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茜空と蒼い月  作者: 宮月 湊
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帰宅部絶賛活動中!

 学校の終わりを告げる鐘が鳴る。家路を急ぐ者、部活に精を出す者、勉学に勤しむ人。多種多様な人がいるわけだが、まぁ…アレだ。俺は堂々たる帰宅部としての活動に勤しんでいる。


 自転車に跨り、荷物をカゴに突っ込み、ブレザーの中に携帯を仕込み、教師の目を盗んで制服を着崩す。さらに言えば我が心の友も隣に俺と同じく自転車に跨り、荷物をカゴに突っ込み、ブレザーの中に(以下略)…。


 素晴らしい。後は無事家に到着すれば俺の任務は完了する。気を抜くな、家の敷居を跨ぐまでが部活だ。







 我が輩は人間である。名前は既にある。名を朝日 理と言う。何を隠そうこの人間、運動神経が良いわけでも無く、学才があるわけでも無く、芸術センスがあるわけでも無い。かと言って格別才能が劣ってるわけでも格別友達が少ないわけでも無い。




 そう、





 要は平凡な男子高校生なのだ、俺は(因みに2年生である)。







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