたときは怒られた。

 どうも水発生装置で生みだしている『水』というのは正確には水ではなく、水に極めて近い性質を持つ別の物質で『魔力感応水』という別名があるみたい。

 なのでそのまま飲むと体内の魔力と過剰反応して体調不良を引き起こす、とのこと。うーん、ファンタジーだね。


 そのため、とにかく口に入れる水については、たとえ加熱するにしても絶対にお店で買ってきた水を使う。水発生装置から出てくる『魔力感応水』はスープや麺の茹で水などにも使用は厳禁だ。

 食器洗いくらいなら蒸発? するので大丈夫らしいだし、皿に付着した水滴程度の少量なら仮に口に入っても問題はないみたい。


 基本的にこうした装置の動力は先に説明した通り、魔石を使う魔石装置と自分の体内にある魔力を消費する魔道具の2種類があるが、家にある装置はどちらでも動力源にできるようだ。まあ基本的には魔石の方が使いやすい。というのも所定の場所に入れておけばそのまま使えるからね。普段使いは専ら魔石だ。

 ただ魔石動力だけだと災害時とかで魔石の供給が滞ると全部家電が動かなくなってしまうから、そういうときのために魔力でも補給できる兼用装置を家では買っているみたいだね。言わば魔石装置と魔道具のハイブリットタイプ、というやつらしい。



 それとは別に、ひとつ大きな問題を私は抱えている。1人になる時間というかプライベートな空間がほぼ存在しないのがまだ1週間ながらも結構苦痛になっている。

 いや、確かにまだ子供ってことを考えればね、親が付きっきりというか見守っているのは当たり前だし、むしろ尊敬すべきことだってのは分かってはいる。

 ただねえ、精神面が全然子供じゃないからねえ、ずっと一緒に居られるってのは、やっぱ慣れない。特にこっちくる前は1人暮らし始めちゃってたのも尚更だ。


 確かに1人で行動できない、というのは情報収集が自由にできない、という面でも問題ではあるが、そういった理屈を抜きにしてもある程度パーソナルな空間がないと辛い。

 いや、まあ、慣れるしかないのか、うーん。数年辛抱すればもう少し自由度は高まるとは思うけど、先が長いね。



 あっ、そうだ。情報収集と言えばお父さんの書斎が怪しい、というか現状家の中でおそらく最も様々な本や新聞などが置いてありそうだ、中に入ってまで確認は出来ていないが。

 そのため、少し冒険に出てみようと思う。少なくとも家から出ない限り、部屋から出ない限りはお母さんが家事をしているタイミングであれば大人しく音を立てたりしなければある程度自由に行動はできる。


 そもそも初日も、起きた時にはお母さんはいなかったし。つまり、寝ているときまで付きっきりというわけではないということだ。

 なのでトイレに行くと言って、こっそり書斎に立ち寄り目についた本を持ち出し、寝室まで持っていく。

 泥棒みたいだけど家の中で本を動かすだけだから勘弁して欲しい。それで寝室の収納棚には絵本とか児童図書を置くスペースがあったので、そこに紛れるようにして置く。あるいはブックカバーだけ外して持ってきた本に被せれば誤魔化しもできるだろう。


 そして何より、イタズラとかお遊びの範疇で済む、ということがベストである。もし見つかったとしても怒られるだけだ。リスクとして背負うものは限りなく低いし、家の外に1人で出ていくわけではないから危険はない。


 ……よし、早速決行だ。





 案外さっくりと成功した。あんまり書斎で物色する時間もなかったので、目線に合う部分で使い込まれたノートのようなものを引っ張ってきた。本棚でも結構床に近く端の方に置いてあったので、日常的に使ってはいなさそうだったのでこれを選んだ。

 まあ役に立たなかったらこっそり戻して別の本持ち出せばいいだろう。


 そうして持ってきたノートは、どうやらお父さんの手書きらしかった。中をはらりとめくってみる。結構急いで書いていたところも多くところどころ字が雑だ、読めないという程ではないが。

 もしかして日記か、と思いもう一度表紙を見て、何気なく裏表紙を見る。そこには『アデルバート・フリサスフィス』と書かれていた。これはもしかしてお父さんの名前かな。


 そして最初のページを再度開くとそこには、『魔王侵攻に関する備忘録』と書かれていた。


 魔王侵攻……『黒の魔王と白き聖女Ⅴ』のゲーム中では森の民と聖女の国の戦争中に『瘴気の森』から現われ森の民領土を破壊した勢力だ。

 実際に魔王が前線で指揮しているわけではなく後背地に居るが、通常では考えられないくらい魔物が大規模かつ組織的に行動してくる。これのために魔王侵攻前の一応拮抗状態にあった聖女の国と森の民両国のパワーバランスが崩れ聖女の国へと降伏することとなっていた。

 そしてその降伏条件に婚約破棄が含まれているためゲーム中での悪役令嬢失脚の一大トリガーであることは間違いない。


 ただし、その侵攻は戦争中盤での出来事なので今から大まかに考えても20年程度は先の出来事だ。


 では、お父さんが残しているこの魔王侵攻とは何か。


 ゲーム中のヒロインは度々魔王侵攻の可能性を考慮しており、事実シナリオ中でもその兆候を掴もうとするイベントは存在している。その中で『先の魔王侵攻』として語られる出来事がヒロインの生まれる少し前にあったことが語られている。おそらくは書かれた『魔王侵攻』とはそれ(・・)のことなのだろう。




2月15日

 上へ提出する公的な業務日報とは別に私的な備忘録として魔王侵攻に関する情報をまとめることにした。

 されどこれを記している時点で初報からは3日が経過している。建制上魔法使いの所掌機関はおしなべて『瘴気の森』ひいては魔王侵攻に対抗するために設立された経緯がある。しかし我が国が統一国家として樹立してから未だ20余年程しか経っておらず、今次の魔王侵攻が我々魔法使いにとって初の有事となった。


 その為私の所属する魔法幕僚本部第一局は多忙に多忙を極めた。出征と団隊管理がうちの役目だ。設立当初よりずっと準備してきたがそれでも足りず、各部署ともに不眠不休の体制を敷きそれでも尚小康状態を保てているかどうか、という危機的状況だ。

 初報は意外にも商業都市国家群への侵攻よりもたらされ、その直後に我が国最北の地たるオーヴルシュテック州カウトフルス市で統率された魔物の群れを確認したことが報された。

 そこからは今までずっと出征部隊の編制を練っては送り出しを繰り返していた。即応可能な魔法部隊は全てオーヴルシュテックに送っており、後備兵や退任した魔法使いなどを呼び戻している最中である。

 また、魔法使い部隊以外にも錬金術師の連中も小規模ながら常備部隊を持っているのでそれも日取を調整し送り出した。

 近衛は流石に王都から動かせないので商人や貴族の持つ私兵や民間の軍事部隊――早い話が自国民傭兵だが、これらも有事ということで我々の指揮下に一時的に編入されている。


 というわけでオーヴルシュテックの国土防衛だけであれば現有戦力で目途がつき一段落した。しかし、我が国と瘴気の森は他の州でも接する部分は多い。最大の兵力は最北の地に割かねばならぬが、全土を防衛するとなるとまだまだ戦力は足りないのである。


 戦力と言えば初報が入った段階で私も若手同期と共に、魔法使いとしての責務を果たすために出征部隊にたとえ一兵卒であろうと防衛の任に就きたいと転属願を出し志願したが、上司にはにべもなく拒絶された。

 直後からの多忙さを鑑みればここの人員を減らすのも問題であることは分かるが、それでももう一度訴え出るべきだろうか。魔王侵攻という国家存亡の危機に安全な後背地でのうのうと暮らしているのは心苦しく思う。



2月17日

 通信では前線の状況は可もなく不可もなくといったところらしい。しかし魔力通信は簡易的な報告しか届かないため詳報は不明だが負けてはいないようだ。

 しかし戦死の報告がやや多い。貴族私兵の中には指揮官クラスの死者が出ているようだ。錬金幕僚本部の第一部第一課やうちの魔法省の医務局とも連携してとりあえず医療チームの増員の派兵計画を立てているところだ。


 またオーヴルシュテックからひとつ州を挟んで南のエッヒカトン州でも魔物の目撃情報が入った。こちらには後備兵で編成した増派部隊を既に送っている。



2月18日

 悪態をつかずにはいられない。どうやら商業都市国家群の戦況が芳しくなく、こちらに援軍を要請してきた。信じられない、我が国だって侵攻を受けているのだぞ。自分の国くらい自分の手で守ってくれ。


 かの国の要請は我が国と商業都市国家群の間に存在する街道の民の護衛であった。まあ確かに彼らにとっては異国ではある。しかし名目上は商業都市国家群の保護国ではないか。

 そして我が国も我が国だ。ギリギリの状態で防衛しているというのに、ちらつかされた戦後の街道利権に目を奪われあろうことか引き受けたのだ、馬鹿な。自国の防衛が優先だろうが。すぐに送ることのできる兵など一兵も無いのだが。



2月19日

 我が国の上層部は阿呆ではあったが無能というわけではないらしい。街道護衛の為の戦力を捻出するために形骸化していた州兵制度をひっぱり出してきて、即日で魔法省の外局としてこれを管理する州兵総局が設置された。

 州兵は我が国の統一時に各々の部族や貴族家で雇っていた農民徴募兵をそのまま解散させると反乱の危惧があったのでやむを得ず内乱を避けるために設置された名誉部隊のようなものだ。

 農民徴募兵部隊というのが肝要で、本制度を利用、というかほぼ悪用することでほぼ強制的に地域の住民を兵士に仕立て上げることが可能だ、とこじつけたのだ。これにより書面上国民皆兵の形となる。


 そして名目上は州総督の指揮下におかれるが有事での指揮権統一のため無理やり魔法使いの隷下に捻じ込んだ、そのための州兵総局設置、とのことだ。


 しかし問題は一から徴兵し訓練する必要があるため、本当に最低限の訓練だけ行い前線に飛ばすこととなる。それでも30日程度は要するとのことだ。一応誰でも魔力は有していることから魔法銃の取り扱いさえ学べば形だけでも戦力になるだろう、とのことであった。

 まあ良くはないだろうがとりあえずそれは別にいい。しかし問題は他に適任がないからと、その州兵部隊の編制も魔法幕僚本部第一局(うちの部局)でやる羽目になった。

 しかも初回動員でひとまず10万は集めるそうだ。そんな数想定してねえよ。うちの部局だけじゃ絶対人手足りねえ。やっぱ阿呆だようちの政府。



2月21日

 人手が足りない。絶対足りてない。

 昨日の段階で錬金幕僚本部の第一課の連中を根こそぎこっちに引っ張り出した。錬金術師と魔法使いの職掌範囲は本来全然違うし、何ならそれぞれ敵視していたりもするが、最早そんなこと言ってられねえ、知ったことか人が足りないんだよ。


 錬金術師側もあまりの無理難題を押し付けられた魔法使いに対して嘲笑を超えて同情すらしていたらしい。まあ目血走った我らが錬金幕僚本部に乗り込んだときは武装蜂起と勘違いされ撃たれかけたが、人員を拉致ゆうずうできたので無問題だ。

 後は魔法省からも魔法事務局の魔法庶務課の官僚組の先輩方と整備局動員課からも少し人を借りた。ただあちらはこちらが立てた机上計画を現地指導する人員に説明する監督者も担っているのでそこまで人は割けないし本格的に動員が始まると借りた人材も返す必要がある。これは仕方がない、一番忙しい時期に人手を貸してくれるだけ充分にありがたい。


 こっちも中々にヤバいが、魔法幕僚本部内では運輸計画を担う第三局が相当ヤバいらしい。各地に動員令を発布する作業は魔法事務局が監督の下ほぼ郵便通信省に投げているが、集めた人員を訓練施設まで輸送する部分で大混乱が起きている。第三局の人員だけでは足りないのでもう本部から資料持ち出して鉄道省に乗り込みそちらの人員巻き込んで作業しているようだ。


 訓練の為の教官はひとまず魔法教育総括部の組織下にあるすべての魔法学校と、うち本部にある魔法学院の教員を送り込んでいる。それでも足りないので学生を急遽教官補佐という形で協力させている。

 後は錬金省の方の教育局隷下の錬金学校からも教官と教官補佐を調達したようだ。彼ら錬金術師の主装は本来は魔石銃で我らの使う魔法銃とは運用理念から異なるものだが、もうそこらは知らん。何もかも上層部が悪い。



3月1日

 政府が動員を拡大し既存の10万に追加し新たに15万人動員することを発表した、クソが。とはいえ15万人の方は既に訓練中の10万が前線に配置転換が終了次第動員を逐次開始するらしい。休み無いじゃねえか。


 これに付随して新規動員分の指揮官がまるで足りないとのことで、かつて転属願を出していた私にも出征の意志の確認を問う書面が回ってきた。当然、可に丸を囲う。


 実は動員前段階では若手の幹部・官僚候補のエリート層はなるべく前線には出さないように、と配慮されていたそうだ。まあ本部の第一局とか魔法使いの中でもエリート中のエリートではある、ただ若手なので下っ端の小間使い扱いではあるが。ここと同じくらいエリートと言えば魔法省の魔法事務局魔法庶務課程度だろう。


 前線配備に関しては10万の動員計画が落ち着いた後、とのこと。正直戦況はあまりよく分かっていない。というのもこのところは州兵を送り出すだけで手一杯であった。

 今は作戦立案等も行う第二局に一任されている。本来は第一局うちでも戦況把握くらいはしていたがそんな余裕はない。最初の頃は一局と二局で示し合わせて派兵していたが、今は二局の方にどこにどれだけ送るかの概算だけ見積もってもらい、それに応じて計画を立案している。



3月25日

 ひとまず10万人分の出征計画は完遂した。追加の15万人が来るまでは鉄道省を不法占拠している三局の連中の仕事だ。


 それと人員に関しても少し余裕が出た。というのも私兵や民間軍事部隊が前線に行ったため、監視していた内務省州自治局の人員に余裕ができたことでこちらに少し人手を出向させていただいた。後は治安維持部隊の統括を行っている警察局安全課の一部も同様に第二局に補充されていたようだ。


 魔法省にとって全然関係ない内務省の人員を引っ張ってくる必要があったのは、それだけ指揮官が不足しているかららしい。最早エリートとか事務方とか四の五の言っていられないほどに部隊が膨らんでいる。


 なので私もオーヴルシュテックの州都・ドローディタースに設置された司令部への転属が決まった。国内最北州であるオーヴルシュテックは当然激戦区になっている。

 ただし一番流動的に戦線が動いているのは街道の民の領土らしい。あちらは東西に3本の大街道が我が国と商業都市を繋いでいるが、最北の街道は既に戦地となっており宿場町だった場所は陥落と奪還を繰り返しているような状況らしい。


 それに比べれば激戦区たるオーヴルシュテック州は瘴気の森との外輪部に防衛線を敷き一進一退の攻防で膠着している分マシではある。相当州兵送っていたがそれでも膠着か。魔物の戦力はどうやら無尽蔵らしい。


 戦地には不慮の事態も考えられる。これまで書いた備忘録とは別のノートを持っていこう。この備忘録は家に置いていくことにする。





 ……魔法使いって結構ブラックなんじゃ? いや、流石に魔王が侵攻してきたらある程度のハードワークはしょうがないのかなあ。


 魔法使いと言うと漠然と魔法を使って魔物とか魔王と戦ったりするイメージだったけど、お父さんの仕事内容は事務仕事みたいなことっぽい。

 ここに書いてない所で戦場に行ってはいるみたいだから、全員が全員事務方というわけでもないみたいだけどね。


 確かに『黒の魔王と白き聖女Ⅴ』でも聖女の国ではあるが魔法使いになっていたが、一般的なファンタジーゲームとかでよく見る『攻撃魔法』やら『補助魔法』みたいな類のものってあんまり出ず、戦闘、というよりも戦争では部隊を率いることが多かった。

 そういった戦闘に関する魔法を使う職業、というわけではないのだろうか。


 お父さんの備忘録の中には魔法使いは『瘴気の森』ひいては魔王侵攻に対抗する、と出てきた。うん、まあそれはゲームでもそうだった。

 では実際にどのようにして戦うか、そこはあまり考えていなかった。確かに言われてみれば部隊を指揮するばかりで戦闘中に魔法使った覚えはない。



 ――『悪役令嬢』たるヴェレナがなった魔法使いとは、一体何なのだろうか。

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