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ソレは……

 確か、去年の事だったと思う。

『逃げるは~』とかいうドラマがヒットした。

漫画からドラマ化したってヤツで、電子書籍の試し読みの広告も良く出ていて、私もチラリと試し呼んだ記憶がある。


 うちの夫はミーハーで、流行りモノには取り敢えず手を出す人だ。

なので、このドラマも『人気があるらしい』とどこかで聞きつけて録画しては見る様になった。

私はテレビを見ない。

私が一人でいるのにも関わらず、家でテレビがついているときは、誰かが点けたまま放置した場合だってくらいの勢いだ。

20年前には既に、「テレビはゲームをするためにある」と言い切るレベルで。


 閑話休題。

なので、最初のうちは「また夫が新しいドラマを見始めたなー」位の気持ちで、小説を打ち込みながら音声は聞き流していた。

私専用のパソコンのすぐ横にあるテレビは、パソコン席から見ようとしても半分しか見えないから仕方がないのだ。

ちなみに、その時の夫のハマりようは予想以上で、ダイジェストなんかも録画して休みの日にダラダラと眺めたりしている位。


 私が何かで出かけていたその日。

夫はやっぱりそのドラマのダイジェストを見ていたんだそうだ。

ドラマの中で、互いの気持ちがすれ違い、『この気持ちは何だろう?』的な戸惑いを呟くシーンで、その発言がポンポコリーナの口から飛び出す。


「ソレは愛してるっていう事だ。」

「え?!」


 4歳児、愛を語る。

っていうか、一体どこでそんな言葉を覚えたんだと、夫は慄きながら私に語る。


「か〇る君?! 相手はか〇る君かな?? どう思う、ままっしゅ?!」

「えー……。そんなん、知らんよ……。」


 ちょっぴり、夫がめんどくさかった。

そんな話。

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